地質調査日誌6/15 相模原市緑区寸沢嵐

6月15日、水曜日.曇り.

石老山の麓の小さな沢で,凝灰質砂岩や礫岩の分布調査を行いました.

場所によっては河床がなだらかな滝となっていたり,小さな滝があったりします.

凝灰質砂岩と礫岩の境界です.写真の右側が礫岩です.

近くで見るとこんな感じです.礫岩中の大きな礫がわかります.

こちらは断層破砕帯です.

梅雨らしい空模様で,沢も小さく,露頭が暗くて見にくかったです.

幸い雨にはほとんど降られずにすみました.細かい雨が降っていて,木々の葉が茂っていたので,下まで落ちてこなかっただけかもしれません.いずれにしても,梅雨の最中に1日調査を続けることができてよかったです.

(地質担当学芸員 河尻)

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