ポーズ

今日は緑区澤井にある「ふじの体験の森やませみ」へ行ってきました。
ゴールデンウィーク中に行われる自然体験教室の下見に同行するためです。
この一帯、佐野川と呼ばれる地区は、「にほんの里100選」(朝日新聞社・森林文化協会)に選ばれているだけに、里山の春植物も豊富です。たくさんのネタを前に、体験教室ではどんなプログラムが参加者の満足度を高められるか、協力員のみなさんと考えながら歩きました。
さて、終了後、沢井川にかかる橋の上を何やら動くものが・・
120417沢井04S
ニホントカゲです。
立派な成体。みんなでカメラを向けても、悠然としています。しかも、しっかりカメラ目線。
写し終わると、何事もなかったかのように去っていきました。
(生物担当学芸員 秋山)

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新しい植物誌へ

昨日、4/15は神奈川県植物誌調査会の総会が小田原市の県立生命の星地球博物館で行われました。次の神奈川県植物誌に向けた重要な会議。そして、恒例の講演会には、若手シダ研究者のトップランナー、国立科博の海老原さんが登場とあり、会場は満席に。
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充実した一日となりました。
そして今日は、このところ休日の恒例となりつつある春植物の撮影に、緑区のある緑地へ。
おめあてはアマナの開花の姿だったのですが、残念ながらタイミングがちょっと遅かったのと、日照が少し足りなかったか…。しっかり開いている花はありませんでした。
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それでも、イチリンソウは満開。アネモネ属のスターは、やっぱりゴージャスな雰囲気をたたえています。
春植物の追っかけは、まだもう少し続けたいと思います。
(生物担当学芸員 秋山)

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ポジデジ

昔は講演会や講座などで写真を見せるときはスライドプロジェクターを使いましたが、最近はパソコンのプレゼンテーションソフトを使って見せることが多くなりました。そこで、昔、撮影したポジフィルムのままでは使い勝手が悪いので、デジタル化を進めています。
ポジフィルムをデジタルスキャナーで読み取ってデジタル画像に変換します。
ポジスキャン
パソコン上で画像を整形して保存していきます。
画像保存
デジタル画像はファイルがいつ消えたり、壊れてしまうかわからないので、バックアップは忘れずに!
(地質担当学芸員 河尻)

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雨の観察会

今日は朝からしとしと春雨。
でも、ミニ観察会をやりました。
雨の日は、ふだんとちょっとちがう自然の表情が見えることがあります。
おめあての春の花はほとんど開いていませんでしたが、ちゃんと雨の日のスターが待っていました。
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カタツムリ、いや、でんでんむしの方が今日の雰囲気にぴったり。
ちょっと館内まで来ていただいて、頭が出てくるのをじっくり待ちました。
ツノまでのばしてくれて、参加してくれたお子さんも大喜び。
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せっかくなので、葉っぱででんでんむしもつくって、お開きとなりました。
(生物担当学芸員 秋山)

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地層剥取標本の洗浄

4月12日、3月22日に剥取ってきた地層の剥取標本の洗浄作業を、相模原地質研究会のメンバーと行いました。
剥取ったままだと余分な土がついているので、水で洗い流します。ただ水で流すだけではなかなかとれないので、手でほぐしながら洗います。手でもほぐれないときは、鎌などで削ります。
剥取洗浄1
仕上げに残っている泥を洗い落として、
剥取洗浄
お日様に当てて乾燥させます。
剥取り乾燥
水を使うので真冬にはやりたくない作業です。この日は暖かくて助かりました。
(地質担当学芸員 河尻)

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枝を片付ける

ここにだけは落ちて欲しくなかった、というところに、落ちていました。
いえ、時事ネタではありません。
120413高根01S
去年上陸した台風15号の爪痕が、博物館となりの留保地にはまだいくつか残っています。今朝、通勤途中にそのうちの一つ、大きなサクラの枝が地面に落下しているのを見つけました。昨日までは、折れてはいたものの、まだ幹とつながっていて花をたくさん咲かせていたのですが…。
やはり、小さくてもこれだけの花がつくと、重くなるし風圧も受けるのでしょう。絶えきれずに落下したようです。
じつはこの場所、とある希少な植物が生えている一画です。ちょうどそのど真ん中に落ちてしまいました。
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しかたがないので、小さなノコギリで枝を小分けにばらし、片付けました。チェーンソーがあればものの数分で済んだであろう作業ですが、そんなとび道具は持っていません。結局20分ほどかかってしまいました。
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今年は花芽をつけませんでしたが、来年は咲いて欲しいと願いながら、汗をふきふき博物館に戻りました。
(生物担当学芸員 秋山)

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いなくなった!

ヨコヅナ1
これは、博物館の前のクヌギについている樹名板を12月17日にめくってみた写真です。
ヨコヅナサシガメがうじゃうじゃ集まって越冬しています。
ヨコヅナ2
4月10日に撮った写真。
暖かくなったので、だいぶいなくなりました。でも、まだちらほら残っています
ヨコヅナ3
今日、4月12日に撮った写真がこれ。
ついに一匹もいなくなりました!
いよいよ生き物たちが活発に動き回る季節の到来です!
(学芸班 木村)

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桜の森の満開の下

徒歩通勤の楽しみは、季節の移り変わりを全身で感じられること。
毎年この時期、通勤路の桜並木には圧倒されます。
そして、つい本棚に手が伸びて読んでしまうのが…
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『桜の森の満開の下』(坂口安吾)
若い頃は、花見と称するどんちゃん騒ぎに嫌悪を感じていました。しかし自分も歳をとり、満開の花の下で心乱れる人間の心理に愛おしさすら抱くようになりました。
今年も安吾ワールドにはまっています。
(生物担当学芸員 秋山)

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春植物の女王

今日は相模原植物調査会の野外調査の日です。
市内緑区のとある里山へ、春植物の女王を見に行きました。
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カタクリ。
市内にはこの花を守り、増やして「カタクリの里」として一般向けに公開している場所が何カ所かあります。
しかし、今日行ったこの場所は、一般にはほとんど知られていない自生地です。集落の方がご自分の家の裏山を昔ながらの管理できれいに整えていただいている結果、カタクリが守られてきたのです。ごく自然な姿で美しく咲いていました。女王の風格と気品が春の里山に漂っています。
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近くに咲いていたヒナスミレ。こじんまりと咲く姿がとてもかわいいです。
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ちょっと天候は不安定でしたが、今日も楽しく有意義な野外調査となりました。
(生物担当学芸員 秋山)

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開花

このところ春の花の話題ばかりですが…。
そういう季節なのでしかたありませんね。
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予告していたフデリンドウ、咲き出しました。博物館にボランティア作業に来ていた相模原植物調査会の方が教えてくれました。まだ数株だけですが、これから一気に開花していくでしょう。
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カントウタンポポもしっかり花柄を伸ばして咲いています。それにしても、咲くときはほんとうに一気に花柄が伸び上がって咲きますね。ちなみに写真は朝撮影したので、まだ花が開ききっていません。
ところで、今まで気づかなかった花にも出会いました。
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シロバナタンポポ。西日本の植物ですが、関東地方では珍しいので、たまに栽培目的で持ち込まれます。この株がどこからやってきたものかわかりませんが、1株だけ、寂しそうに咲いていました。こうして1株あれば、数年後には周辺にどーんと広がりそうな気がしますが…、なぜかシロバナタンポポはそんな風には増えません。むしろ、いつの間にか消えていってしまいます。
関東になじめない、何かがあるのかもしれません。
(生物担当学芸員 秋山)

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