「わぉ!な生きものフォトコンテスト写真展」始まります!

7月21日、すでにオープンしている「軍都さがみはら展」と同じ特別展示室で、7月22日からスタートする「わぉ!な生きものフォトコンテスト写真展」の準備を行いました。

作品を壁に設置

思わず「わぉ!」と声が出てしまいそうな、生きものとの出会いを写した楽しい写真が25点、みなさまをお待ちしています。

準備万端!の会場の様子

グランプリ作品には、特別審査員の茂木健一郎さん(脳科学者)による素敵なコメントも(ちなみに、審査員には当館の生物担当学芸員も加わっています)。

グランプリ作品の展示

お散歩中、あるいは通勤、通学途中の偶然の出会いや、身近な生きものたちの意外な表情をとらえた作品が多く、どなたでも楽しめます。ぜひご来場ください。なお、会場では密を避けて、できるだけ会話を控えめにご観覧ください。

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ナナフシモドキの偽瞳孔

博物館の駐車場を歩いていると、木の枝が風に揺られるのとはちょっと違う動きで、ユサユサと揺れました。小枝にそっくりな、ナナフシモドキが歩いていたのです。

小枝そっくりなナナフシモドキ

“ナナフシのニセモノ”のような名前ですが、これはナナフシ(七節)がもともと「節くれだった木の枝」を指す言葉で、これに擬態(ぎたい)してそっくりだから「七節もどき」となりました。今はナナフシの方が昆虫の一般名称として残った結果、なんだかニセモノっぽい名前になってしまいました。一般にナナフシと言えば、本種や、近縁のエダナナフシのことです。
ところで、ナナフシの眼はこっちを凝視(ぎょうし)しているように見えます。

こっちを見ている!?

こちらが正面にいても、横にいても、瞳孔(どうこう)がこちらを見ているように見えます。

横に回ってもやっぱりこちらを・・

でも、これは別にこちらを見ているということではありません。ナナフシなどの昆虫の多くが複眼(ふくがん)です。一つ一つの眼はストローのような構造で、中心から放射状に配置されています。自分がいる方向の部分だけストローの奥を覗(のぞ)くようになるため、暗く見えているというわけです。これを偽瞳孔(ぎどうこう)と言います。

偽瞳孔

頭ではそういう理論だと納得しているのですが、見れば見るほど、こちらを見ているとしか思えない眼ですね。
偽瞳孔は、カマキリなど多くの昆虫で見られます。今度カマキリに出会ったら、じっと見つめ合ってみてください。

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生きものミニサロン「真夏の生きものビンゴにチャレンジ!」を実施しました

7月17日、毎月恒例の生きものミニサロンを実施しました。今回のテーマは「真夏の生きものビンゴにチャレンジ!」。博物館の駐車場で、生きものに関するお題に挑戦していくビンゴゲームです。マス目は16個(4×4)で、時間は10分。
例えば、「カラスの鳴き声」これは、駐車場に入ってすぐに、巣立って間もない若いハシブトガラスが樹上でずっと鳴いていたため、全員がクリア。そして「自分の顔より大きな葉」

顔より大きな葉は・・

探してみると、大きな葉がけっこうありました!クズやオオブタクサの葉でクリアです。
「ハート形の葉」というお題では、地面を覆うドクダミの葉を目ざとく見つけてくれました。

生きもの探しビンゴに熱中してくれています

ほかにも「カメムシ」、「キノコ」、「着ている服と同じ色の花」、「ラッパ形の花」など、それぞれちゃんと見つけてくれた参加者がいました。

ラッパ形の花は・・

まだあまり目につかない「セミのぬけがら」を見つけてくれた人も!

セミの抜け殻をみんなに見せてくれました!

マス目は16個ですが、お題は全部で17です。お題が一つ多いのは、17番目をチャンスナンバーとしたからです。「クモを見たら、形を丸と線で正確にかいてください」というお題で、これは最後に全員で答え合わせをしました。

全員でクモの絵を答え合わせ

こんな絵がかけていたら正解です。

「胸側から足が8本」が正解です

足の出方などを間違えていた人も、ここで修正し、めでたくチャンス獲得。まだ埋まっていないところを17番で埋めました。
ビンゴの記念品は、特製の缶バッチ。真夏らしくコアジサシの図案にしました。

ビンゴの記念品

梅雨明け直後の猛暑日でしたが、ちょうど日が陰っている時間が多くて助かりました。
次回は8月28日に実施の予定です。

※実施にあたって、新型コロナウイルス感染拡大防止のための措置及びご協力をいただいた上で実施しています。

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おかいこさま飼育中 45日目 成虫に羽化

6月2日の給桑開始から45日目、ちょっと予定より遅くなりましたが、乾燥させずに残していた繭から成虫が出てきました。

 

羽化した成虫のカイコ

 

じっと繭の上にとまっています。まるでぬいぐるみのようなかわいらしさです。

ぬいぐるみのようなかわいらしさ!

