「お笑いプラネタリウム」を開催しました!

きらぼし銀河プラネタリウムにて7月26日(日)に開催した「お笑いプラネタリウム」は、おかげさまで満員御礼となり、多くの皆さまにご来場いただきました。
当館では初めての試みとなった「お笑いプラネタリウム」でしたが、その様子を写真とともにご紹介します。

お笑い星空ユニット「トゥインクル☆トゥインクル」

出演は、吉本興業所属のお笑い芸人・田畑祐一さんと小川暖奈さん(スパイク)によるお笑い星空ユニット「トゥインクル☆トゥインクル」。満天の星のもとで星にまつわる爆笑コントや漫才を繰り広げる異色のユニットです。

今回は、コスモプラネタリウム渋谷のプラネタリウム解説員・永田美絵さんと共演し、約10億個の星を映し出す高精細な星空のもと、癒しの星空解説と星空にまつわるお笑いトークを展開してくれました。

プラネタリウム解説員・永田美絵さん(一番右側)

まずはつかみで、田畑さんの特技「まじかるアース」を披露!
客席から自由にお題を挙げてもらい、手拍子に合わせテンポよく言葉を繋げて5ターン以内に”地球”へ戻る、という言葉ゲームです。客席からの様々なお題に対し、すべて地球へ戻ってくる即興のゲームを楽しみました。

「まじかるアース」の様子

ここで永田さんにバトンタッチし、今夜の星空について、心地良すぎて眠くなってしまうほどの癒しの解説を体験します。

お誕生日星座を解説する様子

続いては「トゥインクル☆トゥインクル」による、満天の星のもとでデート(練習)をするシチュエーションで星や星座にまつわる面白い2人の掛け合いのネタを満喫しました。

大宇宙クイズのはじまり

イベント後半には「大宇宙クイズ」と題し、サイリウム(ルミカライト)を持った客席全員が解答できるクイズ大会を行って、盛り上がりは最高潮に。

客席全員がサイリウムでクイズに解答する様子

最後はご来場の皆さまと記念撮影!笑顔いっぱいの大盛況にて終了となりました。

全員で記念撮影!

面白くて楽しい時間と空間を作り上げてくれた出演者の皆さま、ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

(天文担当学芸員)

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博物館実習2日目、資料の取扱いを学びました。

8月5日(水)、博物館実習2日目を迎えました。共通実習の中日にあたるこの日は、みっちり丸1日かけて資料の取扱いについて学びます。
3グループに分かれ、ローテーションで自然系資料と人文系資料の取扱い、資料の梱包方法を各分野担当学芸員からレクチャーされます。

自然系資料は植物標本を教材に、生物担当学芸員の当館館長とボランティアグループ・相模植物調査会の皆さんが講師となって、押し葉標本を台紙へ貼る「マウント作業」などを行いました。

まずは座学で基礎的なことを学びます。

ベテランのボランティアさんが優しく教えてくれました。

人文系資料では、掛軸と巻子(かんす)を取扱いました。指導係は民俗担当学芸員です。矢筈棒(やはずぼう)や罫算(けさん)などの専用具を使い、巻きが偏る“タケノコ状”にならないように注意します。

取り出した巻子を開くところ

高所にある掛軸を取り外すときは矢筈棒を使います。

梱包実習は、なんと本物の土器を用いて行います。考古担当学芸員による指導のもと、ペアで協力し合って適切な梱包材の選び方、梱包手順などを考えながら実践します。

ペアで協力・分担して安全に土器を梱包します。

梱包材の使い方を学芸員がアドバイスしています。

初めて実物資料を触ったという実習生や、自身の専攻または大学の資格課程での経験を振り返りながら臨んだ実習生など事情は様々ですが、いずれも本物の博物館資料を教材とした実習に緊張感をもって取り組んでいるようでした。

このほか、初日の施設見学では見きれなかった分野別の収蔵庫では、資料ごとの収蔵方法の違いや工夫点、受入れ資料が所狭しと並び、ひっ迫した現状などを見学しました。

植物標本の保存・管理について解説しています。

同じ収蔵庫内でも、昆虫標本は植物標本と保存方法が異なります!

