春の滴

今日の生きものミニサロンは、昨日の予告どおり「春のお散歩」をしました。
まずは、博物館の前庭に咲くヒトリシズカを観察。午後の全天周映画のドラえもんにも、似た名前のヒロインが登場しますね!

そして、この時期ならではの水芸。ミズキの木の枝をちょっと切ると、ぽたりぽたりと樹液の滴が落ちます。ミズキの名の由来です。参加者のみなさんから「おぉ~っ」の声が!滴には博物館が映りこんでいます!

お隣の樹林地では、用意していた双眼鏡で、運良く目の前に現れたコゲラを観察したり、

妖しげに咲くミミガタテンナンショウを間近で観察したり(さらに花粉媒介に潜む罠の話にみなさんどん引き…)。

最後は、モグラ塚をつんつんして坑道を探り当てて、モグラのサイズをみんなで確認しました。

たまたま寒川町から来館してくれていたグループのみなさんや、常連のみなさんたちと、楽しくワイワイと観察しました。
(生物担当学芸員 秋山)

カテゴリー: 報告 パーマリンク