鹿島台小の職業体験

今日は市内の鹿島台小学校の6年生4名が職業体験に来ました。
午後、8月末に実施する生物学教室で行う花粉管の発芽実験の予備実験を行いました。
ショ糖の濃度を変えて寒天培地を作るため、デジタルスケールで正確に重さを量ります。
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寒天粉末を加えて温めます。
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今回は、メマツヨイグサとフヨウの花粉を使いました。発芽率を計測中。
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すばらしく発芽したメマツヨイグサの写真も撮れました。予備実験成功です!
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小学校の職業体験というのはちょっと珍しいのですが、みんなまじめに取り組んでくれました。
(生物担当学芸員 秋山)

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ヤブランがそろそろ見ごろです

博物館の前庭には、たくさんのヤブランが植えられています。ランと名前がつくものの、ユリ科の植物なのですが、いずれにしても華やかなこれらのなかまの中では、ちょっと地味な印象があるのは否めません。
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でも、顔を近づけてよーく見ると、やっぱりユリ科です。気品のある薄紫色の花と黄色い葯がとても美しい。
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ちなみに、ユリ科である証拠として、花びらは6枚。
おっと、こう書いてしまうとちょっと不正確です。内側の3枚が花弁(内花被)、外側の3枚が、がく片(外花被)です。
博物館のヤブランは、お盆が明ける頃には満開になるでしょう。花期が長いので、しばらくはたくさんの薄紫色の花が風に揺れるようすを見ることができます。特に、プラネタリウムの入り口あたりからガラス越しに見られる場所が見所です。
(生物担当学芸員 秋山)

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先生たちもお勉強 その2

今日の午前中、国立教育政策研究所社会教育実践研究センターの主催する、社会教育主事講習の受講者の皆さんが博物館に研修にやってきました。何日間かの日程のうち、今日は現地研修で、当館がその対象施設のひとつに選ばれているのです。
聞くと、神奈川県内の学校の先生を中心とした方々だそうです。
午前10時から30分ほど、博物館業務の概要についてレクチャーをした後、約1時間半かけて館内を見学しました。
まず普段は見ることができないコントロール室や機械室に案内すると、皆さん真剣な表情で説明に聞き入っています。その後、展示室の見学に移るととたんに表情が明るくなり、目が生き生きとしてきました。やっぱりこっちの方が面白いようです。特に土器の展示に釘付けになる人が多かったのはなぜでしょう?
地下の機械室で
地下の機械室で、熱心に説明に聞き入ります。
コズミック
水族館ではありません。天文展示室の「コズミックシアター」。16面マルチ画面のイメージ映像を堪能していただきました。
今回は時間が限られていた事もありプラネタリウム内部や、天体観測室、収蔵施設などはお見せできなかったのが残念ですが、何かの参考になれば幸いです。午後は市内の公民館で研修との事。お疲れ様です。
受け入れ側としてもちょっと感じたことがありました。今回は研修の標準的なパターンで受け入れてしまったのですが、相手の目的にあわせてもっと違うやり方もあったかな、と思いました。もうちょっとコミュニケーションをとったり、限られた時間内でテーマを絞ったり…。教育施設としてその辺はマンネリ化してはいけませんね。我々もこういった経験を次に生かしていかれればと思います。(学芸班 木村)
※このブログを掲載後、社会教育実践研究センターの方からメールをいただき、この研修の詳細についてお教えいただきました。それによると、社会教育主事講習は「社会教育主事」となりうる資格付与を目的とした講習で、日程は、36日間あるそうです。4つの科目があり、その内の「社会教育演習」の中の「教育施設整備の動向」のテーマで今回の視察を行ったとの事。受講者は夏季期間に実施する講習は(夏休みのため)教員が多く、冬季期間は、教員でなく、行政職員が9割となる、との事でした。

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今日のミニ観察会 なんと、あのムシも!

今日はミニ観察会を行いました。
昨晩の予告どおり、セミの抜け殻の観察です。その前に…
博物館の敷地の中の大きなクヌギの根元に集まって何やら注目しています。
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そう、クヌギと言えば、あのムシ!夏の昆虫の王者、カブトムシ!しかも、オス。
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べつに仕込みで入れておいたわけでもなく、たまたま今朝、見つけたのでご紹介しました。博物館のまわりでは、夏のあいだにちょくちょく見られます。
さて、本題のセミの抜け殻です。真剣に観察して、種類を識別してくれています。
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触角の第3節が長いから、これはアブラゼミ!
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暑いけれど、少し風があってさわやかなミニ観察会となりました。
次回は8月24日(金)11時から。同じ内容で行います。カブトムシはいないと思いますが…。
(生物担当学芸員 秋山)

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ミニ観察会やります!

