カイコふ化がはじまりました!

先月、予告しておきながら諸事情で遅れていましたカイコの飼育、やっとはじまりました。
今朝、次々とタネ(卵)からふ化しています。掃き立て開始!
写真は、6/22午前9時のようすです。
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おっと、掃き立てとは養蚕の用語で、ふ化した「けご」(ふ化したての幼虫=蟻蚕とも言います)を、蚕座へ移して飼育を開始する作業のことです。羽ぼうきを使ってけごを扱ったことから、このように呼ばれています。
これから忙しくなります!!
(生物担当学芸員 秋山)

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バラギヒメグモの親子

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バラギヒメグモは、オス3-4mm、メス4-5mmという小型のクモ。庭木や生け垣などでも見られ、葉裏に小さな不規則網を張ってかくれています。
このクモは、卵のうに寄り添っているところがよく観察されますが、写真のように子どもが出のうした後も、しばらく一緒にいます。
親が子どもを守るのは、なんとなく哺乳類や鳥類など、脊椎動物に限られるような気がしますが、こうして卵や子どもをガードする生態を持ったクモは結構います。これからも折に触れて紹介していきたいと思います。
ところで、今回も例によって今朝の通勤途中の風景です。意外に身近なところでこんなものが見られるものです。博物館周辺の環境が良いという事もありますが、梅雨の晴れ間というのは生き物がたくさん見られる時です。皆さんも、早めに出勤して朝の生き物観察をしてみてはいかがでしょうか。(学芸班 木村)

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野菜クイズ!

昨日、緑区青根の棚田の調査のとき、おとなりの畑でおもしろいものをいくつか写真に収めました。
せっかくなので、クイズにしてみます。
Q1.さて、この写真にうつっているのは、ある「野菜」の果実です。でも、その野菜の食べている部分は、果実ではなく別の部分です。その野菜とはなんでしょう?(答えは末尾)
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Q2.同じく、ある野菜の花です。ふつうは葉っぱを食べます。見るからにキクですね。それがヒントです!
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Q3.これも、葉っぱを食べる野菜です。菜の花にちょっと似ていますね。
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さて、おわかりになったでしょうか?答えは、次の文字を逆に読んでみて下さい。
答え:Q1モイガャジ Q2クギンュシ Q3ナズミ
(生物担当学芸員 秋山)

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台風一過と棚田の調査

昨日、6/20は台風一過の朝。通勤途中に、ぽっかり雲の穴から澄んだ青空が見えました。
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さて、そんな中、市内緑区青根に、棚田の調査へ出かけました。
ここは、麻布大学の“あざおね社中”が地元のみなさんのご協力により棚田を復活させ、耕作している場所です。
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やっぱり、台風一過の青空が、田んぼのイネにお似合いでした。
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(生物担当学芸員 秋山)

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市民学芸員の視察

今日は市民学芸員の皆さんと、府中市郷土の森博物館で視察研修に行ってきました。
最初は、館長さんから博物館やボランティアについてのレクチャーと、屋外に展示されている建物の案内をしていただきました。昼食後には学芸員さんや解説員さんのガイドで館内見学。実に濃密な一日でした。参加された皆さんは、ちょっぴり疲れたかもしれませんが、きっと今後の活動に役立つことと思います。今日対応していただいた皆様、本当にありがとうございました。(学芸班 木村)
視察説明1
薬屋さんの説明。土蔵になっていて、火事の時には密閉して中の物を守るそうです。
視察説明2
常設展示室の前で。解説員さんは、相模原のことに詳しい人でした。

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地質調査日誌6/20 相模原市緑区大島

6月20日水曜日。晴れのち曇り
今日は相模原市緑区大島の通称神沢河原の段丘崖で中津層群の礫岩の調査です。ここで見られる礫岩は約350万年前に海で堆積したものです。私は中津層群の礫がどこから来たのかを突き止める研究を進めています。もうすでに200個以上の礫を採集していますが、今日はさらに頁岩の礫だけを採集しました。
神沢河原の中津層群の礫岩です。

タガネを使って礫を一つ一つ取り出し、採集しました。
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採集した頁岩の礫は放散虫という微化石による年代決定をする予定です。うまく放散虫が入っていてくれればいいのですが…
(地質担当学芸員 河尻)

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アシダカグモ、出のう!

ついにその日がやってきてしまいました。
さあ、これから残業だ。そういえば昼間忙しくて、クモの様子を見ていないぞ、とプラ水槽の中を覗こうとしたら…
小さな隙間からクモがちょろちょろ出てきました!これはまずい!始まってしまいました!!思っていたより早く。
アシダカグモが卵のうから出てきたのです(「出のう」といいます)。
あわてて捕獲し、水槽にはビニールをかぶせましたが、危うくそこいら中をクモだらけにしてしまうところでした。
これまでの間、母グモに一度エサを与えていますが、食べていません。
今後、どうやって飼育するか考えなければなりません。
明日は朝から出張なので、また悩ましいところです。
アシダカ出のう
アシダカ出のう2
とりあえず写真をパチリ。
驚かしたので水槽の外に出てしまったようで、中に戻したら、卵のうのまわりにとりついています。
こうやって母親に守ってもらうんですね。(学芸班 木村)

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花の観察と植物画、二日目

昨日に引き続き、植物学教室「花の観察と植物画」の2回目を行いました。
素材は、昨日の草本からかわって今日は木本です。
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同じ植物なのに、描くとなるとこれほど勝手が違うものかと、みなさん戸惑いつつ筆を走らせます。質感、重量感、葉の向きなど、木本ならではの難しさを味わいます。
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それでも、豊田路子先生のご指導を受けて、みなさんしっかりと植物画を仕上げられました。
二日間、みっちりと植物と向き合ったこの時間が、スケッチブックに凝縮されています。担当者としては、この教室をきっかけとして、植物に、水彩画に、新しい時間の使い方を見つけていただくことを願っています。
(生物担当学芸員 秋山)

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花の観察と植物画、1日目

今日は、植物学教室「花の観察と植物画」を実施しました。
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内容は、初心者を対象とした植物画の講座です。午前中10時から午後4時まで、みっちりと植物に向き合い、科学的な目で植物を描いていただきました。
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講師で植物画家の豊田路子さんの手ほどきを真剣に見つめる受講者のみなさん。
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ひさしぶりに持った絵筆を使い、繊細な筆致で描かれた植物画は、どれもすばらしい出来映えです。明日は2日目、樹木を中心に描いていただく予定です。
(生物担当学芸員 秋山)

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博物館協議会が行われました

本日14時から、今年度最初の博物館協議会が開かれました。
昨年度の事業報告や今年度の事業計画、そして、主要な事業に対する評価について検討を行い、活発に議論していただきました。
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議事終了後は、委員のみなさまに開催中のミニ企画展「自然観察会のはじまり」をご観覧いただきました。
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(生物担当学芸員 秋山)

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