お腹の先から誘引腺(ゆういんせん)を突き出して、オスを引き寄せるフェロモンを放出しているのですが、残念ながらオスはまだ羽化していません。

腹の先から誘引腺を出しています

羽化した成虫はじっとしているので、状態を見ながら透明なカップに入れて少しの間、展示する予定です。

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モンシロチョウのかけひき

緑区へ植物調査へ行きました。お天気の良い午前中のうちに調査を済ませようと歩いていると、モンシロチョウがたくさんいました。ヒメジョオンの花で吸蜜しています。

ヒメジョオンの花で吸蜜するモンシロチョウ

飛び交っているモンシロチョウを見ていたら、不思議な姿勢をしている個体と、そこへ近づこうとしているもう1匹がいたので写真を撮ってみると・・

止まっているモンシロチョウの姿勢に注目

止まっているモンシロチョウは、腹部の先をピンと立てて、そこへ近づくもう1匹がいます。最初はメスがオスを交尾に誘っているのかと思ったのですが、調べてみると、これは逆で、すでに交尾を済ませたメスが、オスを拒絶する姿勢だそうです。

これは拒否の姿勢・・

確かに、飛んでいる個体は数回近づいてから飛び去りました。
さらに別の場所では、2匹がからみあうように飛んでいたので写真を撮ってみました。

これはランデブーというより・・

仲良くランデブー?と思ったのですが、これもよくよく見ると、しつこく追いかけてくるオスを、メスが振り切ろうとしているだけなのかも・・
昆虫の世界もなかなか厳しいですね。

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防災訓練を実施しました!

7月8日(木)午後に博物館の消防計画に基づき、また、職員やスタッフの防災意識を高めるために防災訓練を実施しました。

防災訓練に使用したヘルメット

今回は、地震によって火災が発生したことを想定して訓練を行いました。

今回の訓練には、来館者の皆様にも参加していただいたので、実際の状況に近い形で訓練を行うことができました。ご参加いただいた皆様誠にありがとうございました。

今回の訓練をいかして、非常時にも皆様の安全を確保していきたいと思います!

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シリーズ「相模原ふるさといろはかるた」でみる名所紹介㊴ ㋴

夢乗せて 飛び出せ JAXAの宇宙船


相模原市立博物館の向かいにあるJAXA相模原キャンパス(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所)は、日本の宇宙科学研究の拠点として、様々な人工衛星や探査機、ロケットの開発・運用などを行っています。また、キャンパス内には見学ができる宇宙科学探査交流棟があり、宇宙科学のあゆみ(年表・資料)、ロケットの部品やエンジン、「はやぶさ2」の実寸大模型、将来の探査計画が分かるパネルなどを展示しています。屋外にはM-Vロケット(実機)やM-3SⅡロケット(模型)も見ることができます。

M-Vロケット(実機展示)

M-3SⅡロケット(模型展示)

 

最先端の宇宙科学研究を支える様々な施設や設備がある中で、キャンパス内のデザインにも注目してみましょう。施設入口の正門は、ある自然現象をモチーフに作られています。

JAXA相模原キャンパス正門

よく見ると門が何やら波打っていますが、この形から皆さんは何を想像しますか?

JAXA相模原キャンパス正門(横から見た様子)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは”オーロラ”をモチーフにしているそうです。

アラスカのオーロラ
(撮影場所:Alaska_Moon Lake)

 

他にも、正門から入るとすぐに見える研究・管理棟の前には、“銀河の流れ”と題した、小山やスロープ状の構造物と植栽があります。小山は銀閣寺の向月台(こうげつだい)を模したもので、スロープは植栽が宇宙の闇に例えられ、その間を生命の起源である水を湛えた銀河が流れている様を表しているデザインとのことです。そこには1本の大きな桜の木があり、春になると写真のような美しい姿を見ることができます。

