今日、7月7日は、企画展「闇に生きる 相模原にすむ夜行性の生きもの」がいよいよ最終日です。今日17時までとなりますので、まだ間に合います!ご覧になっていない方はぜひご来館ください。
そして七夕でもある今日は、1階エントランスで実施中の「博物館de星まつり!七夕でワッショイ!」のエンディングイベントとして、「星のストラップ作り」ワークショップを10時~15時まで開催しています。
こちらもぜひご参加ください!
今日、7月7日は、企画展「闇に生きる 相模原にすむ夜行性の生きもの」がいよいよ最終日です。今日17時までとなりますので、まだ間に合います!ご覧になっていない方はぜひご来館ください。
そして七夕でもある今日は、1階エントランスで実施中の「博物館de星まつり!七夕でワッショイ!」のエンディングイベントとして、「星のストラップ作り」ワークショップを10時~15時まで開催しています。
こちらもぜひご参加ください!
朝、オオカマキリの幼虫が脱皮するところを見かけました。
カマが見えないので、バッタの仲間のようにも見えます。
カマの部分が抜けて、カマキリらしい姿になりました。
脚でつかまらず、腹部の先だけでぶら下がっでいます。
脱皮したてのせいか、緑色の体色がちょっと青みを帯びた不思議な色に見えます。
一旦その場を離れ、約30分後に再び見に行くと、すっかり脱皮は終わっていました。
まだ幼虫なので、羽はありません。
せっかくなので脱皮殻を持ち帰って撮影。
背中側に縦の割れ目があって、そこから抜け出た事が見て取れます 。
先日紹介したクモの場合、頭胸部がフタのように外れて脱皮をしていました。
同じ節足動物でも、脱皮の仕方が違う事がわかります。
節足動物は、体の外側を骨格で覆っているので、大きくなるためにはその骨格=殻を脱ぐ必要があります。それが脱皮です。
こんなふうに、状態が良い脱皮殻ではいろいろな事が観察できます。
6月29日、昆虫の研究者が標本の閲覧に来られました。当館の動植物資料の中で一際古く、充実した標本群である「桐生亮コレクション」の中の標本が目的です。
この中から、現在は非常に希少な昆虫であるオオアオホソゴミムシの記録を確認するための標本調査でした。
神奈川県からの近年の正式な記録は皆無で、現存する古い時代の標本はきわめて貴重とのことです。
桐生亮コレクションは、1930年代から60年代を中心に採集されており、当時の相模原市の動植物相を語るうえで重要な資料です。この標本も、1940年代と60年代に現在の緑区と中央区で採集されたものです。
同じ標本箱にはこんな標本も納められています。
ゲンゴロウです。神奈川県内では絶滅種となっています。それが、1937年に中央区上溝で採集されているのですから、驚きです。
さらに、しっかり認識はしていなかったのですが、こちらのオオヒラタトックリゴミムシという昆虫も、今では非常に珍しいということを閲覧に来られた方から伺いました。
桐生亮コレクションは植物標本も充実していて、やはり現在では県内で絶滅してしまったものや、極めて希少な植物が含まれています。
私たちは過去に遡って資料を採集することができません。せめて、今あるものをしっかり標本や記録に残し、後世へ伝えることが重要だと改めて感じました。
6月27日、市内緑区のダム湖で行われた水鳥の調査に参加しました。
雨が心配されましたが、穏やかな天候に恵まれて、カワウやアオサギなど、大型の水鳥の生息状況を中心に調査できました。冬と違ってカモ類はほとんどいなかったのですが、カワセミの仲間のヤマセミに出会いました。
止まり木がガードレールの残骸と、ダム湖ならではのシチュエーションでちょっと荒々しいですね。
湖畔では、巣立ちから間もないと思われるキビタキの幼鳥が静かに動き回っていました。
この日は哺乳類の動きも活発で、何カ所かでシカを見て、さらにサルも群れていました。
水鳥と呼ぶのはちょっと微妙ですが、巣立ちビナを連れたハクセキレイの家族が水面付近を慌ただしく飛び回っていました。
湖畔の草地に飛んでいたウラギンシジミです。翅(はね)の裏面が銀白色で、顔つきもお面を付けたような不思議な模様のチョウです。
その近くでは、カルガモの親子が水辺へ下りるところでした。
かわいいな、と写真を撮ったのですが、この後親子で一心不乱にこちらへ泳いできて、餌付けされてしまっていることがわかりちょっと悲しい気分になりました。
梅雨独特の湿度もあって最後はちょっと重たい気分になりましたが、野生の生きものの活発な様子を存分に味わえる調査となりました。
6月22日は地質学講座の第4回でした。最終回でもある今回は、博物館での講義です。
第2回と第3回に行った野外観察会の振り返りと、相模野台地の成り立ちについて解説しました。


今回も多くの質問があり、参加者の熱意が伝わってきました。来年度以降も多くの方々の好奇心を満たすことができるような講座を企画していきたいと思います。
