植物の実からアンモナイト!?

博物館お隣の樹林地で、アオツヅラフジの果実が実っていました。

アオツヅラフジの果実

この果実、自然観察会では定番の、あるネタが仕込まれています。それは、果実をつぶしてみると・・

果実は有毒ですが、つぶすくらいなら大丈夫・・

ゼリーに包まれているのは・・

ゼリーに包まれた“なにか”が出てきました

アンモナイトでした!!

アンモナイト!?

というオチになります。もちろん、アンモナイトのはずはなく、これはれっきとした種子です。わかりきってはいますが、結構ウケるネタです。
こんな遊びが秋の植物にはいろいろとあります。ここであまり紹介するとネタバレになってしまうので、あとは観察会のお楽しみということで・・。
(生物担当学芸員)

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日本昆虫学会公開シンポジウムのお知らせ(9/13)

9月13日、相模原市のお隣の厚木市にある東京農業大学にて、日本昆虫学会第85回大会の公開シンポジウムが開催されます。
当館からも、動物担当学芸員がオーガナイザーの1名として参加します。
シンポジウムのテーマは「小笠原昆虫研究への招待—自然史研究と保全のフロンティア」です。
世界自然遺産、小笠原諸島における昆虫の研究と保全の現在地について、5名の演者による講演ののち、総合討論を行います。

<シンポジウム概要>
日 時:2025年9月13日(土) 9:30~12:00
場 所:東京農業大学厚木キャンパス トリニティホール(100名程度、要予約)
参加費:シンポジウムのみの参加は無料
主 催:日本昆虫学会自然保護委員会
詳細は大会Webサイトまで。ご参加をお待ちしております!

父島の風景

(動物担当学芸員)

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民俗分野実習最終日~展示設営と解説『柳田国男と相模原』

こんにちは!民俗分野の実習生です!
今日は、実習の最終日。展示設営と解説を行いました。
展示の場づくりや解説パネルの貼り付けを行い、来館者にはどう見えるのか、などを話し合いながら作り上げました。

 

展示の基礎設営

パネルづくりの様子

展示づくりの様子

私たちにとって初めての設営は難しく、時間がかかってしまいましたが何とか終わり、来館者の方々に展示の解説を行うことができました。

完成した展示

展示の解説を行っている様子

 

事前に調べた、来館者に知ってほしい内容や、展示した資料の説明の中で、ちょっとした雑談などを挟むなど、これまでの実習を通して学んだ学芸員のテクニックを駆使して、コミュニケーションが取れるように、展示の解説を行うことができたと思います。

9日間の実習は、学芸員としての実務的な技術や運営のための知識を身に付けることができ、また、来館者との交流など、幅広い経験をつむことができました。
この相模原市立博物館での貴重な経験を大切にしていきたいです。

私たちの展示は9月28日まで行っています。ぜひお越しください

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ヒメアカタテハとキツネノマゴ

博物館のまわりでたくさん咲き出したキツネノマゴの花を撮影しました。

キツネノマゴの花

とても小さな花ですが、かわいらしくて、つい写真を撮りたくなります。すると、いきなりチョウが視界に飛び込んできました。

目の前にとまり、バッと翅(はね)を広げました

ヒメアカタテハです。ちょこまか飛び回るチョウですが、こちらがじっとしているとすぐそばで吸蜜します。

キツネノマゴの花から吸蜜するヒメアカタテハ

キツネノマゴの小さな花にもしっかりと蜜があるのでしょう。花から花へと飛び移り、口吻(こうふん)を射し込んでいました。

蜜のありかを示す花の模様は蜜標(みつひょう)と呼ばれます

炎天下で夢中で撮影していたら、自分の汗が落ちて地面へ吸い込まれていくのに気づき、脱水症状にならないうちに撤収しました。
(生物担当学芸員)

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地質分野実習 ~展示作成・解説編~

こんにちは!令和7年度の地質分野の実習生です。

私たちは、境川と鶴見川の河床の高さの違いに関する展示を作成しました。

まず、2025年8月27日の野外調査で収集した資料を展示するために、洗浄などを行いました。

古淵駅周辺で採集した、関東ローム層と箱根東京軽石の資料です。

 

続いて、説明文や図などを作成し、パネルに貼り付けました。

 

作成したパネルを実際に展示スペースに打ち付けました。

バランス感をとるのが難しかったです。

 

完成した展示はこちらです。

実物資料として、収蔵庫から4点、私たちが採集したものを6点使用しました。

 

9月7日には実際に来館者の方々に向けて展示解説も行いました。

実習生の展示は9月28日まで特別展示室にてご覧いただけます。ぜひお越しください!

(地質分野 実習生)

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2025年度 歴史分野 博物館実習~パネル作成を行いました~

こんにちは!歴史分野の実習生です。
9月9日の分野別実習5日目は、展示に向けてパネル作成を行いました。

午前はパソコンを用いて作成したパネルの文章の添削やフォントの確認を行い、印刷できる形にしました。

作業に取り組んでいる様子

午後は作ったパネルの内容を印刷して、スチレンボードに貼り付け切っていく作業を行いました。
少しの力加減で出来具合に大きく影響するので、集中する必要があると実感しました。

パネル作成している様子

制作したパネル

パネル作成後は、展示ケース内のレイアウトを考えて使用する展示台を選びました。限られたスペースの中でどのように最大限に空間を利用するか、考えるのがとても難しかったです。

実習最終日に展示が完成するので、皆様に楽しんでもらえると同時に、学びのある展示を制作していきたいと思います。
最終日の9月10日は、私たち実習生が展示解説を行うので楽しみにしていてください!

