おかいこさま飼育中(28日目 繭を作っています!)

6月3日の掃き立てから28日目、5齢に脱皮して10日目。台風一過の朝のような静けさです。クワをあげてもあげてもすぐに食べ尽くしてしまうような状態の1週間が過ぎ、すでにほとんどのカイコが繭(まゆ)を作り出しました。

まゆを作りはじめのカイコ

少し遅れて上蔟(じょうぞく=繭を作らせる入れ物へ移すこと)したカイコが、ちょうど1日経ってうっすら透けた繭の中で糸を吐き続けている幻想的な様子を展示しています。

作り始めて丸1日経った繭

中で動き回りながら繭を均一に厚くしていきます

今、さらに遅れて成長した数頭がまだクワを食べているので、それも順次このような展示をしていきますので、今週はあと数日、このような繭になりかけの状況をお見せすることができそうです。

繭づくりの展示の様子

こちらは、2日前から透明な食品カップの中で繭を作っている様子です。繭は、ほぼ完成しています。

食品カップの中でつくってもらいました

5齢の1週間、ダイナミックな食べっぷりを見慣れてきたため、急にしんと静まりかえったように感じられます。しばらく繭づくりの様子を眺めたいと思います。

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おかいこさま飼育中(26日目 いよいよ上蔟開始!) 

掃き立てから26日目、5齢に脱皮して8日目。ほとんどのカイコが黄色っぽく、ちょっと薄汚れた感じになってきました。これまで白くてプリップリの体つきだったのが、少ししぼんだように小さくなっています。これは繭をつくりはじめるサインで、このような状態のカイコを熟蚕(じゅくさん)と言います。

上が5齢でまだ熟蚕になっていないカイコ、下が熟蚕のカイコ

熟蚕のカイコは、始め容器の隅でこんな風にじっとしています。そして、いよいよ繭を作り始める状態になると、頭を上に向けて、8の字を描くように振ります。

容器の隅でじっとしている熟蚕のカイコ

動き回りながら頭を振っているカイコは、蔟(まぶし)へ移動です。蔟とは、カイコにまゆを作らせるしきりのことで、博物館ではボール紙を切って井桁(いげた)に組んだものを使っています。

ボール紙で作った蔟(まぶし)

カイコを蔟へ移しても、最初はうろうろ動き回って落ち着きません。博物館には専用の蚕室が無いので、あまり動き回られては大変なので、段ボール箱に蔟を固定し、それぞれのマス目に熟蚕を入れたところでピッタリとフタをしてしまいます。ちょっと強引ですが、これで効率よく上蔟(じょうぞく)することができます。
繭は丸2日かけて完成します。

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「写真で見る相模原~昭和・平成の生活と民俗~」(No.15・この農具はどう使う?)

前回まで、麦などの脱穀の道具を使用している状況が分かる写真を紹介してきましたが、もちろん、そのほかの農業に関わる道具を使っているところの写真も保管しています。

次の写真は、水田の苗代に種を蒔く前に肥料を踏み込む大足(オオアシ)です。泥が多い田で足が沈まないように履く田下駄の仲間で、木を枠型に作って鼻緒を付け、前に結び付けた縄を持ち上げて踏んで歩きました。この時に田に踏み込む肥料は、ダイコンドウなどと言われる葉だけの大根の一種で、苗代に入れると良い肥料になったといいます。
大足自体の写真は、中央区田名で昭和60年(1985)3月に撮影され、下の大足を履いている写真は、昭和57年(1982)9月にやはり中央区田名で使い方について教えていただいた際のものです。

下の写真は、昭和62年(1987)年3月に緑区葉山島(当時は津久井郡城山町)で撮影した着ござ(キゴザ)です。ゴザ状のものに背負い紐が付いており、日よけや雨などを防ぐためにこの紐で背負うようにして着ます。大足と同様に、調査でお伺いした際にたまたまキゴザを見つけ、実際に身に着けていただきました。

文化財記録映画「相模原の畑作」では、麦類を中心にさまざまな農作業が映像に収められていますが、その中でソバの実の収穫も撮影されています。写真は収穫後、干しておいたソバを自宅に運ぶための背負い梯子の様子で、結構多くの量が積まれています(南区下溝・昭和62年[1987]12月撮影)。
背負い梯子は、ショイバシゴとかヤセウマなどと呼ばれ、梯子状の木製の枠に背負い縄を付け、枠に荷物を固定します。荷車が使えない坂道などで、肥料や収穫物を運ぶのによく使われました。

