日本鳥学会札幌大会(1日目)

今日から4日間、札幌の北海道大学札幌キャンパスで開催される日本鳥学会2016年度大会に参加しています。初日は夕方の自由集会からなので、朝のうちに北海道入りして午前中はバードサンクチュアリの先駆けである「ウトナイ湖サンクチュアリ」に足を伸ばしました。

秋風が吹き始めているものの、歩くとかなり汗が出ます。そして、予想はしていたものの、蚊がすごい!
それでもエゾリンドウが咲き乱れ、きもちの良い広い空を堪能しました。

本州では見られない鳥のひとつ、ハシブトガラがお出迎えしてくれました。でも、印象としてはシジュウカラよりも数が多いようです。

そして、北海道といえば、シマリス!

木道上に出てきてかわいすぎるその姿をたっぷり見せてくれました。

うしろ姿までかわいい!
そして、札幌へ移動し、クラーク博士像にご挨拶し・・

初日の会場である北海道大学総合研究博物館に。

1ターム目の自由集会が終わり、これから2ターム目に入ります。
明日は私自身もポスター発表をするので、今晩はあまり無理をせずに休息したいと思います。
(生物担当学芸員 秋山)

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”博物館実習生展示”の展示物作り

こんにちは!

地質分野で実習を行っている 阪西 大和 芦港 佐野 です。

今日は、明日(9月17日)から開催される、博物館実習生展示の展示物作り、列品作業をおこないました。

まず、川砂についての展示をするので自分たちで採取した川砂を準備しました。

展示パネルの設置は大変でしたがわかりやすく伝えるように工夫していきました!
見る人の立場に常に立って展示を制作したので注目して見て下さい!

地質分野だけではなく他の分野も展示を作成しています。

明日・明後日(9月17日、18日)は、展示解説も私たち実習生がおこなっているので是非ご来館ください。

阪西亮平 桜美林大学
大和妃香里 桜美林大学
芦港菜月 東京都市大学
佐野雄也 日本大学

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久しぶりのカイコの授業

今日は約3ヵ月ぶりに、カイコの授業を行ってきました。お相手は、緑区の作の口小学校の3年生のみなさんです。

すでに先週末、蚕種をお渡しして、今週初めにはふ化して絶賛飼育中です。生徒のみなさんのぐいぐいと前に出てくる興味の風圧に負けまいと、一所懸命お話しました。

このカイコの授業では、繭になったところで中身の蛹を殺してしまうことをはっきりとお伝えします。
「えーっ!?」と驚き戸惑う生徒さんたちに、農作業としてカイコを飼うことの意味をじっくりとお話します。

これから育てていく楽しみと不安がないまぜになった表情に、伝えたかったことがしっかり伝わったという感触を得ました。
これから3週間、カイコの命としっかり向き合っていただきます!
(生物担当学芸員 秋山)

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糸のような・・

種子を蒔いたことすら忘れていたのですが、博物館駐車場のフェンス際に蒔いた種子からこんな不思議なつると葉が伸びてきました。

他に類の無い形、魚のあばら骨のような細く切れ込んだ葉を持つのは、ルコウソウ(ヒルガオ科)です。畑の雑草となっているマルバルコウに近縁の植物ですが、こちらは園芸用に売られてはいても、ほとんど野外で雑草化しているのは見ません。個人的に大好きなヒルガオ科の中でも、もっとも好きな植物の一つです。

マルバルコウが朱色の花であるのに対して、こちらの花は緋紅色(ひこういろ)、つまりクリムゾン(真っ赤な色)です。
ただ、この株の種子はたしか白花だったような(^_^; 記憶が定かではありません。
そういえば、道端でこんな植物も咲き出しました。

シロバナマンジュシャゲです。白花のヒガンバナですが、シロバナになると漢名の方の名前になるのが不思議ですね。
間もなく咲くであろうルコウソウの方は、色がはっきりしたらまたこのブログにアップします。
(生物担当学芸員 秋山)

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博物館実習(歴史)&原当麻周辺ぶらり歴史さんぽ~人生の大先輩のあたたかい眼差しの中、無事に説明!?~