出土した遺跡ごとの棚に収められた土器片。その数の多さに圧倒されます。

8月4日から始まった共通実習は、あっという間に最終日を残すのみとなりました。実習生にとって実りある1日となることを期待しています。

(歴史担当学芸員)

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令和8年度博物館実習がスタートしました!

8月4日(火)、令和8年度の博物館実習がスタートしました。この実習は、学芸員の資格取得を目指す大学生が、実際の現場で博物館活動や学芸員業務に必要な知識・技術などを身につけるためのものです。

今年度はこのメンバーで9日間の実習を行います。

当館の博物館実習は、全6分野合同で行う3日間の共通実習と、専門分野ごとに実施する6日間の分野別実習の計9日間のプログラムです。今年度は12大学から18名の実習生を受け入れています。
初日は館長挨拶に始まり、施設管理や情報発信などを行う企画情報班と、学芸員が在籍する学芸班の業務について、午前中いっぱい学びました。

企画情報班総括による博物館管理運営業務の概要(講義)

資料の収蔵環境に直結する温湿度管理の心臓部「冷温水発生器」の見学

館長による当館の活動紹介

午後は展示室や館内の各施設、プラネタリウムなどを見学しました。さらに、今年度の施設見学では、天文分野において当館と連携協力しているJAXA相模原キャンパスにも伺いました。

先日リニューアル1周年を迎えたプラネタリウムドーム内

当館お隣のJAXA相模原キャンパスも見学させていただきました!

座学中心の午前とはガラッと内容が変わり、足を運んで見聞きして学ぶ時間となりました。

大型資料収蔵庫

展示制作の意図など、一味違った視点で解説しています。

実習生にとってはとにかく情報量が多い1日でしたが、博物館の実務を知るための実習ならではの内容だったことと思います。共通実習2日目は自然系・人文系それぞれの資料の取扱いについて学ぶ予定です。

(歴史担当学芸員)

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猛禽類といえども

先日、市内中央区のある公園を歩いていたら、鳥の羽根が散らばっていました。そのうちの1枚が下の写真です。

このような羽根が複数、落ちていました

近くにはこんな羽根も・・

同じく、落ちていた羽根

このように、1枚ずつ羽根が抜かれているのは、タカなどの猛禽類が鳥を捕らえて、お気に入りの食事場所へ運ぶ前に、その場で大きな羽根を中心に抜き取って運びやすくした痕です。猛禽類と、捕らえられた鳥の存在を知るうえで重要なフィールドサインです。
ところで、この羽根の特徴は、ツミという小型のタカのメスのものです。猛禽類が猛禽類を狩る・・ちょっと意外な感じもしますが、オオタカなどがより小型のハイタカやツミを狩ることはよく知られています。

ツミ(メス)  別の日に別の公園で撮影

ツミは近年、都市公園などで繁殖することが知られていて、この公園でもよく鳴き声を聞いていたので、繁殖している可能性が高いと思っていました。近くにはドバトの羽根も落ちていたので、おそらくはオオタカの狩場になっているのでしょう。残念ながら、ここのツミもオオタカの餌食になってしまったようです。猛禽類といえども、厳しい自然界の摂理には抗えないのですね。
(博物館長・学芸員)

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自然観察指導員の学習会

8月2日、公益財団法人日本自然保護協会に登録している自然観察指導員の相模原連絡会である「さがみはら緑の風」の観察学習会を実施しました。これは、当館の月例行事である「生きものミニサロン」のサポートなども担っていただいている自然観察指導員のみなさんのスキルアップ研修会で、講師は当館館長です。
まず、室内で30分ほどの講義を行い、そのあと野外で実習です。今回は、自然観察会で参加者が楽しみながら自然観察に集中できる展開の方法をテーマとしました。

