令和6年度地質学講座 1回目

5月12日(日)に令和6年度の地質学講座の第1回目を開催しました.地質学講座は2年ぶりの開催です.

今年度のテーマは「神奈川県最古の地層」で陣馬山や道志川下流に分布する約1億年前の地層を観察します.連続4回の講座で,1,4回目は博物館での講義,2,3回目は野外に出かけて地層の観察をします.

1回目は博物館での基礎的な事項の講義で,神奈川県最古の地層である小仏層群とそのでき方を理解するのに欠かせないプレートテクトニクスについて解説しました.

2日目は5月26日(日),相模原市緑区の陣馬山麓で小仏層群の地層を観察する予定です.

2年前の地質学講座は全回博物館での講義でした.それ以前は新型コロナウィルスの影響で地質学講座自体が開催できなかったので,野外観察を組み込んだ地質学講座は2019年以来,5年ぶりです.久しぶりの野外での地質学講座ですので,荒天とならないよう祈るばかりです.

(地質担当学芸員)

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