カワラノギクのお花見

今日は相模川で、相模原の環境をよくする会主催の「絶滅危惧種カワラノギクのお花見会」が行われました。午前中は下溝の河原に造成された保全地の見学です。

ここは以前このブログでもご紹介したとおり、光明学園相模原高校理科研究部が管理しています。足下に咲くカワラノギクを見ながら、高校生が一所懸命説明しています。

カワラノギクの生態から、次から次へと勢いよく伸びてくる雑草の草抜きなど管理の大変さを写真を使いながらわかりやすくお話ししてくれました。こうした活動に若い人たちが汗を流してくれているということが何より頼もしく、嬉しいですね。おかげで、1年目ですが、たくさんの花が咲いていました。

ロゼットもたくさん。こうした株は来年咲くでしょう。

でも、やはり雑草(ここはカワラノギクの保全圃場なので、あえてこう書きます)の猛威はすさまじく、シルト質の圃場は砂礫の圃場よりも雑草の種類も量も格段に多いようです。雑草でもあり、寄生植物でもあるやっかいなアメリカネナシカズラもありました。

今はセイタカアワダチソウなどほかの植物にとりついていましたが、これを放置しておくとカワラノギクにもとりつくでしょう。ただ、個人的には私はこの植物が好きなのですが・・。

今年は1年目でどんな状態になるか想像が付かなかったのですが、来年に向けて管理方法も見えてきました。来年はもっとカワラノギクがのびのびと生育できるとよいですね。

この保全活動のようすは、11月16日(土)から17日(日)に行われる「学びの収穫祭」でも発表されます。ご興味のある方はぜひお越しください。

(生物担当学芸員 秋山)

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