今年度の地質学講座も無事終了することができました。初めてご参加いただいた方は、これを機会に地質学に興味を持っていただければと思います。毎回ご参加いただいている方は、奥深い地質学の魅力をさらに感じていただければと思います。
ご参加いただいた皆様、また、手厚くサポートしていただいた相模原地質研究会の皆様、ありがとうございました。
6月23日、企画展「闇に生きる 相模原にすむ夜行性の生きもの」の関連イベントとして、「ちょっと怖い!絵本の読み聞かせ会」を実施しました。
先週6月15日に引き続き2回目となり、今週もたくさんのみなさまにご来場いただきました。
第1部(13時から)は『モチモチの木』(斎藤隆介作、滝平二郎絵)。じさまの急病を知らせに、闇の山道を駆け下りてイシャサマを呼びに行った臆病な豆太は、戻った家の前で、モチモチの木に灯がともるのを見ます。それは、霜月(しもつき=11月)二十日の晩の特別な光景・・。絵本が描く美しい光と影の世界を、情感豊かに読んでくれました。
続いて第2部(15時から)は、『おしいれのぼうけん』(ふるたたるひ・たばたせいいち作)。さくら保育園の怖いもの、それは・・あきらとさとしのケンカをきっかけに始まった押し入れの冒険。立ちはだかるねずみばあさんに二人は・・。
読んだことがあるのに、読み聞かせてもらうと改めて物語が立体的に浮かび上がります。お子さんたちはもちろん、大人のみなさんも聴き入っていました。
終演後、読み手がお見送りをしていると、お子さんたちから自然にハイタッチの手が伸びました。嬉しいシーンですね。
今日は朝からぐずついた梅雨らしいお天気でしたが、多くのみなさんにご来館いただきました。企画展の絵本のコーナーは、終日こんなふうに読み聞かせているご家族連れで賑わいました。
企画展は7月7日まで、会期はあと2週間となります。ただし、明日月曜日から26日水曜日まで、メンテナンス作業に伴う休館となりますので、ご了承ください。27日木曜日から通常どおりの開館となります。
博物館の駐車場には今、天使が軽やかに登りそうな、らせん階段があります。
ネジバナです。れっきとした野生ランですが、ほかの野生ランが軒並み希少種扱いなのと比べて、こちらはごく普通種です。公園の芝生や植込みなどに大量に咲いていることもあります。
拡大すると、まさしくランの仲間らしいゴージャスさ!
きっと、身近なところにも咲いているはずなので、探してみて下さい!
さて、今日(6月23日)は企画展「闇に生きる 相模原にすむ夜行性の生きもの」の関連イベント「ちょっと怖い!絵本の読み聞かせ会」を実施します。
写真は先週のようすです。
今日も、光明学園相模原高等学校演劇部のみなさんが、じっくりと名作絵本を読み聞かせてくれます。
13時の回は『モチモチの木』、15時の回は『おしいれのぼうけん』です。
お申し込み不要なので、ぜひお気軽にご参加ください!
6月22日、毎月第4土曜日恒例の生きものミニサロンを実施しました。今回のテーマは「カイコの繭の不思議」です。
博物館で飼育中のカイコがちょうど繭を作り始めているところだったので、いろいろな形や色の繭を紹介しました。
でもやっぱり、生きているカイコを前にすると、子どもたちはそちらに夢中です。
もう5齢なので、手に持っても問題ありません。カイコと触れあっていただく時間をたっぷり取りました。
初めて触る子や、「学校で飼ったことある!なつかしい」と慣れた手つきで手に取る子もいました。
手に持つと、しっかりと足でつかまってくる感触を味わえます。そこで質問してみました。
「カイコは昆虫の仲間なんだけど、昆虫の足って何本だっけ?」
「6本!」
「じゃあ、カイコの足の数をかぞえてみて」
「あれ!?16本ある!」
教科書どおりに憶えていても、目の前の真実に戸惑うことがよくあるのが生きものの世界です。
成虫は6本ですが、幼虫には胸の足に加えて、腹部にも足があるため、数えてみるとずっと多くなるのです。ちょっと意地悪な質問でしたが、そこから観察の大切さを感じていただけたのではないかと思います。
次回は7月27日(土)12時からです。お楽しみに!
植え込みの上に丸いゴミのようなものが連なって浮いています。
よく見ると、ゴミのようなものはクモの網にぶら下がるようについていて、その先頭には、丸っこいクモがいます。
その名もマルゴミグモ。体調5mm程度。ここ10年くらいで博物館周辺でも目につくようになったクモで、生垣や植え込みでよく見かけます。
ゴミのように見えるのはこのクモの卵のう。一本の縦糸の上に並べて付着しています。
このクモの特徴は「網の上に乗る」事。水平に網を張る事が多い種ですが、他のクモが網にぶら下がって体を支えるのに対し、この種は上側に乗ります。不安定ではないのか心配になりますが、観ている限り、そんな事はなさそうです。