最後も「相模原の畑作」での撮影(中央区田名・昭和62年[1987]8月)で、収穫後の小麦俵の重さを竿秤(サオバカリ)で計っています。先端の金属のカギに俵を掛け、おもりの位置を動かして、吊り合あったところで重さを計りますが、特に二枚目の写真を見ると、竿秤は見事に宙に浮かんだ状態で平行を保っており、そのおもりがある目盛りが重量となります。実際に竿秤を使って、どのように重さを計ったのかがよく分かります。

今回は、30年以上に及ぶ写真の中から、これしか保管していない「この一点」を取り上げました。こうした農業に関わる写真以外にもさまざまな一点ものがあり、今後は何を紹介していくか考慮中ですので、ご期待ください。

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シリーズ「相模原ふるさといろはかるた」でみる名所紹介⑬ ㋻

湧水を たたえるヤツボ 大島に

 

段丘崖(だんきゅうがい)の下には水が湧き出ているところがあります。相模原市緑区の大島から相模原市中央区の田名地区にかけては、その湧水をためた場所を「ヤツボ」と呼んでいます。特に、相模原市緑区大島地区の中ノ郷、水場,古清水上組のヤツボは良好に保存されており、市の登録史跡に登録されています。

相模原市緑区大島中ノ郷のヤツボ。

相模原市緑区大島水場のヤツボ。かるたの絵札はここが描かれています。

相模原市緑区大島古清水上組のヤツボ

ヤツボは近年、埋められたり枯れたして少なくなっていますが、他にも残っている場所があります。

相模原市中央区田名望地のヤツボ

相模原市中央区田名半在家のヤツボ

ヤツボとなっている以外にも相模原市内では段丘崖の下から水が湧いているところがあります。

相模原市南区磯部の有鹿(あるが)神社の湧水

相模原市南区当麻の当麻山公園の湧水

相模原市南区当麻の笈退(おいしゃり)の泉

段丘崖の下から水が湧く仕組みは,次の通りです.
ローム層や礫層は地面にしみ込んだ雨水を通しますが,その下にある硬い地層は水を通しません.硬い地層より下にしみ込むことができなくなった水が,段丘崖の下から湧き出してくるのです。

段丘崖の下からの湧水は,相模原市内だけでなく座間市などにも何ヶ所かで見られます.相模野台地の湧水は,昔から生活の水として、また、信仰の対象として人々の生活に深く関わってきました。

*このかるたは当館のボランティア「市民学芸員」が2017年に制作したものです。
*このかるたは相模原市立博物館にて貸出し可能です(現在は当面の間、貸出しを休止しております)。
*貸出しの詳細やその他このかるたに関心のある方は、博物館までお問い合わせください(042-750-8030)。
*貸出し使用時には感染症予防のため、事前・事後の手洗い・消毒などを必ず行ってください。

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ホタルブクロにとってホタルはお呼びでない?

博物館のまわりでホタルブクロの仲間がたくさん咲いています。

ヤマホタルブクロの花

ホタルがこの花に入り込んで光ると、あんどんのようになって美しそう・・そんな風流な想像からこの花は名付けられました。実際、昔の人はそんな風にホタルを入れて遊ぶのを楽しんだのかもしれません。
しかし、ホタルブクロにとってホタルは正式な?お客ではありません。ホタルブクロが来て欲しい昆虫は、マルハナバチ。花粉を運んでもらう仕組みを整えて、マルハナバチを待っています。
ホタルブクロの花を一つずつ見て行くと、花冠(かかん)の内部中央に伸びた柱頭の形に違いがあるのがわかります。下の写真は、咲き始めのもの。

柱頭がまだ開いていない花(咲き始め)

花が開いて時間が経つと、このようになります。

柱頭が開いた花(少し時間が経った花)

柱頭の先が3つに割れて開いています。柱頭はこの状態になると、受粉します。このような柱頭の花の奥側を見ると、縮れた雄しべが見えます。
すでに雄しべは役目を終えているのです。

柱頭が開いた花の奥には、役目を終えた雄しべが

じつは、花が咲き始める時、先に雄しべが成熟して、花柱(柱頭がついた雌しべの柄)の下の方に花粉をたくさん付けます。そして、蜜を求めて訪れたマルハナバチは、その体に合わせたようにピッタリ狭い花の中を動き回り、体中に花粉をつけますが、その花の柱頭はまだ開いていないので、受粉しません。他の花を訪れた時、その花の柱頭が開いているとそちらへ花粉が着くことになります。
つまり、これは自家受粉を避けるしくみで、雌雄異熟(しゆういじゅく)と呼んでいます。両性花ではよく見られる性質で、ホタルブクロのように雄しべが先なら雄性先熟、雌しべが先なら雌性先熟となります。
ホタルが入ってくれればよいのに・・という人間の優雅な思惑とは裏腹に、ホタルブクロの花にはしたたかな繁殖戦略が練られているのです。

