オスメスの大きさ比べ(ジョロウグモ)

いまの季節、なんといっても一番目立つクモは、ジョロウグモです。
しかも、繁殖シーズン真っ盛りで、オスがメスの網にこっそり入り込んで、交接の機会をうかがっています。1つの網に複数のオスがいる事も珍しくありせんが、面白いのは、オスとメスの体サイズの差が大きい事です。

わかりますか?下の方に写っているのがメス、上の方の小っちゃいのがオスです。こういうのを見ると、同性として、やや寂しい気持ちになります。

ただし、オスの体サイズにはかなりばらつきがあり、この写真の右側に写っている個体位大きなのもいます。一説によると、メスの網に移動する際に、体が大きいと、捕食されるリスクが高いのだとか。だとすれば、小さい事には有利さが伴うという事になります。

これは孤高のオス。網のなかにただ1匹でいました。わりときれいに撮れたので載せましたが、気取っている場合ではありませんね。早くパートナーを見つけないと、繁殖の機会を逃してしまいます。
季節はあっという間に過ぎていきます。(学芸班 木村)

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博物館協議会(第10期最終回)

今日は博物館協議会が行われました。今回は第10期(任期2年)の第6回となり、今期の最終回の会議でした。

今期では博物館評価を行い、他館にあまり類を見ないしっかりとした評価書を出すことができました。最終回も次の評価に向けた博物館の活動について議論が交わされ、有意義な会議となりました。議事の後に、開館20周年記念展と学習資料展を観覧していただきました。

たまたま居合わせた市民学芸員さんから展示の苦労話など聞いたり、収蔵庫のとっておきの話を学芸員から聞いたりと、委員のみなさんも興味津々でたっぷりと時間をかけて観覧されていました。
学習資料展では昔の道具について語られる姿も。

委員のみなさま、大変お疲れ様でした。そして、実りある議論を重ねて下さった2年間、本当にありがとうございました。
(生物担当学芸員 秋山)

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巻積雲

今日は午後から高い空にできる巻積雲が出ていました。細かい雲片が空いっぱいに広がると鯖雲とも呼ばれます。高空にできるこの雲は秋のイメージが強いのですが、実際は秋を代表する雲というわけではありません。今日は鯖雲という感じではなかったですが、きれいな房状雲ができては消えていました。

部分的に波状雲です。秋雲といわけではないと言いつつ、やっぱりなんとなく秋が似合います。

めまぐるしく変わる雲をゆっくり見たいと思いつつ、慌ただしい一日でした。
(生物担当学芸員 秋山)

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あかつきトークライブ20(最終回!)

今日の「あかつきトークライブ」は、とても高密度でした。
最終回ということもあり、100人以上の方が参加する大盛況ぶりにはじまり、


今までAndroid版しかなかった「あかつきを見つけよう」アプリiPhone版の発表(開発者のOさんはこのためにiPhoneを購入したとか…)、「あかつき」情報サイトのリニューアルなどの重大(?)発表がつづきます。


そして、今日の講演は2つ。1人目の演者Lee Yeon Joo(リー・ヨンジュ)さんは、韓国出身ながらドイツの金星探査機「ヴィーナス・エクスプレス」に関わっていた方。2年前に始めたという日本語にもかかわらず、非常に明快でエキサイティングなプレゼンをしてくださいました。質問者も、いつもより熱がこもっていたように思います。


続いての演者は井上浩三郎さん。「宇宙研のあらゆる探査機に関わった」という、まさに生き字引のような方。探査の黎明期からの、どんな本にも書かれていないようなリアルなお話の数々に、会場は沸きっぱなしでした。

そして、恒例の記念撮影…の前に「あかつき」ファンのみなさんから、チームのみなさんへのサプライズ!

今まで20回、ありがとうの気持ちを込めて、花束と寄せ書き贈呈、そして、12月7日に迎える、金星周回軌道再投入成功への祈りを込めた「大漁旗」のプレゼント。

チーム側も負けていません。20回続いた企画に連続参加してくれたみなさんに、皆勤賞のプレゼント!

2012年8月から続いたこの企画ですが、参加者とプロジェクトのみなさんの力で、とってもハッピーな最終回を迎える事ができました。本当にありがとうございました。

もちろん、プロジェクトチームのみなさんにとってはこれからが本番ですが、大きな成果を上げられる事を心からお祈りいたします。

記念撮影もいつにもましてにぎやかです。

あ、くれぐれも「さがみはら宇宙の日」はまだ終わりませんよ!次回は11月28日(土)14:00から、羽生宏人さん(JAXA宇宙科学研究所准教授)による「ミミズ・ロボットがロケット燃料をつくったら?」というお話です。うーん、なんだか刺激的なタイトル。ぜひ、ご期待ください!(学芸班 木村)

〈おまけ〉

今日の「あかつきくん」は、もちろん、ハロウィーン・バージョン。

トークライブ後のお茶会にはこんなケーキまで登場しました。

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生きものミニサロン、今日はドングリ!

