はやぶさ2帰還1周年記念WEEK開始のセレモニーを行いました

12月6日、はやぶさ2帰還1周年記念WEEKのスタートを記念するセレモニーを博物館エントランスで行いました。
JAXA宇宙科学研究所の國中均所長や寺田弘子相模原市議会議長ほか関係者のみなさまによる除幕式です。

除幕式

さがみんも登場し、津田雄一プロジェクトマネージャはじめJAXAのみなさまへ「はやぶさ2スイーツセット」をプレゼントしたりと、なごやかなセレモニーとなりました。

報道陣もたくさん詰めかけました

たくさんの報道陣も詰めかけて、注目度の高さがうかがわれます。
続いて行われた内覧会では、近隣の青葉小学校の6年生が観覧に来てくれました。そして、第15代相模原市観光親善大使の佐藤玲那さんもかけつけてくれました。

 

相模原市観光親善大使の佐藤玲那さんも観覧

午後からはいよいよ一般観覧がスタートします。観覧には事前申し込みまたは当日整理券が必要です(12月6日、11日、12日は締め切り)。詳しくはこちらをご覧ください。
はやぶさ2帰還1周年記念WEEKは12月12日まで続きます。さまざまなイベントをご用意していますので、ぜひ博物館へお越しください。

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境川で野鳥観察

12月5日、市内の都県境を流れる境川(町田~古淵の区間)で野鳥観察を行いました。これは、相模原市自然環境観察員制度の野鳥部会有志のみなさんと博物館の学芸員が一緒に歩き、野鳥観察の楽しみ方を共有するために計画したものです。
まず出迎えてくれたのは、賑やかなシラサギ(全身が白いサギの総称)の群でした。

ダイサギ(中央)とコサギの群

シラサギの群は、コサギの20数羽の中に、ダイサギが混じっていて、大きさの違いがよくわかりました。食べ物探しのためこまめに飛び回るため、コサギの大きな識別ポイントである、趾(あしゆび)の黄色もバッチリ見えました。

指が黄色いのがコサギの特徴です

境川と言えば、カワセミです。この日も、コースの最初から中盤にかけて何度も登場してくれて、全員でじっくり見ることができました。

カワセミの登場にみなさんから歓声があがります

カモ類やカモメ類などの水鳥も多く、そうした鳥たちを至近距離で観察できるのが、都市河川の野鳥観察の醍醐味です。

境川は川幅が広くないため、水鳥を至近距離で観察できます

水鳥以外でも、ハクセキレイがすぐ足元まで近づいてきて、よく似たセグロセキレイとの顔つきの違いなどを観察できました。

ハクセキレイ

コース終点でまとめをしようと思っていた広場には、ジョウビタキが待っていました。

ジョウビタキ(オス)

これで今日はフィナーレかと思っていたら、カシラダカもやってきました。

カシラダカ

日陰に入るとちょっと肌寒い初冬の気候でしたが、半日の気軽な行程で、たっぷり野鳥観察を楽しめました。

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いよいよ目前!小惑星リュウグウサンプル公開

昨年12月6日、小惑星探査機「はやぶさ2」が、小惑星リュウグウのサンプルを格納したカプセルの地球への帰還に成功しました。1周年を記念して、博物館では「はやぶさ2帰還1周年記念WEEK」(12月7日~12日)と題したイベントを実施します。そのメインイベントが、リュウグウのサンプルの公開です。12月3日の夕方、JAXA相模原キャンパスからサンプルをお借りしてきました。本村賢太郎相模原市長が、はやぶさ2のプロジェクトチームの津田雄一プロジェクトマネージャとキュレーション担当の安部正真博士からサンプルを受け取りました。

左から津田雄一プロジェクトマネージャ、本村賢太郎相模原市長、安部正真博士

今回の公開では、2回のタッチダウンで得られたサンプルからそれぞれ一つずつを公開します。

ケースに入れられたサンプル(サンプルの大きさは約2ミリメートル:公開時は袋から出して、展示ケース内に設置します)

公開は事前申込み制で、12月6日午後から始まります。初日の午後と11日(土)、12日(日)はすでに定員が埋まっていますが、12月7日~10日については、各時間帯に若干の余裕があります。当日整理券を配布し、定員に達し次第配布終了となります。配布状況はTwitter(scm_sagapon)などでお知らせします。
サンプルを観覧された方には、記念のカードを配布します。津田博士と安部博士もカードをゲット!

