クイズラリーはじまりました!

「さがせ、探検!クイズラリー」が始まりました!
今日と明日(8/26)、博物館の常設展示にまつわるクイズにこたえると、すてきな記念品がもらえるクイズラリーを実施しています。
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企画、運営にあたっているのは、博物館のボランティアグループの「市民学芸員」のみなさんです。いろいろな手作りのオブジェで飾り付けられた看板もあります。
もちろんさがぽんも!いつもよりたくさんのさがぽんが見られるので、ぜひ会いに来てください。
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(生物担当学芸員 秋山)

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博物館実習<生物分野8/24>

8/21、22は小中学生向けの実習をご紹介しましたが、今回は、大学生が行う博物館実習です。
生物分野の実習生は今日が専門実習の初日です。午前中は展示課題の企画を考えた後、ミニ観察会の対応です。内容は、セミの抜け殻の観察。
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子どもたちに見方を指導します。アブラゼミ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミを見つけることができました。
午後は猛暑の中、相模川の河川敷で植物採集です。展示課題で使用するので、どれを採集するかも真剣に考えます。その場で仮押し。
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河原のヤブガラシに、セスジスズメの幼虫がいました。目玉模様で脅かしているつもりかもしれませんが、なんだかユーモラスな顔に見えてしまいますね。
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館へ戻って本押しです。
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暑さにも負けず、一日がんばりました!
(生物担当学芸員 秋山)

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有害生物調査

今日は有害生物調査のトラップ交換をしました。
有害生物といっても、人間に有害な生物ではなく、博物館資料に害を及ぼす生物のことです。
トラップはエサのないゴキブリホイホイのような物を仕掛けたり、

特定の虫が好む匂いで誘導して捕獲するフェロモントラップや、
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誘蛾灯を仕掛けたりして、有害生物が進入・発生していないか調査します。
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また、収蔵庫の空気中のカビついても調査します。
これは、空気中のカビを調べる機械です。
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トラップの設置や捕まった虫の種類を調べたりするのは専門の業者にお願いしています。
博物館は資料を永続的に保管し、後世に伝えることが使命の一つですので、資料をできるだけ良好な状態で保管できるよう努めています。
(地質担当学芸員 河尻)

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地質調査日誌8/23 道志村道志川

8月23日木曜日。晴れ。
今日は道志村大室指および小善地付近へ調査に行きました。
道志村大室指の道志川です.川を渡りながら調査しました.夏ならではの調査です.

川の中程に,帯状の白いものが…
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これは流れの関係で砂が帯状に堆積したものです.
丹沢層群の火山岩のなかまや,
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凝灰岩のなかまを観察,採集しました.
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川砂と川砂中の重鉱物も採集しました.重鉱物は砂金取りの道具を使って採集しました.
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この近くからは七滝と呼ばれる2万5千分の1の地形図にも載っている滝がかすかに見られます.この写真では全くわかりません.
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現地でも知らないと気がつきませんし,探すのも難しいのですが,なんとか確認できます.上の写真の一部を拡大したものです.
七滝
七滝から少し西に行ったところにある道志村小善地付近の雄滝・雌滝でも調査しました.
こちらが雄滝です.
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こちらは雌滝です.
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川沿いの木陰は涼しくて快適に調査することができました.
(地質担当学芸員 河尻)

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あなたも学芸員 二日目

「あなたも学芸員-子どものための博物館実習」二日目は、植物の葉脈標本づくりとその展示作業です。相模原植物調査会のボランティアのみなさんに指導していただきながら、重曹で煮た木の葉の葉肉をこそぎおとしていきます。
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たくさんの葉脈標本をつくってもらいました。葉の種類は、ナンテン、ブルーベリー、ヒイラギモクセイ、コナラ、トウカエデ、ムクノキ、エノキです。種類によって力の入れ加減などが異なるので、なかなか難しい作業です。
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そのうちの何枚かはしおりにしてお持ち帰り。苦労して作った葉脈標本だけに嬉しそう。
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展示用の標本の配置は、みんなで話し合って決めます。
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最後に、エントランスに列品して、展示の完成!
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バックヤードに入ったり、資料の専門的な取り扱いなどを学んだりして、密度の濃い二日間を過ごしました。
(生物担当学芸員 秋山)

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あなたも学芸員

今日と明日、2日間の日程で、「あなたも学芸員~子どものための博物館実習~」を開催します。
学芸員の仕事を少しでも知ってもらおうと企画しました。
午前中は天体観測室、機械室、収蔵庫などのバックヤードを見学しました。

午後からは火山灰中の鉱物の洗い出しと、土器の拓本作製です。
火山灰を洗って中に含まれている鉱物を取り出し、顕微鏡で観察しました。相模原地質研究会のメンバーに指導していただきました。
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縄文土器のかけらですが、うまく拓本をとることができました。
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明日は、植物標本の作製と展示作業です。どんな実習なのでしょうか?
(地質担当学芸員 河尻)