今日は歴史分野の博物館実習4日目で、原当麻周辺ぶらり歴史さんぽのスタッフとして、見学場所の解説を1人1ヶ所行いました。

天気予報は午前中曇りながらも早朝には雨が降っていたため、緊急連絡先としてお知らせしていた博物館の携帯電話は開催するかの問合せで朝から鳴りっぱなしでした。そのため、何名かのキャンセルはありましたが、22名の参加者と随行協力の相模原縄文研究会ほかスタッフら総勢29名で9時に原当麻駅を出発しました。

集合の原当麻駅改札・・・受付、名簿チェック、資料配布中

今回のサブテーマは「中世のお城・館跡や古代遺跡をめぐる」で、麻溝地区にある城館伝承地、古墳、寺社などをめぐりました。特に3ヶ所の城館伝承地は、石垣や天守があるような城ではなく、決して有名でもありません。というより、ほとんどの方が麻溝に城館なんてがあるの?と思っていたかもしれません。そのため、各城館の伝承などに熱心に耳を傾けていただけました。

当日配布資料表紙・・・こんなルートでした

実習生の説明担当は、下溝の天応院、当麻の浅間神社、東原古墳、市場天満宮でした。実習生の説明も、共通実習での展示解説、今回の下見、そして今日に備えて事前によく調べた成果もあり、説明もよくまとまっていたと思います。何よりも実習生よりはるかに人生の大先輩の参加者が、まるで孫を見守るかのようにあたたかい眼差しで説明を聞いてくださったことに感謝します。(笑)

実習生トップバッター 天応院・・・お墓に囲まれて

実習生第2陣 浅間神社  「麻溝にも富士信仰が・・・」

実習生第3陣 当麻東原古墳 市内の古墳で唯一馬具の副葬品が出土!

実習生しんがり 当麻市場天満宮 創建は1073年との伝承あり・・・

下見もかんかん照りで、晴れ男、晴れ女を自負する?私と実習生たちですので、本日も探訪中は一度も雨が降ることなく、正午過ぎに無事にゴールの田名向原遺跡に到着しました。

実習もあと2日となりました。次回は、実習生展示の準備ですが、この探訪での活動をもとにした展示を行う予定です。最終日の9/18(日)の午後には実習生による展示解説もありますので、ぜひご来館いただければ幸いです。

なお、お城情報ですが、10月~11月には磯部城(南区磯部)や小沢城(愛川町)の見学もある歴史講座を開催予定です。詳しくは広報さがみはらや博物館HPで後日お知らせします。

(博物館実習生 瀬野尾、田岡、中村、渡邊)

(歴史担当学芸員 木村弘樹)

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100パーセント

今日は昨日に引き続き、植物学教室「花の観察と植物画」の2日目を実施しました。
昨日の草本から、今日は木本、つまり、木の枝を課題としました。

講師で植物画家の豊田路子さんによるご指導は、進行の度合いに応じて全体のバランスと細部の描きこみ方を手際よく説明してくれます。講座は終始なごやかに楽しく進み、みなさんとても集中してボタニカルアートに挑戦されていました。

20代の若い参加者もいて、幅広い年代の参加者をお迎えできました。

今回、スタッフとして大変嬉しかったことがあります。それは、2日間とも出席率が100%だったことです!私自身、連続講座でパーフェクトの出席率というのは記憶にありません。これは講座の雰囲気が良くなければなしえないことだと思います(自画自賛!)。
二つだけ完成作品を。まずはキンカンです。

こちらは、サンザシです。すばらしい出来映えです。

講座は二日間と短くも、実施時間は合わせて10時間!お疲れ様でした!
(生物担当学芸員 秋山)

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植物学教室1日目

今日は10時から植物学教室「花の観察と植物画」の1日目を実施しました。
植物画家の豊田路子さんから手ほどきを受けられる初心者向けの講座で、毎回お申し込みが定員オーバーとなる人気講座です。

1日目は草本(草花)をモチーフにします。実物大で正確に描くというところが植物画の必須条件でもあり、ごまかしのきかない難しいところでもあります。
ほとんどの方が初めて植物画に取り組まれていたのですが、どうしてどうして!午後4時の講座の終わりにできあがった絵はどれも、本格的な植物画でした!

