8月6日は博物館実習2日目でした。2日目の実習は資料の取扱い実習です。資料の梱包、人文系資料の取扱い、自然系資料の取扱いの3つの作業を行いました。
資料の梱包は実際に土器を使って行いました。土器の梱包は土器を安定させるために二人一組で行います。
人文系資料の取扱いでは、掛け軸を取り扱いました。箱から出して、壁に掛け、再び箱に戻す作業を行いました。簡単そうに見えて結構難しい作業です。特に、箱に収めるために綺麗に巻く作業は、なかなかうまくできません。
自然系資料の取扱いは植物の押し葉標本の作成を行いました。実際に博物館資料として収蔵庫に収めるための標本を作ります。ボランティアグループの相模原植物調査会の皆さんからご指導を受けながら作成しました。
どの作業も慣れていないと、上手にできません。実物資料を用いての作業だったので、実習生はかなり緊張していたようです。
共通実習3日目は展示解説の実践です。実習生たちが展示資料の解説に挑戦します。
(地質担当学芸員)