ウグイスカグラ

博物館中庭のウグイスカグラの花が咲き始めました。ほんの1週間前は、まだ丸く硬そうなつぼみだったのに、このところの高温で一気に咲いたようです。

この季節、生物担当の学芸員は気持ちが落ち着きません。なぜって、加速度をつけて春が植物を目覚めさせていくからです。
同じ中庭のカザグルマは、もう葉柄をあちこちに絡みつけながらすっかり展葉を始めています。

ミヤマガマズミの冬芽は芽鱗が割れて、こちらも葉っぱが姿を現しています。

年度末の事務仕事に追われながら、あっちへ見に行かなくちゃ、こっちも見ておかなくちゃと、気持ちばかり焦る毎日です。
(生物担当学芸員 秋山)

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