今日のミニ観察会

今日は予告どおり、おとなりの樹林でたっぷり植物観察をしました。
フデリンドウの花を満喫して、ちょっとマニアックなタンポポの観察も。
ミニかんさつかい1
樹林の中のカントウタンポポと、博物館駐車場に近い場所の雑種タンポポ(カントウタンポポとセイヨウタンポポの雑種)を比べてみたり。
雑種タンポポ
これが雑種です。花の受け皿の部分(総苞片)のまとまりが緩いです。
ミニかんさつかい2
最後に、タンポポと記念写真。
また来てくださいね。
(生物担当学芸員 秋山)

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明日はミニ観察会!

明日、4/30(土)は臨時でミニ観察会を行います。なぜかというと、博物館おとなりの留保地が花盛りだからです!!さがぽんもつぶやいていますが、フデリンドウが満開!毎年4月中旬にピークを迎えますが、今年は半月近く花期が遅くなっています。
フデリンドウ
カントウタンポポも花まっさかり。
カントウタンポポ
ムラサキサギゴケも見頃。
ムラサキサギゴケ
明日はとにかくたくさんの花を見て、ちょっと小さな虫も見て、よくばりな観察会にしたいと思います!!11時に博物館の正面入り口付近に集合です。
(生物担当学芸員 秋山)

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葉っぱを丸めたのは誰?

毎年この時期、博物館に植えられているコナラやクヌギの葉っぱが、妙な形に変形します。
ヒメクロオトシブミ巣
人間ワザとは思えない仕事!
それもそのはず、人間にはこんなことはできません。やったのは…
ヒメクロオトシブミ成虫
ヒメクロオトシブミ。体長5、6ミリ。博物館の中庭でがんばって撮影しました。
卵を産み付けた葉を先からくるくると器用に丸めて俵を作ります。ふ化した幼虫は、俵の中で巻かれた葉を食べて育つというわけです。すごい知恵ですね。
虫喰い
今日、この虫を探すためにコナラの木を見て回っていて気づいたのですが、今年は葉っぱがずいぶんと虫喰い状態です。こんなのや↓
幼虫2
こんなのが↓ すいません、ガの仲間という以上は、いずれも種類がよくわかりません。
幼虫1
今年の天候と関係があるのでしょうか。
(生物担当学芸員 秋山)

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ゴミグモ

先日紹介したハツリグモは、丸めた葉の中に隠れていましたが、これもま「隠れ」系のクモ。初夏から夏にかけて、家や林のまわりで見られ、体長はメス12~15mm、オス7~8mmと、やや小ぶりですが、特徴ある網をつくります。
網本体は目の細かい垂直円網で、さほど変わったところはないのですが、その名のとおり、食べかすや脱皮殻などを網の真ん中に集めて、いつもその中に紛れています。網を張り替える時には、集めたごみを再利用するそうですので、「もったいない」精神にあふれるクモなのかもしれませんね。(学芸班 木村)
ゴミグモ遠景
さて、どこにクモがいるでしょう?
ゴミグモお食事中2
お食事中…よけいにどんな形かわかりづらい…
ゴミグモ本体
ちょっと歩いてもらいました。これでどんな姿かおわかりいただけたかと思います。

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上から見えない花

博物館の前庭にひっそりと咲く、アマドコロ(ユリ科)。
花はこんなにキレイなのに…
アマドコロ2
この植物は花を決して目立つ方向へさらしません。
上から見ると、まるで葉が花を覆い隠しているかのよう。
いったい、誰に向けて花を咲かせているのでしょう。
アマドコロ3
でも、この植物は少し引いて見てみると…
アマドコロ1
地球の重力を最大限に生かして、全草のバランスで美しさをかもしだしているのがわかります!
(生物担当学芸員 秋山)

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新緑の続き

昨日の石老山(緑区)調査では、新緑の下に咲く春の花を満喫しました。
アマナ
アマナ。今年は花期を逃したかな、と思っていたら、まだしっかり咲いていました。個人的な好みですが、やっぱりこの花の美しさは格別です。
チゴユリ
チゴユリ。ちょっと花が疲れてくると、すぐに下を向いてしまいます。正面を向いてくれている花をなんとか見つけて撮影。
ウリハダカエデ
ウリハダカエデ。こちらは樹木の花。ファインダー越しに見ていたら、大阪万博公園の「太陽の塔」を思い出しました。
今日は一転して雨模様。調査が昨日でよかったです。
(生物担当学芸員 秋山)

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新緑

今日は緑区の石老山へ調査に出かけました。
山は新緑。目に優しい淡い色合いに包まれていました。
120425篠原052S
篠原の里山の新緑
120425篠原115S
アワブキの新緑
120425篠原096S
花のついたクロモジの新緑
120425篠原061S
ウラジロノキの新緑を、逆光で。
生きものたちのパワーをビシビシと感じる季節です。
(生物担当学芸員 秋山)

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ハツリグモ

シロスジショウジョウグモほどではありませんが、今回も赤っぽい色のクモを紹介します。
ただし、普段は姿を見る事ができません。
このクモはいわゆる「くもの巣」で連想されるような円網を張るのですが、その中心付近に枯れ葉を巻いたものを吊るして、普段はその中に潜んでいるからです。
名前は「ハツリグモ」。漢字で書くと「葉吊蜘蛛」という事になります。
網に餌がかかると、隠れ家から出てきますが、獲物をくわえると、隠れ家に持って行ってしまいます。
外から見ていると、空中に浮かんだ枯れ葉がごそごそ揺れていて、あまりの臆病ぶりに、つい、顔がほころんでしまいそうになる程です。
初夏から夏にかけて見られ、大きさは、メス 8~11mm、オス5~6mmと比較的小型で、平地~山地まで広く分布する普通種です。樹木や垣根の根本近くの低い場所に網を張ります。博物館のエントランスでも、5月の連休明けくらいまで展示しますので、来館された方はぜひ実物(といっても隠れ家と網だけですが)をご覧ください。(学芸班 木村)
ハツリグモ網
真ん中辺の枯れ葉の中にクモがいます。円網も写っているのですが、見えるでしょうか?
ハツリグモ葉の中
枯れ葉の筒の中をのぞくとこんな感じ。
ハツリグモ個体
クモ本体はこんな感じです。

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テレビ放送

昨日、博物館を会場にして開催した「金環日食の安全な観察方法」についての研修講座には、報道機関各社が取材にきていました。
プラネ プラネ内
取材 大会議室
そして、昨夜、テレビ神奈川の21時30分からのニュース番組「tvkニュース930」で、講座の様子が放送され、参加した市立小学校の先生は「この金環日食をきっかけに理科好きな子どもが増えてほしい。」とコメントしていました。
(天文担当 有本)

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シャガの花

博物館の前庭では、シャガ(アヤメ科)が咲いています。
おそらく、自生のアヤメのなかまではもっとも身近な花だと思います。
120420博物館07S
身近なだけに、あまり気に留められずにいますが…
よく見るとほんとうにきれいな花です。立体的で繊細な花弁と模様は、なぜか私はちりめんを連想します。
120420博物館06S
なぜこんな美しい花があまり注目されないのか不思議なのですが、もしかしたら名前が原因かもしれません。シャガは古い時代に中国から渡来したとされる植物ですが、それにしてもなんだか風情も気品もあまり感じられない名前です。調べてみると、同じアヤメ科のヒオウギの漢名である「射干」に由来するそうですが、そもそもシャガとヒオウギは似ても似つかないまったくの別種です。もうちょっと花の美しさを想起させるような名前がつけられなかったのかなと、残念な気がします。
(生物担当学芸員 秋山)

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