(2025年度 歴史分野実習生)

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2025年度 歴史分野 博物館実習~展示に向けた作業を行いました~

こんにちは!歴史分野の実習生です。
9月7日の分野別実習4日目は、展示制作に向けた準備を行いました。
午前は展示全体のレイアウトや、使用する写真などを相談しました。

展示スペースの大きさを測っている様子

地質分野の展示解説を聞いている様子

午後は作業を分担し、「橋本駅と横浜線の歴史」をテーマとして、展示のレイアウトや展示のテーマに沿った写真を決定し、解説パネルの文章を作成をしました。

展示を作るうえで、見てくださる方にどんな情報を展示すればよいか、どのように伝えるか、想像よりもレイアウトを考えることが難しかったです。
最後に良い展示ができるよう常設展示や他分野の実習生展示などから勉強してがんばります!

(2025年 歴史分野実習生)

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民俗分野実習5日目~展示準備

こんにちは。民俗分野の実習生です。

今日は実習の最終目標である展示の準備を行いました。
パネルやキャプションの文章を推敲し、実際に展示するときどのように見えるか確認しながら作っていきました。

展示室内での見え方を確認中

展示する資料

資料のどこを見せたいか決めています。

展示ケースに入れてみると、想定よりもパネルが大きかったり、資料がうまく見えなかったりして試行錯誤が必要でした。

まだまだ課題は残りますが、明日は実際に展示し、展示解説を行います。
いい展示になるよう、時間の許す限り改良していきます。
立ち寄られた際はぜひ、解説を聞いていただけると嬉しいです!

(令和7年度民俗分野実習生)

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【企画展イチ押し資料】光学式投映機「GSS-HELIOS」

現在開催中の企画展「相模原市立博物館 30年の歩みを未来へ」の展示物から、専門分野ごとにイチ押しの資料を紹介します!
今回は、天文分野です。

企画展を開催している特別展示室に入って、一番奥にひっそりと隠れるように展示しているのが、開館当初(1995年)から約29年間プラネタリウムで星を映し出していた光学式投映機「GSS-HELIOS(ジーエスエス ヘリオス)」の実物機器です。

当館プラネタリウム ”旧”光学式投映機「GSS-HELIOS」(実物)

【企画展コーナー③「博物館の役割を紹介!」】の”展示・教育普及”のエリアで紹介していますが、なぜ奥まった目立たない場所に設置しているのかというと、それには理由があります。実は、この「GSS-HELIOS」は体験展示となっており、手前にある操作卓から星座をつくる”星(恒星)”の一部や”星座線”、”星座絵”を点灯することができます。実際に皆さんが操作をして、映し出す星たちが確認できるよう、照明を薄暗くする必要があったので、壁に囲まれた一番奥の場所になりました。

しかも、ここではもう一つ、「GSS-HELIOS」の天体を実際に操作して点灯できる投映機を設置しています。それが、この”月”投映機です。

手前が “月” 投映機、奥の球体が光学式投映機「GSS-HELIOS」本体

“月”は形が丸い満月の状態で点灯するため、星や星座線、星座絵よりも明るく映る姿を確認できます。ぜひ、皆さんも解説員になったつもりで、これらプラネタリウム機器を操作してみてはいかがでしょうか。

“月”や”星座”たちは左側の白い壁、高いところに点灯します

またお時間がありましたら、この夏に全面リニューアルした新プラネタリウム(有料)もご覧いただけると嬉しいです。
今回のリニューアルで導入した光学式投映機「ケイロンⅢ SAGAMIHARA」は約10億個の星を映し出すことができますが、展示中の旧投映機「GSS-HELIOS」と見比べてみると、新旧投映機の大きさの違いを確かめることができます。

中央の青い帯がある球体が “新”光学式投映機「ケイロンⅢ SAGAMIHARA」

(天文担当学芸員)

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水場のスズメバチ

博物館お隣の樹林地内に、野鳥や哺乳類が水場をどのように利用するのか調べるために設置した水場があります。夜間はアナグマやタヌキ、アライグマ、ハクビシンなどがこの水場を利用していますが、猛暑が続くこのごろは、日中はキイロスズメバチがいつも集まってきています。

水場へ集まるキイロスズメバチ

キイロスズメバチの巣は、 内部の温度が上がり過ぎると卵や幼虫が死んでしまいます。巣内が33度を超えると、働きバチが巣の入り口などで翅(はね)をふるわせて空気を送り込んで冷やすと言われています。それでも温度が下がらないと、こうして水を口に含み、それを巣へ持ち込みます。さらに翅で風を送り、気化熱(水分が蒸発する際に吸熱し、冷える反応:汗が引くときに体表面が冷えるのと同じ作用)で巣内を冷やします。

口に水分を含むと、サッと飛んでいきます

この行動は、どちらかというとアシナガバチに多く見られ、キイロスズメバチは巣の構造上、あまり頻繁には見られないと言われています。しかし、あまりの猛暑のせいか、日中はひっきりなしにキイロスズメバチが水場を訪れています。そんな光景からも、今年の異常な猛暑が実感できますね。
同じ水場で、アオスジアゲハも給水していました。こちらは純粋に水分(とミネラル分)をとっているのでしょう。

吸水中のアオスジアゲハ

水場に設置したセンサーカメラを確認すると、カナヘビやトカゲも水を飲みにやってきています。猛暑の中で、生き物にとって水分の補給場所がいかに大切か、よくわかります。
(生物担当学芸員)

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