【企画展コーナー解説③】博物館の役割を紹介!

現在開催中の企画展「相模原市立博物館 30年の歩みを未来へ」の見どころを紹介する連載記事の三回目です。今回の企画展では四つのコーナーを設定していますので、それらを順を追って紹介しています。今回は三つ目のコーナー、「博物館の役割を紹介!」を取り上げます。
~これまでの連載記事~
【企画展コーナー解説①】相模原市立博物館のこれまで
【企画展コーナー解説②】博物館資料を一挙に紹介!
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「博物館の役割を紹介!」コーナー

さて、「博物館の役割」と聞いて、なにを思い浮かべますか?
博物館の役割は、よく次の三つの項目に大別されます。
①収集・保存:資料を集め、保管する
②調査・研究:資料を用いて研究を行う
③展示・教育普及:調査研究の結果等を展示や講座などで紹介する
このコーナーでは、これらの三つの役割について、①収集・保存では生物と民俗、②調査・研究では地質と歴史、③展示・教育普及では天文と考古というように、当館の各専門分野における取組の事例を解説しています。

収集・保存について(生物分野)

調査・研究について(歴史分野)

展示・教育普及について(考古分野)

また、このコーナーの後半では、過去の企画展、刊行物、博物館のスタッフやボランティアについても紹介しています。
担当学芸員のイチ押しは、過去の企画展のポスターの展示です。
壁一面に張り出したポスター、その数、120枚ほど!

たくさんのポスターが並びます

実は当館では、30年の間に約160回もの展覧会を開催しています。そのうち、当館でポスターが保管されていたものについて、一挙に掲示しています。
皆さまの記憶に残る特別展・企画展はあるでしょうか?
特別展示室内の刊行物閲覧スペースでは、企画展の際に作成された図録の一部もお手に取ってご覧いただけます。併せてご覧ください!

刊行物閲覧スペース

連載記事は、次でいよいよ最後のコーナーの紹介です!
(動物担当学芸員)

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