仮面をつけたクモ(?)


朝、博物館の敷地内で見かけたクモ。
アズチグモです。
雌6-8mm、雄2-3mmで、網を張らずに待ち伏せをして獲物を捕らえます(オスがメスの腹部に乗っている事が多いらしいのですが、残念ながら私は見た事がありません)。
そういえば最近、こういう基本情報をあまり書いていなかった気がします。特に大きさは写真ではわかりにくいので、ちょっと反省。
因みにクモの「体長」に脚の長さは含まれません。
ところでこのクモ、顔(眼域)に特徴があります。沖縄などにいる近縁種を除いては、こんな顔のクモはいません。

私はいつも「仮面をつけているみたいだ」と思うのですが、皆さん、どう思いますか?(学芸班 木村)

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