明日、8/10は11時からミニ観察会を行います。
今回は、セミのぬけがらを観察!
今日、夜10時に博物館隣の樹林地へ行くと…
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いましたいました!羽化したばかりのアブラゼミです。
明日は羽化したセミは見られませんが、ぬけがらから種類を識別したりしようと思っています!!
(生物担当学芸員 秋山)

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夏色の動物

先週は夏色の植物の写真をアップしましたが、今日は、緑区のとある休耕田でみつけた夏色の動物の写真をアップします。
春先に若い葉を摘んで味わったセリも、花まっさかり。
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夏のセリと言えば…
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そう、キアゲハです。セリ科の植物を食草とするこのアゲハチョウは、成虫の翅の色も鮮やかなコントラストでとてもきれいですが、幼虫もじつに夏らしいみずみずしい色合いです。
近くの水の中からは、アカハライモリが出てきたので、ちょっと写真に収まってもらいました。
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(生物担当学芸員 秋山)

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子ども鉱物教室 2日目

今日は子ども鉱物教室の2日目です.相模原地質研究会、相模原青陵高校地球惑星科学部に協力していただきました.
また,地質分野の博物館実習でもあり,午前中は子ども鉱物教室の準備,午後からは教育普及事業の実践ということで,子ども鉱物教室のサポートをしました.
博物館実習生が味のある案内看板を書いてくれました.

相模原青陵高校地球惑星科学部の皆さんには,受付から協力してもらいました.
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ミョウバンはうまくできていました.
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まずは,自分で作ったミョウバン結晶の観察です.虫眼鏡で見たり,スケッチをしたりして,熱心に観察していました.
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後半は鉱物の硬さ比べです.鉱物どうしをひっかいて硬さを比べます.なかなか難しく,悪戦苦闘です.
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地質分野の博物館実習生も参加者と上手にコミュニケーションを取りながら丁寧に対応していました.
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無事,全二回が終了しました.参加していただいた皆さん,ご協力していただいた皆さん,ありがとうございました.
(地質担当学芸員 河尻)

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勝坂遺跡でクモ観察

今日は博物館と同じ教育委員会に所属する文化財保護課主催の「勝坂を学ぼう! 勝坂の生き物観察~照葉樹林や谷戸田のクモ類を中心に~」の講師をしてきました。
会場は国指定史跡の勝坂遺跡です。
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勝坂遺跡がある場所は、5haにも満たない範囲に、草地、樹林、湿地、耕作地といった異なる環境がコンパクトに集まった環境で、生き物にとっては大変よい場所。
水辺を歩いていると、すぐ近くをオニヤンマがとおり過ぎたり、ハグロトンボがメタリックブルーにきらめきながら乱舞しています。
猛暑に加え、林内では蚊の猛攻撃を受けながらの観察会でしたが、クモの観察は皆さん初だったらしく、たくさんの質問をいただきながらの観察となりました。
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小さなお子様にはちょっと難しかったかもしれませんが、虫とり網や虫かごを持って、トンボ、バッタ、アマガエルを追いかけて、満足の様子。
大人の皆さんは普段あまり気にしていけれども、そのつもりになって探せばいろいろな種類のクモがいる事にびっくりした方も多いようです。そう思っていただければこの観察会は成功。参加者数が20人を超えていたので、レクチャーしながらの観察はちょっと難しかったのですが、皆さんの好奇心に支えられて、楽しく実施する事ができました。(学芸班 木村)

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あかつき応援企画

今日はあかつき応援企画第一回目として、JAXAの研究者の方々が金星と金星探査機「あかつき」のことについて紹介するとともに、研究者を囲んだトークライブ、金星の気圧を再現する実験が行われました。
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JAXA宇宙科学研究所教授の佐藤毅彦さんによるトークライブの様子。
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あかつきの開発の裏話なども飛び出し、貴重な講演を皆さん真剣に聞いていました。
加圧実験装置による金星の気圧を再現する実験では大人も子どもも興味津々でした。
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空気を入れた風船と水を入れた風船では加圧したときの結果が異なり、ブース全体が盛り上がりました。
あかつき応援企画第二回は10月27日(土)午前中を予定しています。
決まり次第ホームページでお知らせします。
興味のある方は是非ご参加ください。
(天文分野学芸員実習生:野島、野本、林)

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博物館実習 共通実習3日目

共通実習3日目。今日は自然系資料の取り扱い、人文系資料の取り扱い、資料の梱包を行いました。
それぞれ担当学芸員から説明を聞いた後、実際に資料を扱いました。
自然系資料の取り扱いでは、押し葉標本の作成を行いました。ボランティアの相模原植物調査会の丁寧な指導の下、標本を作成しました。

人文系資料の取り扱いでは、掛け軸や巻物の取り扱い方を学びました。担当学芸員の厳しい視線の中で資料を扱うのは緊張します。簡単そうに見えますが、両端をそろえて巻くのはかなり難しいです。
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資料の梱包では、土器の梱包に挑戦しました。できるだけ少ない梱包材で、資料が破損しないよう、かつ、資料に負担をかけないように工夫して梱包します。
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どんな資料を扱うにしても、資料のことを熟知し、資料のことを第一に考えなければなりません。実際に資料を扱うので、昨日の展示解説とは違った緊張感の中で実習が進められました。
今日で共通実習は終了です。今後は、歴史・民俗・生物・地質・天文の専門分野に分かれて、残りの6日間の実習を行います。内容はもちろん日程も分野によって異なります。どんな実習が待っているのでしょうか?
歴史・民俗・生物・地質は展示製作を行い、実際に特別展示室で9月16日から10月28日まで展示する予定です。
(地質担当学芸員 河尻)

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