学校などで使う簡易のマットをのせるだけで雰囲気が変わります。

ふだんの生活ではとても確保できないような集中した時間を過ごされて、みなさん充実した表情で帰って行かれました。
明日は2日目、木本(木の枝)を描きます。
(生物担当学芸員 秋山)

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尾崎咢堂を知る巡回企画展-「憲政の神」といわれる郷土の偉人紹介- 橋本で始まりました

本日からシティプラザはしもとの6階ロビーにて、「尾崎咢堂を知る巡回企画展-「憲政の神」といわれる郷土の偉人紹介」を開催しています。

尾崎行雄(咢堂)・・・この写真が表紙の「ゆかりの地マップ」も無料でもらえます!

この巡回企画展は、緑区又野出身の郷土の偉人 尾崎行雄(咢堂)の業績や生き方を広く市民に知ってもらうため、今年度4会場で行う企画展です。
企画・運営は尾崎行雄を全国に発信する会と相模原市立博物館の協働事業で行っており、われわれ博物館職員と同会員にて準備を行いました。

展示準備中です

尾崎行雄については、明治23年(1890)から昭和28年(1853)までの60年余りわたり衆議院議員を務め、その間ワシントンへの桜の寄贈や二つの「フセン」(不戦、普選=普通選挙)運動などの業績があります。そのため、名前は知っているという方は多くいらっしゃると思いますが、業績や生き方については意外とご存知でない方も多いと思い、広く尾崎行雄のことを市民のみなさんに知っていただくため、この巡回企画展を行うこととしました。
シティプラザはしもとでの展示は、9月20日(火)まで、土・日には、尾崎行雄を全国に発信する会の会員が展示解説も随時行いますので、ぜひお立ち寄りいただければ幸いです。

展示準備完了です

会場はエレベーターとエスカレーターのすぐそばです。さっそくお客様の来場がありました。

どうしても、この期間中にいけない方も安心してください。10/1、10/2に光が丘公民館にて、10/8~10/18には相模大野のユニコムプラザさがみはらにて、 11/27 ~ 12/3には総合学習センターに巡回します。
展示内容も各会場で多少異なりますので、何度お越しいただくのも大歓迎です。

(歴史担当学芸員 木村弘樹)

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暗いかも・・

今日は、隔月で実施しているボランティア連絡調整会議の日でした。午後から博物館を拠点に活動するボランティアグループの方に出席していただき、11月の学びの収穫祭に向けた連絡調整などを行いました。
と、それだけでは15分くらいで済んでしまうので、毎回、ミニレクチャーや研修なども行っています。今回は、自然歴史展示室の暗さチェックです。

東日本大震災の後の節電要請に応える形で展示室内の照明を省いたり、照度を落としたりしてきました。しかし、5年以上が経って、省いたのか、電球切れなのかわかりにくい箇所があったり、部分的にLED化したことで明るさが変化したりしています。
そこで、ボランティアのみなさんに客観的にチェックしてもらいました。

途中、展示替えを行った部分のミニ解説も!
いつも見慣れてしまっている職員よりも、ボランティアのみなさんから見ると通路などはちょっと暗いようです。安全面や展示の見やすさなども考慮して、今後、明るくすべきところはしていきたいと思います。
(生物担当学芸員 秋山)

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沿岸のツバメ

今日はちょっと足を伸ばして、相模川の下流方面へ調査に行きました。
相模原ではとても数少ないコシアカツバメがふつうに飛んでいるところに、沿岸部だなあという実感が沸きます。

若いアオサギにレンズを向けると、なんとなく所在なさげな表情を見せてくれました。

カワセミの背のコバルトブルーに目を奪われていたら、

ギンヤンマも同じ色を見せつけながら目の前を行ったり来たりしていました。

ひさしぶりの野外調査。たくさんの汗をかいたけど、やっぱり外の方が気持ちがよいですね。
(生物担当学芸員 秋山)

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