アシダカグモ、います

エントランスの一角で「アシダカグモ」の展示を始めました。
身近でありながら、あまりじっくり見る機会がない生きものをよく見てもらおうという意図ではじめたものです。
展示しているのはオス成体の標本、生きているメス成体、推定5齢の幼体です(アシダカグモについての説明は博物館ホームページ「生きものの窓」でごらんください)。
実は、この場所には、昨年末ごろに「ハリガネムシ」を展示していました。
寄生虫の展示は、抵抗を感じる人も多いだろうと、やや躊躇していたのですが、やってみると意外に皆さん興味津々、授業で見学に訪れた子どもたちなど、結構、はりついて見ているのです。
見せ物小屋ではありませんが、「珍しさ」「こわいもの見たさ」は確実に人をひきつける要素だと、改めて感じた場面でした。
そんなわけで、ハリガネムシに続き、アシダカグモです。今度は子どもたちの関心を集めることができるでしょうか。家で見かけたことがある、という大人のみなさんも、オス・メス・幼体を一度に見たことはないと思います。来館された際には、ぜひ、ひと目みていってください。(学芸班 木村)
アシダカグモ展示

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チャレンジ体験

さがぽんがつぶやいてくれたので、学習資料展チャレンジ体験の写真を撮ってきました。今日が最終日です(デモンストレーションは26日まで実施します)。
120211学習展07S
折り紙を折っています。市民学芸員のみなさん、とってもやさしい笑顔でお迎えしてくれます。
120211学習展10S
ガラス瓶の栓を抜いたり、ダイヤル式電話のダイヤルを回してみたり。どれもついこの間まで現役だったもの。でも、気がつくと今はほとんど使われていなかったり、子どもたちの手から消えていったものばかり。
本日16時までです!
(生物担当学芸員 秋山)

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渋沢丘陵へ

2月9日、渋沢丘陵の里山を訪れました。秦野盆地の南側、複雑に入り組んだ谷戸地形をいくつも持つこの丘陵地は、里山保全のメッカとも言える場所です。秦野市内には里山を保全する市民の団体が40以上もあり、それぞれの特色を生かした里山の管理を行っています。
柳川生きものの里
秦野市が指定する「生き物の里」第1号の柳川地区の谷戸。広く開けて気持ちの良い場所です。
ニホンアカガエル
生き物の里としては一番新しい第5号指定地の千村地区。マコモダケの水田には、ニホンアカガエルの卵塊がありました。
研修会
午後は、里なび研修会in秦野市「里山再生活動へのIT技術と地域協働の仕組みづくり」に参加しました。行政、市民、大学、企業がそれぞれの立場から里山保全にどのように取り組んできたか紹介され、活発な意見交換が行われました。
生物多様性地域戦略と生物多様性地域連携促進といった施策の根幹をなす取り組みの数々、とても勉強になりました。
(生物担当学芸員 秋山)

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津久井城調査のボランティア活動

 今日は博物館で津久井城の調査に参加した市民ボランティアさんが集まり資料整理を行いました。
一昨年から市の教育委員会では新たな体制で小田原北条氏の山城として知られる津久井城の調査を開始しています。この調査にはたくさんのボランティアさんが参加しており、今日は昨年11~12月に発掘調査を行った際の出土品や図面・写真の整理をしました。いつものことながら皆さんの熱心に取り組まれている姿には本当に頭が下がる思いです。そんな訳で今日の実習実験室はみなさんのやる気で熱気に包まれていました。調査の成果は来月17日からの考古分野の企画展でご紹介する予定です。(学芸班 河本)
写真の整理
図面の整理
遺物の整理

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区役所の人が来ました

今日は相模原市中央区地域政策課の職員が、区民会議の委員さんと来館。中央区のイメージづくりに博物館を役立てられられないか、というお話をしていきました。くわしい話は書けませんが、キーワードのひとつは「ネットワーク」。博物館にも「ネットワーク計画」があるので、実にタイムリーです。疑問やモヤモヤがあったら、とにかく話してみる、というのは大切だな、と改めて思いました。こうやって将来、いろいろな部署やセクターがつながって、博物館もまちづくりの一翼をきちんと担えると良いと思います。「あなたの近所には博物館があっていいなあ」と言われる日を、ちょっと夢見ました。(学芸班 木村)