サンプル観覧記念カードを持つ津田博士(左)と安部博士(右)

ほかにも「はやぶさ2」関連のパネル展示やグッズ販売など楽しいイベントをたくさん用意してみなさまをお待ちしております!
相模原から旅立ち、約6年間の宇宙の旅を経て「はやぶさ2」が持ち帰ったリュウグウのサンプルを、ぜひご覧ください!

※12月6日は記念のセレモニー(関係者のみ)とサンプル公開(事前申し込みに当選された方)のみとなり、展示室等は公開いたしません。12月7日以降は展示室の観覧、プラネタリウムの上映など通常どおりの開館となります。詳しくはこちらをご覧ください。

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当館の標本がNHKのスポット映像に登場!

2年ほど前のこのブログで紹介した、当館所蔵の古い昆虫標本の一つ、オオヒラタトックリゴミムシが、なんとNHKのスポット映像「MEWE  2分で爆速SDGs」の「#5絶滅危惧しゅりとり」に登場しました!下の写真が、今回提供したオオヒラタトックリゴミムシの標本写真です。

オオヒラタトックリゴミムシ(当館所蔵標本)

この映像は、SDGsへの理解を深めるために作られたシリーズで、NHKの番組の合間などにスポットで放映されるものです。「絶滅危惧しゅりとり」は二人の小学生が絶滅危惧種の知識をしりとりで勝負する設定です。生物担当の学芸員でも初めて耳にするような種名が次々と出てきて、その駆け引きの表情がとてもリアルで楽しい映像です。YouTubeでも公開されています。

[MEWE 2分で爆速SDGs] 絶滅危惧しゅりとり | 未来へ17アクション | SDGs | NHK – YouTube

当館のオオヒラタトックリゴミムシは、55秒付近で一瞬登場します。
他の絶滅危惧種も、メジャーなものからマニアックなものまで、次々と登場する映像や写真で楽しめます。ぜひご覧ください。

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雨上がりの朝

師走を迎えた12月1日朝、前夜の雨が上がり、お天気が急に回復しました。そんな朝は、開館準備のために館内を歩いていると、光と影のうつろう様子が楽しくてついカメラを向けてしまいます。

階段の途中から前庭を見通したところ

上の写真は、2階の喫茶室からエントランスへ下りる階段の途中から見た、博物館前庭側のガラス壁面です。朝陽が木もれびとなってガラスへ当たり、影と乱反射のぼかしが複雑な模様を作っていてとても美しく見えます。
外光を積極的に取り入れる設計になっているエントランスは、見上げると空が見通せる場所がたくさんあります。

外光を取り入れるための天窓

絶妙な影が壁面に伸びていました。

窓枠の影壁面に伸びています

中庭のガラス壁面には、昨夜の風雨でイロハモミジの葉がぺたりとくっついていました。

風雨でガラスに張り付いたイロハモミジの葉

外は強い風が吹き、雲の動きが早いのでしょう。影が目まぐるしく濃くなったり消えたりしています。木々の紅葉もこの風で大方が落ちて、博物館のまわりも冬景色へと模様替えが進みそうです。

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歴史分野 博物館実習生展示「相模原から長州へ~萩原安右衛門と長州征伐~」終了しました

9月23日から展示していた歴史分野の博物館実習生展示「相模原から長州へ~萩原安右衛門と長州征伐~」が11月28日に終了しました。

歴史分野の実習生展示

このミニ展示は、幕府の役人 八王子千人同心であった小山村の萩原安右衛門(はぎわらやすうえもん)が幕末の長州(現山口県)征伐に参加した際の日記などを展示し、長州征伐の概要や相模原から参戦した安右衛門の状況などを紹介しました。

萩原安右衛門の日記

今回の片付けには歴史分野の実習生にも声をかけ、自分たちの展示を最後まで責任もって携わってもらうことにしました。

苦労したつけた展示パネルも外すときはあっという間です

卒業論文の大詰めの時期にもかかわらず実習生も積極的に参加してもらい、パネルはずし、展示ケースの撤去、展示資料を収蔵庫にしまうまで全うしてもらいました。

慎重に資料を片付けます…緊張の一瞬です

歴史分野は資料保護のため2か月で終了しました。この間多くの方に展示をご覧いただけたと思います。また、実習生のご家族や親せきがこのミニ展示を見学するために来館されたこともあったそうです。(実習生談話より)

現在も他のいくつかの分野の実習生展示は継続中です。

また、萩原安右衛門の日記は、常設展示(自然・歴史展示室の近世~近代の展示)にも1冊展示していますので、ぜひご覧ください

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生きものミニサロン「風にのって旅をするタネ」を実施しました!