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おかいこさま飼育中(24日目 間もなく熟蚕)

掃き立てから24日目、5齢に脱皮して6日目。食べる量はピークとなり、クワの葉を90リットルのポリ袋いっぱいに採ってきても、1日もつかどうか・・。この数日は、一日中クワを採っているか、カイコのお世話をしているかという感じの毎日です。

飼育容器に山盛りにしたクワ

クワは、カイコの飼育容器に山盛りに乗せます。カイコは、自分の下側にあるクワに潜って食べることは絶対ありません。上へ上へと食べ進むので、夕方の給桑は文字どおり、山盛りにして帰ります。それでも翌朝出勤すると、食べ尽くして葉脈だけになったクワの上にカイコがおとなしく待っていて、申し訳ない気持ちで慌てて給桑します。

ものすごい勢いで食べる5齢終盤のカイコ

しかし、そんな日々もあと1日くらいです。週末には熟蚕(まゆを作り出す状態のカイコ)になります。
ところで今日(6/26)、クワ取りをしていたら、枝にこんな昆虫がついていました。

どこにいるのかな?

あれ?見えませんか?ならばもう少し近づいてみましょう。

少しクローズアップ

お?これでもわからない?ここまでクローズアップするとわかるでしょうか。

完璧な擬態!

あたかも枝のように斜めにくっついているのは、クワエダシャクという蛾の幼虫(尺取り虫)です。クワの枝への擬態は見事です。皮目(ひもく)という枝の模様や、頭部を休眠芽に似せているなど、完璧なカムフラージュです。実は上の写真の個体も、たまたま見つけたのではなく、そろそろいるはずだと、必至に探した結果見つけたのでした。

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田んぼの緑と大きな鳥

相模川沿いで植物調査を行うために、川沿いの田んぼ道を通っていました。視界の隅で何かが動いたのでそちらを向いたのですが、何もいません。あれ?と思ってしばらく見ていると、こんな鳥がひょっこり顔を出しました。

イネの間から顔を出したゴイサギ

ゴイサギです。黒髪をなでつけたような頭羽がちょっとキザなサギです。それにしても目が真っ赤ですね。この鳥は夜もよく活動します。夏の夜中に上空を「ギャッ」と鳴きながら飛ぶことがあり、別名「夜がらす」と呼ばれています。そのため、バードウォッチャーの間では、昼間見ると徹夜明けで目が真っ赤なのだと冗談交じりに言われます。ちなみに、目が赤いのはゴイサギの特徴の一つで、徹夜明けとは関係ありません。
ちょっと離れた場所では、ダイサギも採食していました。

ドジョウを捕らえたダイサギ

ドジョウを捕らえてはヒョイッと飲み込む動きがリズミカルです。
ゴイサギもダイサギも、カラスくらいある大きな鳥で、しかも色がとても目立ちます。でも、伸びてきたイネの間に低い姿勢で入るとまったく姿が見えなくなります。田んぼは、大きな鳥にとっても、身を隠せる良い場所なのです。
近くの畑の脇では、キジがにらみをきかせていました。

にらみをきかせるキジのオス

そのうち、ケーンと鳴き、翼を打ち付けてバタバタと大きな音をたてました。

ケーンと鳴き始めました

同時にバタバタと翼を打ち付けます

「けんもほろろ」という言葉の由来と言われる、キジのなわばり宣言の方法「ほろ打ち」です。
夏至を過ぎて、鳥の姿が目立たなくなってきました。でも、田んぼのまわりは大きな鳥がゆったりと動き回っていて、ちょっと楽しいですね。

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シリーズ「相模原ふるさといろはかるた」でみる名所紹介⑫ ㋾

おだやかな 日差しの中に 八景(はけ)の棚(たな)

 

八景の棚は相模原市南区下溝にある景勝地で「神奈川県名勝・史蹟四十五佳選」にも選ばれています。かるたの絵札にも描かれているとおり、ここからの眺望は素晴らしく、眼下に相模川、遠くに丹沢山地を望むパノラマを楽しむことができます。

