生きものミニサロン「白いふわふわ探偵団」を実施しました!

二十四節気の夏至となった6月21日、毎月恒例の生きものミニサロンを実施しました。

エントランスに集合

今回のテーマは「白いふわふわ探偵団」。博物館の周辺で見られるフワフワした昆虫をみんなで探しました。その白いふわふわとはこちら、アオバハゴロモとチュウゴクアミガサハゴロモの幼虫です。

アオバハゴロモの幼虫

チュウゴクアミガサハゴロモの幼虫

昨年から爆発的に増加した外来種のチュウゴクアミガサハゴロモは、今年もさらにたくさん見られています。在来のアオバハゴロモと一緒に観察することで、両種が今後どのように影響し合っていくのか注目していただくのもこのテーマの目的です。
今回は20名以上とたくさんの方にご参加いただき、みなさんとても熱心に探してくれました。

白いふわふわを探しています!

アオバハゴロモはまだ成虫は見られませんでしたが、こんな虫が植物の茎に並んでいるのを見たことがあるでしょうか。

アオバハゴロモの幼虫(左)と成虫(右)(過去に撮影した写真)

そして、チュウゴクアミガサハゴロモは、成虫も幼虫もたくさん見られました。

チュウゴクアミガサハゴロモの成虫(本日撮影)

最後におまけとして、ナワシロイチゴの果実をご紹介しました。ちょっとすっぱいけど美味しいですよ、とお伝えすると、みなさんパクパクと・・大人のみなさんは酸味があって美味しい!・・お子さんはすっぱい!とお話しされていました。

みなさん、一番夢中になった?ナワシロイチゴの果実摘み

ナワシロイチゴの果実

次回は、第3週がプラネタリウムのリニューアルオープンから最初の週末にあたるため、1週ずらして7月26日(土)12時から実施します。
(生物担当学芸員)

カテゴリー: 今日の博物館, 生きもの・地形・地質 タグ: , , パーマリンク