城山でライトトラップ

今日は仕事が終わってから、一路、津久井城址城山へ。
県立津久井湖城山公園パークセンターと博物館のボランティアグループの一つ、相模原水生動物調査会が行う公開のライトトラップ調査に参加するためです。ライトトラップとは、夜、スクリーンにライトをあてて、光に虫を集める調査です。明るいうちにセットします。

日没後、10分くらいしてからカメムシやバッタなどが集まりはじめます。
数十分していつの間にかあたりが暗くなると、蛾の仲間や甲虫、カメムシの仲間など無数の昆虫が集まります。
写真は、アゲハモドキ。ジャコウアゲハそっくりですが、れっきとした蛾です。

ハートマークがかわいいエサキモンキツノカメムシは、スクリーン上で交尾してました。

ちょっとレアなツノトンボ。

暗くなり始めた頃にぽつぽつと雨が降り出しましたが、ほどなく止みました。じつは、じめっとして無風、新月(今日は新月!)というのがライトトラップの最適条件です。今日はなかなかの盛況でした。
(生物担当学芸員 秋山)

カテゴリー: 学芸員のひとりごと パーマリンク