八景の棚からのパノラマ

相模原市東部から藤沢市かけて広がる相模野台地には、典型的な河岸段丘(かがんだんきゅう)が発達しています。河岸段丘は川沿いに形成された階段状の地形です。河岸段丘の段と段の境の急傾斜の崖は段丘崖(だんきゅうがい)と呼ばれています。

上空から見た相模野台地。緑色の帯状の部分が段丘崖。上流方向を望む。

小倉山から見た相模野台地

八景の棚は段丘の端に位置し、足元は段丘崖となっています。崖は「はけ」、段丘は「たな」とも呼ばれており、八景の棚は段丘崖を意味するとの説があります。そして、崖の「はけ」と眺めの良い景色を見られる場所にちなみ「八景(はけ)の棚」と呼ばれています。

八景の棚のある段丘崖。

相模原市内の相模野段丘は3段の段丘からなり、段丘崖を越える坂道が市内のいたる所にあります。

相模原市南区下溝にある大正坂。上段と中段をつなぐ。

相模原市南区当麻にある子の神坂。中段と下段をつなぐ。

このような坂道では段丘をつくっている地層が見られることもあります。相模原の大地の成り立ちに思いを巡らせながら、坂を歩いてみてはいかがでしょうか。

*このかるたは当館のボランティア「市民学芸員」が2017年に制作したものです。
*このかるたは相模原市立博物館にて貸出し可能です(現在は当面の間、貸出しを休止しております)。
*貸出しの詳細やその他このかるたに関心のある方は、博物館までお問い合わせください(042-750-8030)
*貸出し使用時には感染症予防のため、事前・事後の手洗い・消毒などを必ず行ってください。

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おかいこさま飼育中(22日目 大きさマックス!そして出張授業へ)

掃き立てから22日目、そして5齢に脱皮して4日目となりました。今が一番大きなサイズになっています。

5齢4日目のカイコ 長さは7センチを超えました!

これからあと3日ほど食べますが、5齢の最後の2日くらいになると、一回りほど体が小さくなり、色も黄色っぽくなってきます。これが熟蚕で、繭を作り始める直前の姿です。
さて、博物館では飼育の最終コーナーを回って直線に入りラストスパート・・というところですが、今年は6月20日頃に孵化する蚕種(カイコの卵)を博物館から提供した小学校もあり、6月23日に、その一つの大島小学校の3年生2クラスへ出張授業に行きました。体育館で、私も、児童の皆さんも、それぞれ距離を保ちながらの授業です。

出張授業の様子(大島小学校)

ペットではなく、農業としてカイコを飼うことの意味や心構え、生きものとしてのカイコの不思議などをお話ししてきました。みなさんとても熱心に聴いてくれて、質問もたくさん出ました。
24日は清新小学校の4年生の出張授業へ。こちらは4クラスあるので、2クラスずつ、2回授業を行いました。こちらもたくさんの質問があって答えきれなかったので、後で先生にとりまとめてもらい、お答えすることにしました。
いつもと違う1学期を過ごしている児童のみなさんには、カイコの飼育とその成長を楽しんで欲しいですね。

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チャタテムシ

先日、博物館外壁に虫の塊があるのを職員が発見しました。
円陣を組んでいるというか、密集しています。こうなる前は、整然と行列して歩いていたそうです。

博物館の外壁にいた虫の集団

こういうかたまり方をするのは、毛虫、カメムシ、アブラムシと、いくつか考えられるのですが、いかんせん、遠くてよくわかりません。高いところにいるので苦労しましたが、なんとか捕まえて拡大してみました。体長は4mmほどです。

チャタテムシの仲間(幼虫)左の触覚が折れてしまっています。

チャタテムシの仲間の幼虫です。おそらくオオチャタテという種ではないかと思われます。

チャタテムシというと、屋内害虫を思い浮かべる人もいるかもしれません。穀類や粉に紛れたり、他の害虫を呼び寄せてしまったり、標本や古文書を食べてしまったり(博物館関係者にはチャタテムシは「文化財害虫」として知られています)という害が知られていますが、それらの種はいずれも体長2mm以下で、分類上の位置付けも違います。
今回見つけたのは、屋外でカビなどを食べている種類で、木の幹で群れているのを時々見かけます。刺激に敏感で、顔を近づけると、一斉にわぁっと拡散するので、某アニメのキャラクターになぞらえて「まっくろくろすけ」と呼んだ人もいます。かなり強烈な体験ですが、面白いので見かけたらぜひやってみましょう。決して刺されたりしないのでご安心を。

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