このところ春の花の話題ばかりですが…。
そういう季節なのでしかたありませんね。
予告していたフデリンドウ、咲き出しました。博物館にボランティア作業に来ていた相模原植物調査会の方が教えてくれました。まだ数株だけですが、これから一気に開花していくでしょう。
カントウタンポポもしっかり花柄を伸ばして咲いています。それにしても、咲くときはほんとうに一気に花柄が伸び上がって咲きますね。ちなみに写真は朝撮影したので、まだ花が開ききっていません。
ところで、今まで気づかなかった花にも出会いました。
シロバナタンポポ。西日本の植物ですが、関東地方では珍しいので、たまに栽培目的で持ち込まれます。この株がどこからやってきたものかわかりませんが、1株だけ、寂しそうに咲いていました。こうして1株あれば、数年後には周辺にどーんと広がりそうな気がしますが…、なぜかシロバナタンポポはそんな風には増えません。むしろ、いつの間にか消えていってしまいます。
関東になじめない、何かがあるのかもしれません。
(生物担当学芸員 秋山)
リンク
プロフィール
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。
-
最新記事
アーカイブ
カテゴリー
QRコード
タグ
企画展 (91) 博物館実習 (80) カイコ (80) クモ (77) 歴史 (57) 地質 (56) プラネタリウム (44) はやぶさ2 (41) 講座 (41) JAXA (40) ミニ展示 (36) 観察会 (34) 星空情報 (31) フデリンドウ (28) ふるさといろはかるた (26) 講演会 (25) 吉野宿ふじや (22) 野外調査 (21) 実習生 (21) 市民学芸員 (20) 学びの収穫祭 (20) ジョロウグモ (19) キアシドクガ (18) 尾崎咢堂 (17) エナガ (17) はやぶさ (17) 紅葉 (17) 尾崎咢堂記念館 (16) 尾崎行雄 (16) 考古 (16) 大河ドラマ (16) 絶滅危惧種 (16) ワークショップ (15) 外来種 (13) 石 (12) カワラノギク (11) がろあむし (11) ミズキ (11) 臨時休館 (11) 雨 (10) 冬鳥 (10) 舘野鴻 (10) 徳川家康 (10) どうする家康 (10) 出張授業 (9) 民俗 (9) ヒレンジャク (9) 幼体 (8) 羽化 (8) 相模川 (8) メジロ (8) クワコ (8) 実習 (8) 探鳥会 (8) 徳川四天王 (7) 和田義盛 (7) ヌルデ (7) 脱皮 (7) カザグルマ (7) 展示解説 (7) コブシ (7) 冬芽 (7) アブラゼミ (7) ボランティア (7) スタンプラリー (7) クイズラリー (7) クリスマスリース (7) 植物標本 (6) 牧野富太郎 (6) 横山党 (6) 鎌倉殿の13人 (6) ナラ枯れ (6) カラスウリ (6) 相模原ふるさといろはかるた (6) オシドリ (6) エビネ (6) ゲンジボタル (6) キビタキ (6) ビロードツリアブ (6) 津久井城 (6) 雪虫 (6) 抜け殻 (6) セミ (6) センサーカメラ (6) 休館日 (6) カントウタンポポ (6) コゲラ (5) 寄生植物 (5) ヤマビル (5) クワ (5) 擬態 (5) 卵のう (5) スギ花粉 (5) 生物多様性 (5) クサグモ (5) 隠れ帯 (5) バードウォッチング (5) 読み聞かせ (5)メタ情報