久しぶりのカイコの授業

今日は約3ヵ月ぶりに、カイコの授業を行ってきました。お相手は、緑区の作の口小学校の3年生のみなさんです。

すでに先週末、蚕種をお渡しして、今週初めにはふ化して絶賛飼育中です。生徒のみなさんのぐいぐいと前に出てくる興味の風圧に負けまいと、一所懸命お話しました。

このカイコの授業では、繭になったところで中身の蛹を殺してしまうことをはっきりとお伝えします。
「えーっ!?」と驚き戸惑う生徒さんたちに、農作業としてカイコを飼うことの意味をじっくりとお話します。

これから育てていく楽しみと不安がないまぜになった表情に、伝えたかったことがしっかり伝わったという感触を得ました。
これから3週間、カイコの命としっかり向き合っていただきます!
(生物担当学芸員 秋山)

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