当館では毎年、学芸員資格の取得を目指す学生向けに「博物館実習」の受入れを行っています。今年も実習の時季となり、16名の実習生が当館に集まりました。

今年はこのメンバーで実習を行います!
学芸員実習は、その年の実習生が全員集まって実習を受ける「共通実習」と、専門分野ごとに分かれての「分野別実習」の2つの内容で構成されています。
3日間の共通実習の初日である8月5日は、当館や館の業務の概要について、座学で学ぶところからスタートします。

管理運営業務についての講義
組織の中での博物館の位置づけや博物館の目標・使命といった、博物館で働くうえではとても重要なことに意識が向くきっかけとなったのではないでしょうか。
午後はバックヤードを含む館内全体の見学です。

望遠鏡の解説
展示室では、展示の意図を含め、詳しい解説が行われました。

自然歴史展示室の解説
それぞれ驚いたりうなずいたりと、様々な学びがあったようです。
次の日の共通実習2日目は、実際に資料に触れる実習です。
(動物担当学芸員)