ミニ観察会の様子

猛暑の中なので、建物や木々の影の下で観察します。いくつかの展開方法を紹介した後、参加者のみなさんがそれぞれミニ観察会を考えて実施します。登録したての方もベテランも、みなさんの感想や意見から新たな方法やアイデアを獲得していきます。例えば、ある方が実施したミニ観察会では、クマノミズキの若い葉の裏に群がるアリを観察しました。

クマノミズキの若い葉に群がるアリ

クローズアップして見ると、アブラムシのおしりから分泌物をもらっているようです。

クローズアップすると、アブラムシに群がっていました

これも、知識としてはいろいろと解説できてしまうのですが、いきなりそれを語ってしまっては、参加者の自発的な気づきにつながりません。そこで、もっと広く木全体を見たり、参加者同士で「アリの目的」を考えて話し合ってもらうことで、より深く観察できます。また、別のミニ観察会では、小グループに分かれてコブシの木で「生きものの痕跡」を見つけてもらうというお題が出されました。その中ではこんな発見が!

オオアヤシャクの幼虫

オオアヤシャクという蛾の幼虫が擬態(ぎたい)しているところです。若枝になりきっている姿にみなさんから歓声が上がりました。痕跡どころか、生きものそのものですから、このイモムシを見つけるのがテーマではありません。でも、こんな素敵な素材をじっくり観察しない手はありません。急遽、みなさんでじっくり観察しました。自然観察会では、観察する眼が多くなるため、下見では見つからなかった思わぬものが見つかることがよくあります。こうした“嬉しいハプニング”も、自然観察会の醍醐味です。

ラッパ状の巣の奥に隠れていることが多く、なかなか全身を見ることのないクサグモが丸見えの状態でいたのも、参加者が見つけてくれました

みんなで観察する楽しさを実感して、自然を愛する人を増やすことが自然観察会の目的です。今日の学びを今後の観察会に生かして、楽しい観察会を企画していただきたいと思います。
(博物館長・学芸員)

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【市民学芸員かわら版】相模原市のあの橋 この橋

7月29日(水)、当館のボランティア「市民学芸員」情報発信チームによる『市民学芸員かわら版』の最新第21号が発行されました。題して、「相模原市のあの橋 この橋」です。

『市民学芸員かわら版』とは、テーマ選定から情報収集、記事のレイアウトまで全て市民学芸員が行い、
自然・歴史・文化に関する様々なトピックスについて、市民目線を取り入れながらわかりやすく紹介している不定期刊行の壁新聞です。

今回の『市民学芸員かわら版』では市域にある13の橋が紹介されています。
例えば小倉橋や新小倉橋(どちらも緑区)があり、小倉橋は市の登録有形文化財(建造物)に指定されており、新小倉橋の建設の際には、今から約5,000年前の縄文時代の集落跡が発掘調査されています。

橋の歴史などを紐解くと新たな発見があり大変興味深いです。ご来館の際は、1階休憩コーナー付近の『市民学芸員かわら版』をチェックしてみてください。

(考古担当学芸員)

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市役所こどもデーで土器×2タッチを行いました。

7月27日(月)は市役所こどもデーに博物館として出展しました。
このイベントは、未就学児や小学生を対象として、市役所本庁舎や消防指令センターなどで遊びの場や市の取組について楽しみながら学んでいただくものです。

博物館からは考古分野の土器×2タッチを行いました。
館内実施の時と同様に、相模原縄文研究会の方にもサポートをお願いしました。

会場は市役所内

土器をならべます 下溝周辺で出土したものです

どんどんさわってもらいます

人だかりができました

今回の土器×2タッチの参加者は395名でした。こどもデーなので家族連れが多く参加されました。

土器をもってみよう!

