今年も始めました!カイコの飼育展示

毎年恒例のカイコの飼育展示、今年も本日6月3日からスタートしました。

飼育展示の様子 1階エントランスの休憩コーナーに設置しています

カイコがまだ小さいので、ルーペを設置しています

今年の品種は「朝・日×東・海」で、茨城県の蚕糸科学技術研究所から購入した実用品種です。5月29日から孵化(ふか)が始まり、6月1日朝には概ね全数が孵化していたので給桑(きゅうそう)を開始しました。孵化直後のカイコは黒くて毛が生えているので、毛蚕(けご)と呼ばれます。

孵化直後のカイコ 白いのは卵の殻

かつて、養蚕農家ではこの給桑開始の際に、羽箒(はぼうき)で毛蚕を蚕座へ掃き落とすので、この作業を「掃立て(はきたて)」と呼びました。
掃立てから12時間ほど経ったカイコです。

はじめは少しずつ食べて大きくなっていきます

そして3日目となった本日、6月3日朝のカイコです。すでに、カイコらしい体つきになっています。

掃立てから3日目のカイコ

まもなく脱皮前の眠(みん)に入り、6月5日までには2齢になる予定です。
(博物館長・学芸員)

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無事終了!ホネホネちょミットさがみはら

5月30日、31日の2日間にわたり開催した「ホネホネちょミット@さがみはら2026」は大盛況のうちに終了しました。

常に会場は人であふれていました

2日間で合わせて1500名近い入場者を数えましたが、入口カウンターの計測値のため、エントランスのみの来場者を合わせるともっと多くの方にご来場いただいたと考えています。

いつのまにか、骨に夢中の来場者

このイベントのおもしろいところは、出展者が多様で、年齢層も幅広いことです、小学生が普通に出展して、大人と対等にディスカッションしていました。

小学生が研究の成果を堂々と発表

骨格や毛皮、羽根などを学術的な観点から扱うのはもちろんですが、その楽しさ、すばらしさを伝えようとみなさんが創意工夫する姿を目の当たりにして、来場したみなさんも出展者も大きな刺激を受けたはずです。
入り口に掲示された絵巻は、動物遺体を標本化する過程を絵解きで解説したものです。これに、来場者や出展者がそれぞれの工程での相談ごとや質問を水色のふせんに書いて貼ります。それを見て回答できる人が、ピンクのふせんに書いて貼ります。

注目を集めた絵巻

これを読んでいるだけで、ホネ仲間の温かいつながりを感じ取ることができます。
そんな素晴らしい雰囲気のちょミットも、31日16時で終了。すぐに撤収作業が行われました。

手際よく撤収

名残惜しい時間でしたが、来年岩手県で開催予定のホネホネサミットでまた会えると信じてみなさん帰路につきました。
最後に、さがみホネホネ団、なにわホネホネ団を中心とした実行委員会が締めのミーティングを行いました。

締めのミーティング

充実の表情で、お互いの労をねぎらいました。関東初開催となったホネホネ(ちょっと)サミット“ちょミット”でしたが、ぜんぜん「ちょっと」ではない規模となりました。ご来場くださったみなさま、出展者のみなさま、ありがとうございました。
(博物館長・学芸員)

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満員御礼!ゲッチョ先生の講演会

5月30日と31日の2日間にわたり開催した「ホネホネちょミット@さがみはら2026」は大盛況のうちに終了しました。2日目の様子は改めて紹介しますが、31日午後に行われたホネ仲間のレジェンド、ゲッチョ先生こと盛口満さん(沖縄大学教授)の講演会の様子をお伝えします。当日朝に会場入りされた先生は、特設ブースでホネ仲間と語り合ってくれました。

ホネ仲間に年齢差は関係無いようです

オープニングトークとして、ゲッチョ先生の教え子で「なにわホネホネ団」団長の西澤真樹子さんが、全国へひろがったホネホネ団がどのように生まれたのかについてお話してくれました。

高校の教師だったゲッチョ先生にいざなわれたホネの道を振り返る西澤団長

すでにその段階で満席に近い状態でしたが、ゲッチョ先生のお話が始まるころには、満員御礼となりました。

満員御礼!の会場

イラストレーターでもあり、博物学者でもあるゲッチョ先生のお話は、冒頭からぎゅっと会場の心をつかみます。

持参されたホネを披露するゲッチョ先生

登山用の大きなザックからは次々と骨が出てきます。

後ろの席のみなさんにも紹介するゲッチョ先生

拾った骨にまつわる思い出から、骨からわかる動物の生き方など、縦横に広がる話題は最後にしっかりと、骨の魅力とそれ広めるホネホネ団の仲間たちへの期待で締めくくられました。
楽しくて濃密な約1時間はあっという間でした。その後、大賑わいの中終了したホネホネちょミット主会場の様子は改めて紹介いたします。
(博物館長・学芸員)

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ホネホネちょミットさがみはら、1日目無事に終了!

