ほんとうのオシャレさん

市内緑区のダム湖で、水面に浮かぶカルガモを見つけました。

カルガモ

カモ類は全般的に、オスが美しい色彩の羽を持つのですが、カルガモはオスもメスも同じ羽色で、一見すると地味です。
でも、カルガモは玄人(くろうと)好みの鳥です。薄いベージュにダークブラウンの同系のスマートな配色に加えて、翼にはこんな“隠し技”も。

羽づくろいで翼鏡を見せるカルガモ

ちょうど1枚目の写真の個体が近くで羽づくろいを始め、美しい青色光沢の翼鏡(よくきょう)を広げてくれました。この模様は翼を構成する羽である次列風切(じれつかざきり)にある光沢部分で、光の加減で緑色にも見えます。これこそ本当のオシャレ!と言いたくなります。ただし、翼鏡は近い仲間のカモ類に共通の特徴です。カルガモは全体のトーンが地味なのでかえって目立つのかもしれません。

同じ個体の翼鏡なのに、緑色にも見える!

翼鏡の色は構造色といって、光の複雑な屈折などによって発色するため、角度によって色が変化して見えるのです。昆虫にも多い発色の方法です。
構造色といえばこちらも近くに飛んでいました。

カワセミの飛翔

空飛ぶ宝石と呼ばれるカワセミです。頭から翼、背中にかけての色は構造色で、緑色にも青色にも見えます。これだけ徹底していると、これもやっぱりオシャレですね。

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雪のように舞う虫

今日は二十四節季の「小雪(しょうせつ)」。雪が降り始める頃、という意味ですが
最近、確かに白いものが舞うのを時々見かけます。でも、どうやら雪ではないようです。
ふわふわと飛ぶ白いものをカメラで捉えました。

画面下の方に白っぽい虫が写っています。大きさは1-2mmほど。バンザイをしているようなポーズです。

不鮮明ですが、やはりバンザイポーズで飛ぶ虫が写っています。

この虫は俗に「雪虫」「綿虫」と呼ばれているもので、アブラムシの一種です。蝋(ろう)物質を身にまとっていて、それが雪や綿毛のように見えます。
トドノオオワタムシ、ケヤキヒトスジワタムシなどが知られています。
せっかくなのでもっとアップで見ましょう。

全身が綿毛に覆われているように見えます

ものすごくモフモフしているようですが、毛のように見えるのは分泌物です。

本当の雪ではありませんが、この虫が出てきたらもう冬、という気がします。

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企画展撤収完了

9月19日から開催してきた2本の企画展「無量光寺文書・山崎弁栄遺墨展」と「神奈川の植物、相模原の植物 植物誌から考える生物多様性」は、11月15日に無事に終了しました。
植物誌展には実習生の展示も設置されていて、生物実習生の有志も撤収作業に来てくれました。

実習生展示の撤収作業を行う実習生

企画展示の撤収は、あっという間です。あっけないようですが、それでよいのです。設営、製作作業と同じくらい手がかかっていたら、作るのも片付けるのもいやになってしまいます。アッサリと片付くのがむしろ気持ちよいのです。

きれいさっぱり片付いた特別展示室内

借用していた資料の返却も完了し、すでに特別展示室のケース内もがらんどうです。
今日(11月20日)からは、もう次の企画展「色々な石展」と学習資料展「道具が変えるわたしのくらし」(12月5日~令和3年1月31日)の設営作業が始まります。ご期待ください!

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「写真で見る相模原~昭和・平成の生活と民俗~」(No34・山仕事)

 麦の種蒔きやサツマイモの収穫などが終わると農閑期を迎え、作業の中心は山仕事になりました。一般的に、平地であっても林があるところをヤマという地域は多く、市域でも山仕事として平地林から落ち葉を集めたり、燃料とする木を伐ったりしました。

 落ち葉は燃料用の松の葉をはじめ、特に大量に作るサツマイモの苗床やさまざまな作物に肥料として用いる堆肥(たいひ)の材料になり、落ち葉を掻くことを「クズハキ」といいます。写真はヤマでクズハキの作業をして、集めた落ち葉を堆肥とするために積み込んでいるところです(昭和63年[1988]1月16日・中央区田名)。

 次の写真は、木を伐採し、マキにして荷車で運搬している様子です。この写真は、昭和61年度文化財記録映画「相模原の炭焼き」撮影の際の再現ですが、ガスなどの燃料が普及する以前には、冬場の大事な仕事としてこうした作業が行われていました(昭和61年[1984]12月16日・南区東大沼)。

 次回も引き続き文化財記録映画「相模原の炭焼き」の写真を紹介します。

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それはあなたです!

11月17日、市内緑区の林道を歩いていると、カーブミラーの上にジョウビタキがちょこんととまっていました。

カーブミラーにとまるジョウビタキのオス

するとおもむろに飛び立ち、鏡の前に飛んで鏡像と向き合います。

鏡の自分を見つめて・・というわけではなさそうです

何度も何度も繰り返していました。これは、お出かけ前の身だしなみチェック・・というわけではなく、鏡に映った自分自身を、なわばりに侵入してきたライバルと思い込んで攻撃しているのです。目も真剣。

目が真剣です

端から見ているとちょっとほほえましくも感じるのですが、考えてみるとこの勝負、永遠に引き分けです。すっきりしない戦いを何度も続ける彼の今年の冬越しを考えると、ちょっとかわいそうな気持ちになりました。「それは、あなたですよ!」と教えてあげたいですね。

