普通種を愛でる(クモ)

このごろすっかり暖かくなり、通勤途上の植込みにもクサグモの幼体の網がよく見られるようになりました。

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朝露のついた網。

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カメラに気づいているのか、奥の方でじっとしています。

まだ、体長2-3mm程度で、これから夏に向けてぐんぐん大きく、ちょっと「こわい」感じになりますが、今はまだ小さくてかわいらしい幼体です。
特段珍しくもない、どこにでもいる種をよく「普通種」などと呼びますが、別段珍しい種類でなくても、毎日見ているとその時々でいろいろな表情がみられて楽しいものです。(学芸班 木村)

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