ホネホネちょミット@さがみはら2026、5月30日の1日目が無事に終了しました!
午後には大会議室で「ホネ活パネルディスカッション~ホネ活をしている人たちによるギャラリートーク」が行われました。

パネルディスカッションの様子

登壇者は、神奈川県立生命の星・地球博物館の加藤ゆきさん、 群馬県立自然史博物館の姉崎智子さん、千葉県立中央博物館の下稲葉さやかさん、我孫子市鳥の博物館の望月みずきさん、東京都立国分寺高等学校の山崎樹玲さん、麻布大学ミュゼットの知念真代さん、神奈川県立横須賀高等学校の佐々木蒼大さん、 石巻専修大学の鈴木実侑さん、東京都市大学 西原深優さん、さがみホネホネ団(光明学園相模原高等学校)の下口直久さん(進行役)と、東日本のホネ活の中心的な存在となる豪華なメンバーです。当館館長もさがみホネホネ団設立の経緯などをお話しました。

号かな登壇者のみなさん

100名を超える聴講者が集まり、ディスカッションも活発に行われました。

活発なディスカッションが行われました

この日は主会場にも大変たくさんの方が来場され、ホネ活仲間だけでなく、一般の来館者も初めて体験するホネの世界に驚きつつも楽しんでいました。

エントランス会場も大盛況

終了後には出展者のみなさんと記念写真を撮影しました。すごい人数ですね!

出展者のみなさん

撮影コーナーもあります。ご来場の記念にぜひ!

フォトスポット

2日目となる31日午後には、ホネ仲間のレジェンド、ゲッチョ先生こと盛口満さん(沖縄大学学長)による講演会「骨から生き物の歴史と暮らしをさぐる」が午後1時から行われます。2日目は午後4時終了となります。ホネだけでなく、羽根や毛皮など、さまざまな標本が集まっています。ぜひご来場ください。
(博物館長・学芸員)

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ホネホネちょミット@さがみはら2026、開幕!

5月30日と31日の2日間にわたり開催される「ホネホネちょミット@さがみはら2026」がいよいよオープンしました!

 

開会式の様子 たくさんの出展者さんたち!

 

33の出展者が各地から集結して、お互いに情報交換したりしながらホネ活しています。

高校生の出展者さんもほかのブースに興味深々

もちろん、一般の参加者のみんさんが楽しめるブースばかりです。これまでホネにあまり関心の無かったみなさんも、ホネの楽しい一面を発見できるはずです。

たまたま訪れた親子連れも、ふだん触れる機会の無いホネに触ってくれています

主会場の特別展示室前のエントランスにも出展

午後1時からは「ホネ活パネルディスカッション」を大会議室で実施します。こちらもどなたでもご参加いただけます。
ご来場お待ちしています!
(博物館長・学芸員)

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いよいよ明日から!ホネホネちょミットさがみはら!

 

ホネホネちょミットさがみはら2026、いよいよ今週末となりました。すでに「さがみホネホネ団」のみなさんが28日午後から会場設営などの準備を始めてくれました。

5月28日の会場設営

前日の今日は、朝から配布物の印刷や、看板の設置、そして一部のブースはすでに設営しています。

みんなで協力して設置

配布物の丁合

設営作業ですでに盛り上がる出展者のみなさん

関東初開催となるこのホネホネイベントは、5月30日、31日の二日間にわたって行われます。30日午後には「ホネ活パネルディスカッション」、31日午後はホネ仲間たちのレジェンド、ゲッチョ先生こと盛口満さんの講演会もあります。会場や時間など詳しくはこちらをご覧ください。ご来場お待ちしております!
(博物館長・学芸員)

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3種の“ツバメ”

この季節、博物館の上空には3種類の“ツバメ”が飛びます。なぜカッコ付かというと、その中にはツバメ類ではない“ツバメ”が含まれるからです。いずれも博物館の周辺で営巣しているため、上空を見上げていると、代わる代わる、という感じで飛んでいます。
まずは、ツバメです。