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11月の星空情報②

冬も近づく落葉の候、日に日に寒さも増してきましたね。
相模原では間もなく紅葉が見ごろを迎える頃でしょうか。
色づく景色が楽しみです。
みなさん、体調にはくれぐれも気をつけて、
これからの寒い季節を心も体も健康に乗り越えていきましょう。

そして、今時期の星空観察は寒さが少し厳しいですが、
凛と澄んだ空気の夜空で見上げる星々は、
いつもよりキラキラと輝き、
まるで美しいダイヤモンドのようです。

秋から冬の星空
(撮影地:相模原市緑区)

 

11月17日には「しし座流星群」が極大になります。
今年はたくさんの流れ星が見える!と、言う予測ではないのですが、
月明かりはなく、観測条件は良いとされています。
街明かりの少ない場所で夜空を見上げたら、
流れ星を見つけることが出来るかもしれません。

流星群は極大日の前後約一週間の間は見つけやすく、
見ごろは17日の真夜中から18日の夜明け前です。
星空観察をする際は安全な場所、そして暖かい格好で観察してくださいね。

図:しし座流星群の放射点 11月18日午前2時 東の空

 

また、夏頃から夜空で寄り添うように輝いている木星と土星は、
近頃では日の入りの1時間後には、南西の低い空で明るく輝いています。

さらに11月19日には、これら二つの惑星に細い月が近づいて見えます。
月が細いほど、惑星の明るさが際立つため、とても美しく見えることでしょう。
木星と土星はこれから12月下旬にかけてさらに近づいていきますので、
しばらくの間は二つの惑星が夜空で寄り添う姿を楽しめそうです。

図:11月19日 月が木星、土星に接近
(国立天文台 天文情報センター)

 

そして、10月6日に地球に最接近した火星も
まだまだ空の高い所で赤く輝いています。
惑星たちは明るいので街中でも見つけやすいです。
(11月の星図はこちらをご覧ください。)

もしかしたら、ご自宅の窓からでも眺めることが出来るかも知れません。
自分だけの星空観察ベストポジションをぜひ探してみてはいかがでしょうか?

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ヨツモンカメノコハムシ

今朝、こんな虫を見つけました。

ヨツモンカメノコハムシ。ちょっとカメムシのようにも見えます。


体長1cm弱、ハムシ(甲虫の一種)の仲間で、ヨツモンカメノコハムシといいます。
その特徴は、平たくて、大きな笠を背負っているように見える事です。

裏側からも光を当ててみると「甲」の部分が透けて見えます。


照明を当ててみると、カブトムシやテントウムシでいう「甲」の部分が大きくて、頭部や腹部などがその下にすっぽり覆われているのが透けて見えます。

背中側から見たところ


腹側から。目や足がはっきり見えます。

似たような形の昆虫ではジンガサハムシやイチモンジカメノコハムシなどがよく知られていますが、このヨツモンカメノコハムシは元々沖縄以南に分布していたものが、近年になって関東にも分布を広げてきたものです。今年はそういった生き物に出会うことが多いような気がします。身近な生き物の種類も、少しずつ変わっているのかもしれません。

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開館25周年記念イベントスタート!

11月14日、開館前の博物館はいつもとちょっと景色が違いました。

開館25周年記念ロゴをあしらったウインドウバナー

ウインドウバナーが設置され、開館25周年の雰囲気が高まります。
そして、「みんなで飾ろう!お誕生日ケーキ」とメッセージボードが設置されました。

開館前のまっさらなケーキとボード

開館半日後、来館者のみなさんのご協力で、こんなにデコレーションが進みました。

半日でだいぶ豪華になってきました!

メッセージボードにもこんなに!

メッセージボードへの書き込み

11月15日からは、スペシャルクイズラリーも始まります!挑戦して下さった方にはなんと、開館25周年記念ポストカード1枚を進呈!
新型コロナウイルスの関係で大きなイベントはできませんが、ご来館いただいた皆様と一緒に楽しめる25周年記念イベントを企画しています。お楽しみに!

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紅葉が見ごろになってきました

博物館周辺の木々がだいぶ色づいてきました。

博物館前庭のケヤキ

駐車場のタカオカエデ(イロハモミジ)はさすが、紅葉のシンボル的存在です。

タカオカエデ(イロハモミジ)

同じく駐車場のエノキは黄葉です。青空に映える色ですね。

エノキの黄葉

紅葉は地面にも広がっています。サクラの葉は一足先に落葉し、地面で美しく色づいています。

サクラの落葉の紅葉

お隣の樹林地の遊歩道も色とりどりの落葉で覆われ、思わず下を向いて歩いてしまいます。

遊歩道の落葉の紅葉

晩秋は足早に去りつつあり、あっという間に冬がやってきそうです。

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博物館25周年記念イベント、準備着々!

相模原市立博物館は今年で開館25周年を迎えます。すでにロゴマークがあちこちに表示されています。
今日(11月12日)は、週末から始まる企画展のポスター展示の準備を行いました。歴代の企画展ポスターから、年ごとに1枚ずつを選んでエントランスに展示します。

懐かしいポスターが並びます!

イベント全体のポスターやチラシの発送作業も並行して行っています。

市内の公民館や学校などに配布されます

奥の方に見える巨大なオブジェは・・バースデーケーキを模したもので、来館者のみなさんにデコレーションしていただこうと考えています。

バースデーケーキも間もなくお披露目です!

そして、記念のポストカードも作りました!近々ミュージアムショップで販売予定です。

まだチラッとだけですが、お見せします!

ちょっとマニアックな当館所蔵の資料や、博物館の周辺に生息する野鳥など、バラエティに富んだ7枚組です。
25周年イベントの詳細については近日中に博物館ホームページや、広報さがみはらでもお知らせいたします。お楽しみに!

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