生きものミニサロン「クワの木に集まる虫」を実施しました!

5月16日、毎月恒例の生きものミニサロンを実施しました!今回のテーマは「クワの木に集まる虫」です。カイコの餌植物として知られるクワですが、クワの木を好きな虫はカイコだけではありません。
まずは、集まっていただいたみなさんに、クワの葉を確認してもらいます。

クワの葉の感触を確かめます

野外に出て、クワの木を探してもらいます。草のような背丈のものも含めれば、結構クワの木はたくさん生えています。クワの葉の形はまさに千差萬別なので、形よりもさわり心地などで識別します。

バッチリ見つけてくれました!

みなさん次々にクワを見つけてくれたので、いよいよ、クワの葉についているいろいろなものを観察します。まずはこちらです。

葉裏についている白いもじゃもじゃは?

葉の裏についた白いモジャモジャ。いったいこれはなんだろう?と不思議に思っている参加者のみなさんに拡大して見てもらうと、もぞもぞ動いたり、頭や足が見えてきたりして、虫であることがわかります。

クワキジラミの幼虫

その名も、クワキジラミ。クワの葉に集まって葉の汁を吸っています。
さらにそこへやってきているのは大きなテントウムシの幼虫です。

特大のテントウムシの幼虫

ハラグロオオテントウの幼虫です。クワキジラミが主食です。

クワキジラミの幼虫を襲うハラグロオオテントウの幼虫

成虫は、関東地方で見られる中で最大のテントウムシです。

ハラグロオオテントウの成虫 1センチメートルを超える大きさ!今回は残念ながら成虫は見つかりませんでした

ほかにも、クサカゲロウの卵やカメムシの仲間を見つけて、楽しく観察できました。
次回は6月20日(土)12時からです。ぜひご参加ください。
(博物館長・学芸員)

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