去年と違う秋

鳥類標識調査は去年も同時期に実施していますが、当然ながら、捕獲される野鳥の種類も去年とは違ってきます。そして、その動向はさまざまな環境の要因によって左右されるのかな、と思うところもあります。
たとえば、周囲の木々の色です。昨年のブログを見ると、ミズキがかなり黄色みを帯びているのがわかります。今年の写真は・・今日が予報に反してずっと曇りだったのでうまく撮れませんでしたが、ぜんぜんまだ色づいていません。一方で、こんな鮮烈な色に実っているものも。

ガマズミの果実です。昨年はこんなによく実っていなかったか、調査の頃にはすでに鳥に食べられていたか・・。
さらに、昨年はミズキの果実がわんさか実っていて、調査中にいろいろな鳥から紫色のフンをずいぶんと浴びました。そして、ミズキの果実が食べ尽くされると、鳥の数もすっと減ってしまったのを思い出します。ところが今年はミズキがほとんど実っていません。春のキアシドクガの大発生が影響しているのか・・。
そんな中、今日の一番はこちらです。

キビタキのオスです。英名Narcissus Flycatcher、水仙の色をしたヒタキ、という意味でしょうか。まさしく喉の橙色から黄色へのグラデーションは見事です。
明日は朝だけ雨予報。少し遅めの開始になりそうです。
(生物担当学芸員 秋山)

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