11月27日、恒例の生きものミニサロンを実施しました。
今回のテーマは「風にのって旅をするタネ」。さまざまな工夫で落下速度を遅くして、親株から離れた場所へ落下する「風散布(かぜさんぷ)型」の果実を紹介する内容です。
まずは、前庭のヤマユリを観察。残念ながら、博物館で咲くヤマユリは結実しなかったので、野外で採集してきたタネを配って見てもらいました。

ヤマユリのタネを大事そうに手にのせています

このタネは、熱乾燥しているため、発芽はしません。そのままパラパラと落としてヒラヒラと風にのる様子を観察しました。
博物館前庭に植えられているケヤキも風散布型です。

ケヤキの果実と葉が付いた小枝

数枚の葉が小枝ごと落ちていて、それを参加者のみなさんに拾ってもらいました。上から落としてみると、美しくクルクル回るとは限りません。「ほんとかな?」とちょっと疑問を感じていたところ、ちょうどお昼くらいに強まった風がびゅんと吹き、頭上から次々にケヤキの小枝が落ちてきます。見事にクルクル回って落ちる様子をケヤキ自身が見せてくれたのです!「おおーっ」と歓声が上がりました。
他にも、フェンスにからみついているセンニンソウの果実を観察したりした後、用意してあったカエデの果実をみなさんへ配りました。カエデの果実は、見事に回転するヘリコプター型です。実物は壊れやすいので、折り紙でモデルを作ることにしました。

野外でもできる簡単な工作です

カエデだけでなく、ニワウルシの果実も観察して、そのモデルを作りました。

折り紙を使って空飛ぶタネのモデル作り

簡単な工作ですが、うまく作るとちゃんとそっくりに回って落ちます。

実際に飛ばしてみました

うまく回るかな?

そして、最後は風に乗るタネの中でも滞空時間の長さではピカイチの、ガガイモを紹介しました。

ガガイモの果実

整然と並んでさやの中に納まっていますが、さやから出した瞬間に、ふわりと綿毛が広がります。

さやから出した瞬間に、このように綿毛が広がります

実際にみなさんの前でさやから出すと、綿毛の美しさに、ここでもみなさんから歓声が上がりました。

ガガイモの綿毛をかぶりつきで見ています

秋晴れのさわやかなお天気の下で、気持ちよく観察できました。終了後、館内へ戻る前に駐車場を振り向くと、美しい紅葉の風景でした。もうすぐこの紅葉も散って無くなります。その前に、ぜひご覧いただきたい風景です。

博物館駐車場の紅葉

次回は12月18日に実施します。

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紅葉の仙石原で探鳥会

11月26日、箱根町の仙石原で、環境省や神奈川県公園協会などが主催する「箱根の自然に親しむ運動 箱根の冬鳥観察会」が行われ、当館学芸員が講師として参加しました。
朝から雲一つ無い青空に、まぶしいほど鮮やかな紅葉に染まる仙石原という絶好のシチュエーションでした。

カエデの仲間(ホソエカエデの雑種のようですが、詳しい種類は不明)の見事な紅葉

冬鳥にはまだちょっと早めの季節でしたが、紅葉をバックに飛び回るエナガを全員で見ることができました。

紅葉をバックにしたエナガ(下見の際に撮影したもの)

途中、茂みの中にあったウグイスの古巣が落葉で丸見えになっているのを見つけたり・・

ウグイスのものと思われる古巣

モズを観察していたら、参加者が「はやにえ」(モズが貯食などの目的で捕まえた獲物をとがったものに刺す行動)を見つけてくれました。

バッタの仲間がはやにえにされていました

季節の風物として言葉は聞いたことがあっても、実物を見るのは初めてという参加者が多く、歓声があがりました。
湖尻水門ではカワセミを全員で観察したり、樹林の上空を飛ぶミサゴ(タカの仲間)を見たり・・、そして、ヤママユガの繭やモグラ塚、マツカゼソウの強いニオイを体験したりと、野鳥だけでなくいろいろなものを観察できました。

風も穏やかで絶好のコンディションでした

最後は、参加者のみなさんに、この日に観察した野鳥の中で一番印象に残った種類をそれぞれ頭に思い描いてもらいました。そして、お一人からその特徴を一つだけ言ってもらい、他の方にその種類を当ててもらう「連想ゲーム」をやりました。4名の方から、エナガ、ハシボソガラス、カワセミ、トビが上がりました。この4種が、必ずしも珍しい鳥だけではないところに、じっくり充実した観察をしていただいたことが表れていてちょっと嬉しくなりました。
お天気にも恵まれて、晩秋の箱根を満喫する観察会となりました。