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2つの殻

今日は博物館の敷地内で見つけたものを2つ紹介します。
1つめはこれ。ぱっと見てなんだかわかりますか?
カマキリから
そう、カマキリの脱皮殻です。
人間のような脊椎動物は、骨で体を支えていますが、昆虫の場合、外側の殻がその骨にあたります。骨で囲われていると、体を大きくする事ができないので、こうやって脱皮をして大きくなるのですね。
カマキリからアップ
アップにすると、実に細かいところまできれいに抜けているのがわかります。
2つめは、これ。
カブトムシから
なんとも無残な姿になってしまったカブトムシ。
カラスにでも襲われたのでしょうか。
多いときには4個体分くらい落ちていました。
犯人が誰にせよ、あまり味を占めると、カブトムシが減ってしまわないか心配です。
幸い、その後、それほどたくさんの死骸はみかけません。
でも、どんな味がするんでしょう?樹液をなめているから、甘いのでしょうか?食べてみる勇気はありませんが…(学芸班 木村)

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ヤサアリグモ

博物館周辺で見つけたクモシリーズ。今回はヤサアリグモです。
体長はメス 5-6mm、オス 4-5mm、林の周辺などで見られます。その名の通りアリに似ている、徘徊性のクモです。アリグモの仲間は日本にも何種かいますが、この種はやせ形で、頭の部分にもくびれがあるおかげで、よりアリに近い姿をしています。
ヤサアリよこ
ヤサアリグモ(オス)横から見たところ。かなりアリっぽいです。前に突き出ているのは大アゴ。メスの大アゴはこんなに大きくないので、もっとアリに似ています。
ヤサアリあご
大アゴをひらいています。アリと同じく、かみつかれると結構痛いです。
ヤサアリ正面
正面から見たところ。ハエトリグモと同じく、前方を見つめる「サーチライト」と呼ばれる大きな目が1対あります。
アリに擬態していると思われる生き物は、熱帯を中心に外国にもたくさんいるそうです。中にはモデルとなったアリとすぐには見分けがつかないほど似ている種類もいます。それに対し、日本のアリグモ類はどうも、それほどアリに似ていません。それでも、ちょっと見た感じではかなりアリっぽく見ますし、ご丁寧に歩くときに一番前の肢を持ち上げて、触角っぽく見せたりもします。その努力に免じて悪口は控えます。実際、そういうクモがいる事を知らなければ、見過ごしてしまうことでしょう。
しかし、そもそもなんのためにアリに似ているのでしょうか。外敵に襲われないため、という説が有力なようですが、アリにまぎれてアリを襲うクモもいるようなので、話は簡単ではないようです。【学芸班 木村】

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秋の空

猛暑のお盆最終日ですが、館の外へ出てふと空を見上げると…
ちょっぴり秋に近づいたことを感じさせる雲が広がっていました。
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高積雲のひつじ雲。もっと高い空に細かくできる巻積雲のうろこ雲と違い、今日の雲はもう少し低いところにできてます。手を伸ばして食べてしまいたくなる、綿菓子のような雲です。
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このところ、明け方の風にもちょっと秋を感じさせられることがあります。昼間はまさしく猛暑、酷暑と言う表現がぴったりですが、季節は確実に移りつつあるようです。
(生物担当学芸員 秋山)

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赤い星のおしゃれな蝶

最近、こんな蝶を見かけませんか?
大きくて、赤くて目立つ模様があって、一瞬アゲハチョウのように見えますが、飛び方がちょっとたよりなくて、色も黄色っぽくない…。
アカボシゴマダラ
この蝶の名前はアカボシゴマダラ。
最近になって神奈川県を中心に分布を広げている外来の蝶です。博物館周辺でもすっかりお馴染みの蝶になってきました。
もともと日本にも奄美に同じ種類の蝶がいましたが、斑紋などの特徴から、どうやら中国産のものが人為的に持ち込まれたのではないかと言われています。
幼虫は、近縁種であるゴマダラチョウと同じエノキを食べ、似たような環境に生息する事から、その影響が心配されています。
今までそこにいなかった生き物が突然現れると、食べ物や住み場所など、複雑な生き物同士の関係のバランスが崩れてしまう事があります。分布を広げているとすると、心配ですね。
捕まえてきた昆虫や採集した植物を、安易に別な場所に放したり、植えたりという事は慎まなければいけません。とってきたものは外に逃がさないで飼うか、かわいそうでも標本にするしかありません。虫取りをする機会の多いこの季節、ちょっとそんな事を考えてみてください。【学芸班 木村】

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