縄文土器をさわることで、相模原にも土器を作り使った人々が確かにいたことを実感してもらいました。今回のように館外での取組も少しづつ増やすことで博物館全体の発信ができればと考えています。
(考古担当学芸員)

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【県博協】自然史資料の取扱いと作り方の研修会

7月17日(金)、神奈川県博物館協会、通称「県博協」の研修会を当館にて実施しました。県博協とは、県内の博物館、美術館、水族館、動物園、植物園、科学館など100以上の館園が加盟する組織で、学芸員や施設職員が定期的に実施する研修会などを通じて情報交換や交流を図っています。プラネタリウムリニューアルについて取り上げた昨年12月の研修会以来、約7か月ぶりに当館が会場となりました。

この日の研修会テーマは、題して「自然史資料の取扱いと作り方」。植物標本については当館館長で生物担当学芸員が、昆虫標本については当館動物担当学芸員が、自然科学系学芸員が不在ながらも、専門家やボランティアと協働して行った資料整理と活用について、小田原市郷土文化館学芸員が事例紹介しました。

当館館長の発表(植物標本)

当館動物担当学芸員の発表(昆虫標本)

小田原市郷土文化館の事例紹介

事例紹介後は2グループに分かれ、講師を務めた当館学芸員2名による各分野資料の取扱いについてレクチャーする時間です。動物担当学芸員は、現在開催中の企画展「昆虫 しらべてまもる多様性」の担当者でもあるため、企画展展示解説後、間近で見られる昆虫標本作製実演を行いました。

市内に生息する絶滅危惧種「ギフチョウ」について解説する様子

昆虫標本作製の手順や用具を解説しながら実演中

一方、生物担当学芸員の当館館長からは、植物標本の作製方法や大変良好な状態で発見された鳥類の巣の標本などを紹介しました。

専用の道具を使って、参加者の皆さんにも体験いただきました!

今回の研修会のおもな目的は、自然史資料を有しているものの、人手不足など様々な事情により専門職員が配置されておらず、資料の取扱いに苦慮する県博協加盟館園の助けとなることでした。しかし、こうした館園に限らず、他館の事例を知り、情報共有が行われた結果がそれぞれの活動に生かされることこそ、研修会が行われる大きな意義の一つです。
質疑応答やグループ見学の際には情報交換や議論が活発に行われる様子が見られ、とても有意義な時間となりました。

(歴史担当学芸員)

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明日(7/29)も実施します!「相模原で捕獲されたシカの革でキーホルダーをつくろう」

7月28日、博物館のエントランスで「相模原で捕獲されたシカの革でキーホルダーをつくろう」の1日目を実施しました。

かわいいキーホルダーです!

シカやイノシシがお出迎え

博物館で収蔵するホンシュウジカやイノシシの剥製(はくせい)のほか、ワークショップのレクチャーと指導を担っている「野生動物との共生の会」からたくさんの毛皮を持ち込んでいただきました。これらの毛皮は触っていただけます。

手触りで野生の動物を感じてもらいます

レクチャーでは、全国でシカやイノシシが有害駆除でどれくらいの頭数が捕獲されているのかなどお話があります。参加されたみなさんは、その数に驚かれています。

10分弱のレクチャー付きです

レクチャーの後は、相模原で捕獲されたシカの革でキーホルダーを作ります。

意外と難しいけど、しっかり手ほどきしてくれます

色とりどりのキーホルダーができました!

完成!

明日(29日)も9時40分から午後3時まで実施します。参加費は1回100円です。ご興味のある方はぜひご来場ください。
(博物館長・学芸員)

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「相模原で捕獲されたシカの革でキーホルダーをつくろう」を実施します

今年も野生生物との共生の会によるワークショップ「相模原で捕獲されたシカの革でキーホルダーをつくろう」を実施します。今年はなんと、2日間!

色とりどりのキーホルダー

7月28日(火)、29日(水)
午前9時40分~午後3時(1回の所要時間は約20分)
場所 1階エントランス
参加費 100円 先着150名様(各回ごとに整理券を配布します)

昨年の様子はこちらをご覧ください。
たくさんの方のご参加をお待ちしています!
(博物館長・学芸員)

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