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「写真で見る相模原~昭和・平成の生活と民俗~」(No82 ヤツボ)

れまで数回にわたり伝説をテーマに取り上げてきましたが、また以前のようにいろいろな内容の写真を紹介していきたいと思います。

市内緑区大島から中央区田名地区には、湧き水を池状に溜めた「ヤツボ」と呼ばれるものがあります。ヤツボは崖(がけ)になっているところから湧き出した水を利用したもので、かつては生活用水をはじめ、水量が多いヤツボでは水車が設置されたりしました。

大島地区では、壺(つぼ)状の形をしていて、八つあることから「八壺(ヤツボ)」と呼ばれるようになったとも言われますが、実際には大島から田名にかけての崖沿いに、それ以上の多くのヤツボがあったことが知られています。

最初の写真は大島・中ノ郷(なかのごう)のヤツボで、崖の中腹に水が湧いていて急斜面を下ったところに見られます(平成11年[1999]2月3日撮影)。                

 

大島・水場(みずば)のヤツボはほぼ昔の形態を残しており、地域の神社である日々(ひび)神社の御神水としても利用されたと伝えています。ヤツボには祠(ほこら)があり、竜が剣に巻き付いた倶利伽羅竜王(くりからりゅうおう)がまつられています(平成13年[2001]4月11日)。                  

 

大島・古清水上組(こしみずかみぐみ)のヤツボも、現在はヤツボの保護と安全のために石が敷かれて水深が浅くなっていますが、ほぼ当初からの形が保たれています(平成26年[2014]7月19日)。                

 

先の水場のヤツボでは倶利伽羅竜王がまつられていますが、ヤツボは水が湧くところにあり、水源をまもる神がまつられることもありました。次の写真は大島・古清水の横穴状に掘られたヤツボで、小さな祠が見えています(平成29年[2017]1月16日)。                  

 

ヤツボは田名にもあり、望地(もうち)地区の相模川へ下る坂の途中にあるヤツボもやはり池のように水を溜めています(平成20年[2008]11月2日)。                  

 

また、それほど大きくはないものの水が湧いている場所を見つけることもできます。写真は田名・半在家(はんざいけ)です(平成29年[2017]5月23日)。                

一般に市内の相模原地域は台地の上に集落が広がり、かなり深く井戸を掘らないと水が出ないなど、水の確保に苦労する地区もありました。それでも地域によってさまざまな方法で水を得ており、特に大島の中ノ郷・水場・古清水上組の三つのヤツボは、古くからの形態を良好に残すものとして市登録史跡となっています。

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秋のさわやかウォーク

11月13日に大野南公民館の主催事業「秋のさわやかウォーク」が開催されました。相模原市立博物館の学芸員が境川の旧流路と関東ローム層の解説をしました。

境川にかかる森野橋の下で待ち合わせをしました。当日は快晴で、まさに「さわやかウォーク」を満喫できました。

まずは境川の旧流路を見学しました。下の写真の画面左下、緑のフェンスに囲まれたところが、旧流路です。後ろに写っているオレンジ色の橋が森野橋で、その下を現在の境川が流れています。

参加者の皆さんが見ている境川の旧流路はこんな感じです。この写真からもかつては曲がりくねりながら流れていたことがわかります。

現在の境川に沿って上流まで歩き、横浜線の鉄橋のところで、境川の川底の様子を観察しました。

境川で見られる礫(れき)は、約10万年前に相模川が上流から運んできたもので、境川の水量に比べると、大きな礫が含まれており、また、境川の上流には存在しない緑色凝灰岩(りょくしょくぎょうかいがん)の礫も含まれています。これらのことから、大昔には境川のあたりにも相模川が流れていたことがわかります。

境川の様子を観察した鉄橋のそばには、関東ローム層が観察できる崖があります。約10万年かけて少しずつ降り積もった火山灰が風化してできた地層です。ほとんどの火山灰は箱根や富士の噴出物ですが、崖の最上部には遠く九州から風に乗って運ばれてきた火山灰も含まれています。写真の中央に見られる黄色い帯状の部分は、箱根が約6万6千年前に大噴火を起こした時に降り積もった軽石の層です。

箱根の軽石層に近寄って観察することもできました。

近寄ると軽石の一粒一粒を見分けることができます。

身近にあるものの、普段はあまり気をつけて見る機会がなかった地形や地層に興味を持っていただくことができました。約10万年におよぶ相模野台地の生い立ちにロマンを感じた方もいらっしゃったようです。

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