秋もだいぶ深まってきました。いち早く紅葉、落葉するサクラの落ち葉が地面に目立ちはじめています。

そんな秋の日、恒例の「生きもの大好きミニサロン」のテーマはドングリです。今年も「なり年」で、たくさんのドングリが博物館の敷地に落ちています。
といいつつ、みなさん前庭でしゃがみ込んで何をやっているのでしょう?

前庭の大木のクヌギから落ちたまん丸いドングリを使って、コマを作って遊んでいるのです!

千枚通しで穴を少し空けておき、軸にする爪楊枝を短めに切るのがコツです。みなさん結構よく回っていました。
続いてドングリの種類の見分け方など説明して、最後は・・・

みんなで同じ方向を向いて何をやっているのでしょう?
ドングリパチンコです!

楽しいけど危ない遊びなので、安全面の説明をよーくしてから5分限定で遊びました。これもコツが必要なのでそう簡単には飛びませんが、飛べばとても威力があります。
その威力に驚かれたのか、みなさん「持ち帰ってもやる場所がないから」と太い輪ゴムを返却してくださいました。
そういえば、ドングリを拾っていたお子さんが見つけてくれたもの。

これだけを見て「カブトムシの足!」。見つけたこともすごいですが、カブトムシとわかるところもすごいですね。すばらしい観察眼です。そのあと、別のお子さんがツノも見つけてくれました。

おそらく、カラスの食べた痕をさらにアリなどが食べてこうなったのだと思います。カラスは後胸から下だけ食いちぎって食べます。そのため、カブトムシの頭(と前胸)だけが寂しく残るのですが、それをアリやオサムシなどほかの虫が食べて、食べるところの無い足やツノがこの季節まで残ったのでしょう。寒くも暑くも無い絶好のお天気の中、そんな推理もしながら楽しくミニサロンを終えることができました。
(生物担当学芸員 秋山)

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いよいよ明日から!20周年記念展

お知らせしてきました開館20周年記念展「こんなモノが集まりました-博物館20年の歩み-」と学習資料展が準備万端、いよいよ明日オープンです。
照明などの設置を行いながら、ちょっと高い位置から展示室の風景を・・。

市民学芸員さんたちの力作ジオラマは、上から見ても超リアル!

これまでの企画展のポスターや、博物館建設中の写真、各収蔵庫からとっておきの一品など、見所がたくさんあります!観覧無料ですので、ぜひお気軽にお越し下さい。
明日9時30分オープンです!
(生物担当学芸員 秋山)

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ポスターもすごい!

開館20周年記念展「こんなモノが集まりました-博物館20年の歩み-」のポスターです!

今までにない雰囲気のオシャレでインパクトのあるポスターは、東京造形大の学生さんがデザインしてくれたものです。
どんな展示だろう?想像力を膨らませるデザインのパワーに負けない展示がまもなくお目見えです!
24日朝9:30オープンです。お楽しみに!
(生物担当学芸員 秋山)

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ジオラマがすごい!

24日(土)から始まる開館20周年記念展と学習資料展(同時開催)の準備が着々と進んでいます。
学習資料展は、今年は初めて市内の学校の先生方と学芸員が一緒に作る展示と、いつものようにボランティアグループの市民学芸員さんたちが作る展示があります。
昨日、市民学芸員さんたちが作っていたちょっと昔の暮らしのようすのジオラマですが・・

今日午後にはもうこんなリアルな室内風景ができあがっていました!ものすごいスキルです!

こちらは開館20周年展、市民学芸員さんたちが博物館建設時のようすや、この20年の博物館の歩みを展示ポスターで振り返るコーナーもあります。

博物館建設中の写真は、見たことのない職員もいるくらい、レアな展示物です。
今週土曜日からスタートする展示、お楽しみに!
(生物担当学芸員 秋山)

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田んぼの雑草

今日は休館日ですが、ちょっと必要があって田んぼへ写真を撮りに行ってきました。
田んぼと言っても、すでに稲刈りは終わり、今ははざ掛け中です。目的はコレ

コブナグサです。水田雑草ですが、なんだかかわいらしくて好きなイネ科植物の一つです。刈り取り後の田んぼで開花結実するのは水田雑草の得意技です。
水田雑草というより水路の雑草ですが、ミゾソバも花盛りです。

ミゾソバと同じタデ科のイヌタデです。この花を「あかまんま」と呼んでおままごと遊びなどに使った経験のある人も多いはずです。

こちらは「何事が起きたのか!」と言いたくなるような状況ですが、これが普通です。果穂がネズミ花火のように割れてタネがもうもうと飛散するコガマです。

短時間でしたがお天気の良い中、気持ちよく野みちを歩いてきました。
(生物担当学芸員 秋山)

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20周年記念展の準備

来週末から始まる開館20周年記念展の準備作業が進んでいます。
今日はパーテーション(しきり)や展示ケースの移動を行いました。力仕事です。
ボランティアグループの「福の会」のみなさんは早くも列品を始めています。

今回は市民学芸員のみなさんなども展示を作ってくれています。この1週間は急ピッチで展示室が様変わりしていくことでしょう。
目玉となる展示品など、少しずつご紹介していきます!
(生物担当学芸員 秋山)

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