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博物館協議会を開催しました

今日は博物館協議会が開催されました。
博物館協議会というのは、館長の諮問に答えたり、館の運営に意見を述べる機関です。
博物館法で「設置する事ができる」と規定されていますので、当館では条例で定めて設置しており、年数回の会議で、いろいろな意見を伺っています。
委員は、学校教育・社会教育・家庭教育・学識経験者という分野の10名。団体の推薦だけでなく、公募で参加した方も2名いらっしゃいます。
任期は2年。今日は第9期委員さんの初めての集まりで、いきなり委嘱式からスタート。若干緊張した雰囲気になりましたが、2期めの方もいらっしゃるので、まもなく和やかな雰囲気になり、館の活動状況の報告や今後の予定についての話し合いが進みました。
この協議会を開いていつも思うのは、委員さんが皆、建設的な意見をどんどん述べてくださるということ。「博物館を良くしよう」という思いが伝わってきて、本当にありがたい限りです。今期のテーマは、今までにひきつづき「博物館評価のあり方」なのですが、「評価の指標は数字だけではないはず」との言葉には職員一同「この仕事やってて良かったな」という気持ちになりました。これから2年間、よろしくお願いいたします。(学芸班 木村)
協議会風景
協議会の後は、企画展の見学。「これぞ市民協働の成果です」と叫びたいところですが…うまく伝わったでしょうか。
協議会展示

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上大島で野鳥観察

今日は、城山エコミュージアム自然部会のみなさんと、上大島の相模川の河原で野鳥観察をしました。一番寒い季節は、もっとも鳥をじっくり観察できる季節でもあります。
観察風景
寒さを覚悟してきたせいか、このところの厳寒の気候で慣れもあったのか、思ったほど寒さに凍えることもありませんでした。望遠鏡に手持ちのデジカメをくっつけただけですが、意外ときれいに撮れたツグミ
ツグミ
参加者の方がアラカシの枝先に見つけてくれた、崩れたヤママユの繭。これ、鳥に狙われてほじくられたのでしょうか。付近に5、6個の同じように崩された繭がありました。複数の目で見るとこんな発見もあるということで、楽しい観察会になりました。
ヤママユ
(生物担当学芸員 秋山)

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クモの越冬

クモが越冬するところを見たことがあるでしょうか。
落葉や木のうろ、石の下など、いろいろな場所がありますが、意外にたくさん集まっているのが、木にかけられたプラスチック製の樹名板の裏。
樹名板
めくってみると、テントウムシやカメムシなどとともに、糸をシート状につづったものや、繭状のものがたくさん見つかります。これは、クモが越冬をするためにつくったものです。
樹名板2
ピンセットでつまんで、何が出てくるか見てみると…
一番多いのはアリグモの仲間です。ほかにも、フクログモ類、エビグモ類などが数多くみられました。
(写真のクモは麻酔で眠っています)
出てきたクモ1
出てきたクモ2
博物館前で、10分間ほどの間にこれだけ観察できるのですから、丹念に調べればもっといろいろ見つかりそうです。
今日は立春。まだ春と言うには寒い日が続いていますが、暖かくなって自由に動き回れる日を、小さな生き物たちはこうやって待っているのですね。(学芸班 木村)

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展示室の日課

朝の全員ミーティングが済んだ後、その日の当番の学芸員は、展示室を開けにいきます。
夜の間閉まっていたシャッターを開け、照明を点灯し、機材や展示物のチェックを行います。
大抵は何事もありませんが、残念な事にいたずらで表示が破損していたり、機材が不調の時があります。そういう時は、開館までの30~40分の間に可能な限り復旧させます。
こういうのも、学芸員の仕事です。
などと偉そうに書きましたが、実はもっと大切な仕事があります。
そうです。清掃です。これは毎朝、委託業者の人が時間をかけてやっています。
こうした毎日の繰り返しがあるから、常に良い状態で来館者の皆さんに展示をお見せする事ができるのです。
(学芸班 木村)
シャッターを開けます
シャッターあける
展示物のチェック
展示物チェック
太陽望遠鏡のセット
太陽望遠鏡
おそうじです!
おそうじ

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メッセージ

現在、土日の午前中に上映中のプラネタリウム番組「おしえて!さがぽん 宇宙のおしごと」に出演されているJAXAのみなさんからのメッセージ(実物)が、天文展示室に掲示されています。
メッセージ全体
JAXAでのお仕事のようすをお話ししてくれている大月祥子先生はじめ、現在進行中のプロジェクトで活躍されている若手の研究者のみなさん、そして的川泰宣先生や、川口淳一郎先生のメッセージもあります。プラネタリウム番組とあわせてぜひご覧下さい。
大月先生のメッセージ
「おしえて!さがぽん 宇宙のおしごと」の上映スケジュールなどはこちら
http://www.remus.dti.ne.jp/~sagami/30-03tenjiannai-plazenten.htm#上映スケジュール
(生物担当学芸員 秋山)

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