ツバメ

ツバメ

尾の、深い切れ込みの燕尾が美しく、全体的にシャープな形です。私たちに最も身近なツバメ類と言えます。喉と額が赤いのも特徴です。

地上で巣材の泥を集めるツバメ

巣はおなじみで、民家の軒先や、駅舎、高速道路のパーキングなど、人から丸見えの場所に巣を作ります。巣の上部は天井とくっつきません。

巣立ち間近のヒナでいっぱいのツバメの巣

次は、イワツバメです。尾の切れ込みが浅く、全体的に丸みをおびた飛び姿です。

イワツバメ

喉は赤くなく、ツートンのかわいらしい姿です。

巣材となる泥を集めるイワツバメ

巣は大きな鉄筋コンクリートの建物や、橋の下などに集団で営巣します。ツバメの巣に似ていますが、巣の上部のほとんどが天井部分にくっついていて、小さく穴が開いた構造です。

イワツバメの巣 天井とほとんどの部分がくっついている

もう1種が、ツバメ類ではない“ツバメ”、ヒメアマツバメです。

ヒメアマツバメ

アマツバメ類はツバメ類とは分類上かなり離れた種群同士ですが、飛びながら昆虫を捕らえる習性などから似た形をしています。

ヒメアマツバメ 高速で飛ぶことに特化したシャープな形

じつはツバメ類よりも高速で長く飛ぶことに特化した形で、電線にとまったり地上に降りることはありません。巣は、イワツバメの古巣を利用するものの、ツバメ類のように自ら泥を運んできて固めることはなく、大量の羽毛を詰め込んだ独特の巣を作ります。

羽毛に覆われたヒメアマツバメの巣

少々ややこしい“ツバメ”たちですが、似ているけどちょっとずつ違う野鳥を見分けるのも、野鳥観察の楽しみのひとつですね。
(博物館長・学芸員)

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シジュウカラの日向ぼっこ

博物館お隣の樹林地を歩いていたら、頭上で「ジージージー」と声がしました。
シジュウカラの巣立ちビナの声です。頭の黒い部分の色が淡く、頬や胸の白い部分が、ほんのり黄色っぽいのが巣立ちビナの特徴です。

シジュウカラの巣立ちビナ

しばらく見ていたら、翼を広げて静止しました。

翼と尾羽を広げてしばらく静止しています

直射日光で、羽根を虫干ししているのでしょう。

その後、軽く羽づくろいをしては時々尾羽を広げていました

巣の外へ出てまだ1か月も経っていないはずです。こうした行動が本能的なものなのか、親鳥を真似ているのか、興味深いですね。
(博物館長・学芸員)

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渓流で生きもの探し

523日に相模原の環境をよくする会主催で開かれた環境教室で、水生生物調査の講師を務めました。
当日は4月並みの肌寒い気温でしたが、参加者の子供たちはやる気満々!
ウォーターシューズなどを履いて、ザブザブと元気よく川に入っていきます。

何かいるかな?

まず見つかったのは、カジカガエル。

カジカガエル

渓流などに生息する、美しい鳴き声のカエルです。
じつは、調査を始める前から周囲で鳴き声が盛んに響いていました。
卵やオタマジャクシも見つかりました。

カジカガエルの卵

続いて、カゲロウやカワゲラ、ヘビトンボといった昆虫の幼虫が続々と発見されました。

ヘビトンボの幼虫(中央)とヒラタカゲロウ類の幼虫(右)、モンキマメゲンゴロウ(左)

こちらは、ミヤマカワトンボの幼虫(ヤゴ)です。

ミヤマカワトンボの幼虫

 短い時間の観察でしたが、渓流の生きものたちをたくさん観察することができました。(動物担当学芸員)

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バックヤードツアーを実施しました

先週、NHKの地上波テレビ番組「クローズアップ現代」で博物館の「収蔵庫問題」特集が組まれ、番組制作にあたり当館もロケや資料貸出などで協力しました。
それに関連して、5月24日、ロケを実施した館内収蔵庫などを見学するバックヤードツアーを実施しました。

博物館のウラ側

番組内では資料を保管する収蔵庫が満杯になっている問題が大きく取り上げられましたが、当館の収蔵庫も、だんだん満杯になりつつあります。

大型資料収蔵庫は、ほぼ満状態です

番組撮影に協力した民俗担当学芸員の案内のもと、収録のウラ話などを交えつつ、収蔵庫を巡りました。

番組ロケを行った、生活資料収蔵庫の前で解説

資料を未来に受け継ぐ収蔵庫の役割やその今後について、考えるきっかけとなればと思います。
(動物担当学芸員)

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