12月5日午後、神奈川県博物館協会(県博協)の研修会を当館で実施しました。県博協とは、県内の博物館、美術館、水族館、動物園、植物園、科学館など100以上の施設が加盟する団体です。学芸員や施設職員が定期的に研修会などを実施し、交流や情報交換を行っています。今回は、7月にリニューアルオープンした当館のプラネタリウムについての研修会です。まずはプラネタリウム内で、リニューアルした機器や設備、性能などについて天文担当学芸員から解説しました。

プラネタリウム内でレクチャー
レクチャー終了後には、多目的室など新しい施設への注目が集まります。

プラネタリウム内の多目的室(遮音室)から
科学館からの参加者も多いため、プラネタリウムのコンソール(操作卓)にもみなさん興味津々です。

真新しいコンソールにも注目が
プラネタリウムの一般投影を観覧していただいた後、大会議室へ移動して、同じく天文担当学芸員からリニューアルへ至る経過を説明しました。

予算のことや庁内外との折衝など現場の話が語られました
庁内外での様々な調整や予算確保、施工に至る過程などを説明しました。
施設のリニューアルは、どこも遠からず大きな課題となることなので、みなさんとても熱心に聴講されていました。
こうした研修会を通じて県内の博物館等の施設職員が交流し、時には展示資料の貸し借りなどにつながるため、当館学芸員も積極的に参加するようにしています。
(生物担当学芸員)