JAXA相模原キャンパス内にある“銀河の流れ”と桜

新たな宇宙への可能性を切り開いているJAXA相模原キャンパスへ皆さんも訪れて、宇宙への夢を感じてみませんか?その際はぜひ、すぐ近くにある相模原市立博物館も見学に来てくださいね。
〔※〕新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、宇宙科学探査交流棟の見学は事前予約制となっております(2021年7月時点)。詳しくはこちら(宇宙科学探査交流棟HP)をご覧ください。

 

・このかるたは、当館のボランティア市民学芸員が2017年に制作したものです。
・貸出しの詳細やその他このかるたに関心のある方は、博物館までお問い合わせください。(042-750-8030)
*貸出し使用時には感染症予防のため、事前・事後の手洗い・手指の消毒などを必ず行ってください。

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梅雨時の野生ラン、2題

7月9日、緑区の丘陵地へ、野生ランの開花情報があったので確認してきました。
まずはこちらのオオバノトンボソウです。

オオバノトンボソウ

先日このブログで紹介したコクランは、妖精が遊園地の遊具に乗って空中を飛んでいるような形の花でしたが、今回も・・

オオバノトンボソウの花(横から)

空中というより、エイが水中をゆらゆらと泳いでいるような感じでしょうか。

オオバノトンボソウの花(正面)

この撮影も、蚊の猛攻撃に閉口しました。でもがんばってもう1種類。こちらはタシロランです。

タシロラン

緑色の部分が無い、菌従属栄養植物です。自分で光合成せず、樹木などの根にとりついてその植物と共生する菌根菌に、あろうことか寄生してしまう植物です。植物と共生する菌に寄生・・ややこしいですね。そのせいか、氷のような輝きを持つ花はちょっと妖しげに見えます。

タシロランの花

博物館へ戻ってきたら、前庭に甘い香りが漂っていました。その香りの元は、ヤマユリです。

ヤマユリ 博物館で咲き始めました

今年も大きな花を咲かせました。これからしばらく見ごろになりますので、博物館へお越しの際はぜひご覧ください。道路に面した案内看板のウラ側に咲いています。

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ミニ展示「衣服を買う・作る・学ぶ」が始まりました!

自然・歴史展示室の出口付近に展示ケースが一台あります。ここでは、平成28年度から継続して博物館とボランティアの市民学芸員有志が協働で展示を行っており、平成27年に閉館した津久井郷土資料室が収蔵していたいろいろな資料(現在は博物館で保管)を紹介しています。

                  展示作業の様子

今回は、多くの資料の中から、商店の大売り出しのポスターやチラシ(買う)、洋服の型紙(自宅で作る)、家庭科授業ノート(作り方を学ぶ)など、昭和時代の「衣」に関係する資料を展示します。また、第二次世界大戦中から戦後にかけて、物資が統制されて配給(はいきゅう)制度のもとで衣料切符がないと買うことができない時代もあり、そうした当時の様子をうかがわせる衣料切符も紹介します。

                 大売出しポスター

                 女児洋服の型紙

衣料切符

 

私たちの生活に身近な衣服を整える仕方にも、さまざまな移り変わりがあったことを示す資料をこの機会にご覧いただければと思います。展示期間は7月7日(水)~11月2日(火)です。

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蚊ニモマケズ、ヤマビルニモマケズ・・コクランの撮影

7月7日、二十四節季の小暑(しょうしょ)となりました。「暑さがだんだん強まっていく頃」という意味です。
ところが、だんだんどころか、この日の日中は雲間に射す日光が地面の水分を瞬く間に蒸発させ、ものすごい湿度になりました。そんな厳しい中でしたが、確認しておきたい植物があったので、緑区のある林道へ向かいました。こちらの植物、コクランです。

コクラン

野生ランの一種ですが、一見すると花が地味で目立ちません。でも、拡大してみると・・

コクランの花

遊園地にある、飛行機型の乗り物が支柱の周りをグルグル回る遊具のように見えます。乗っているのは妖精?それとも・・みなさんは何に見えますか?

コクランの花(正面)

横から見てもポーズを決めて運転しているようです。

コクランの花(横から)

とてもかわいらしい花を撮影できて嬉しかったのですが・・撮影環境はとても過酷。吹き出す汗に、蚊がぶんぶん群がり、足元はわらわらと近寄って来るヤマビル・・。忌避剤など使って難を逃れましたが、この季節は目的のもの以外にもいろいろな生き物が活発なので、撮影も一苦労です。

 

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