無事に終了しました!はやぶさ2帰還カプセル世界初公開展示

3月16日、たくさんの方にご来場いただいた「はやぶさ2帰還カプセル世界初公開展示」が終了しました。こちらの写真は、終了後の展示室内の様子です。静寂に包まれています。

終了後の展示室内の様子

その日のうちに、大切なカプセル本体などが輸送用のケースに移されました。設置に引き続き、カプセルの開発と回収を担当された山田哲哉博士が撤収にも立ち会ってくださいました。

カプセルの梱包作業

カプセルが出された展示ケースです。

空(から)の展示ケース

一夜明けて、搬出作業です。展示ケースは専用の木箱に入れます。

展示ケースも木箱へ入れられて慎重に運ばれます

精密機械専門の運搬業者のみなさんが、カプセルを慎重に運び出しました。
この瞬間、展示担当者が感じるのは達成感と安堵(あんど)と、そして一番大きいのが寂しさです。

搬出されるカプセル

博物館のエントランスから常設展示室にかけても、たくさんの案内表示やパーテーションが置かれていたので、そちらも職員総出で片付けました。

特別展示室では、今日(3月17日)からは、次の企画展の準備が始まります。

なお、博物館は現在緊急事態宣言に伴い休館中です。再開時期については現在の時点でまだ未定です。再開時期が決まりましたら博物館ホームページやこのブログでもお知らせします。

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はやぶさ2帰還カプセル世界初公開展示 いよいよ最終日!

※今回の公開期間(3月16日まで)は事前申し込みの抽選に当選された方のみ入館できます。

3月12日から開催してきた世界初公開展示も、3月16日、本日がいよいよ最終日です。
朝から当選葉書をお持ちの方が続々とご来館されています。博物館の正面入り口付近のコブシも満開でみなさんをお出迎えしています。

満開のコブシ

特別展示室を出たところにある「火星探査機のぞみ」の実物大模型(地上実験機)も人気です。はやぶさ2ミッションとは直接的なつながりはありませんが、JAXAの歴史に残るこうした探査機の実績の上に、はやぶさ2があることは間違いありません。

火星探査機 のぞみ

はやぶさ2の帰還カプセルを空輸した際に実際に使用されたジェラルミンケースの展示も大変好評です。

運搬用のジェラルミンケースの展示

ご来館のみなさんの目には留まりませんが、中庭ではミミガタテンナンショウが芽を出しています。

ミミガタテンナンショウのつぼみ

すでに開花している株もありました。

ミミガタテンナンショウの花

前庭でもツクシ(スギナの胞子茎)が伸びています。

ツクシ

職員も展示の準備や運営に追われ、つい季節の移り変わりを見落としてしまいそうですが、着実に春が進んでいます。

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「写真で見る相模原~昭和・平成の生活と民俗~」(No50・彼岸念仏)

3月の祝日である春分の日を中日として、その前後の3日間ずつの計7日間が春のお彼岸です。もちろん秋にも、秋分の日を中心とする彼岸があります。

彼岸には墓や寺参りをするほか、「入りボタモチに明け団子、中の中日小豆飯」などと言い、彼岸入りの日にボタモチ、彼岸明けに団子、中日に小豆飯(あるいは赤飯)を作って供えたりしました。

春秋の彼岸には念仏を唱える地区も多く、彼岸の入りと中日、明けの日の彼岸中に三回集まって念仏講を行うことが広く見られました。今回は念仏講の写真を紹介します。

最初の写真は、中央区上溝・田尻公会堂での念仏講です(昭和60年(1985)3月22日)。念仏講は女性が行い、公会堂に集まった方々が丸く座って念仏を唱えています。             

 

 

 

 

 

 

 

この時に飾る掛け軸のほか、唱える念仏が黒板に記されています。また、右側の時計は8時15分を指しており、ほとんど夜に行われました。              

 

 

 

 

 

 

 

前の写真の黒板には、まず最初に「数珠くくり」と書かれており、大きな数珠(じゅず)を全員で回しているのが分かります。            

 

 

 

 

 

 

 

そして、六番目に「お茶あみだ様」とありますが、これが始まる前に掛け軸にお茶と線香を上げ、「お茶あみだ様」が終わると、その茶をおろして各自の茶碗に少しずつ足して飲みました。              

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の写真は南区下溝・古山での念仏講です(平成14年[2002]3月17日)が、実は今回の念仏講によって解散することになり、最後の念仏講として写真を撮影させていただきました。

ここの念仏講は自宅で行われ、集まってきた方々がまず掛け軸を拝みます。               

 

 

 

 

 

 

 

全員が集まったら、両脇にそれぞれ座って念仏を唱えていきます。              

 

 

 

 

 

 

 

この念仏講で用いられた三点の掛け軸は、最後の念仏講の終了後に博物館に寄贈されました。博物館では大切に保管するほか、これまで何回か展示もしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

職員ブログNo.46の初午では稲荷講について触れており、各地で行われていた稲荷講や念仏講などの写真を保管していますが、こうした講なども現在ではめっきり見られなくなりました。今後も地域の中で、人々が共同で行ってきたさまざまな行事や作業について紹介していきたいと思います。

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はやぶさ2帰還カプセル世界初公開展示、2日目終了

※今回の公開期間(3月16日まで)は事前申し込みの抽選に当選された方のみ入館できます。

3月13日、春の嵐の中でしたが、はやぶさ2帰還カプセル世界初公開展示の2日目が終了しました。
朝は、床面の案内表示が滑らないように加工しました。

床の案内表示が滑らないように加工しています

大荒れのお天気にも関わらず、熱心なみなさんがたくさんご来館されました。

大雨の中たくさんの方にご来館いただきました

特別展示室の外に、新しい展示が加わりました。
はやぶさ2カプセル回収班特別隊隊長のさがみんです。

カプセル回収班特別隊隊長のさがみん

実際に隊長としてオーストラリアへ派遣されたご本人です。

オーストラリアまでカプセルをお迎えに行ったご本人です!

最後の回の展示も無事に終了し、片付けをしていると、空が急に晴れて青空が見えてきました。
このタイミングなら!と急いで屋上へ上がると、虹が出ていました。すでに日没後の虹なので、とても角度が大きな虹です。広角レンズでも収まりませんでした。ちょうどJAXAの建物から伸びているように見えます。

JAXAから伸びる虹

反対側には副虹(ふくこう)が見えました。

副虹も出ていました

西の空が夕焼けで染まるのと同時に、虹も消えていきました。

西の空の夕焼け

展示は16日まで続きます。

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テングチョウ

3月10日、博物館お隣の樹林地内を飛ぶチョウがいました。かなり高速で飛び回っているのですが、時折ひだまりに止まります。

テングチョウ

テングチョウです。成虫で越冬し、2月の終わりころから晴れて暖かい日には飛び回ります。このチョウが飛ぶと、春の到来を感じます。
博物館で系統保存のために栽培しているオキナグサも開花しました。

オキナグサ(栽培)

自生地ではまだ花芽が出始めた頃と思われますが、日当たりの良い場所で栽培していると3月に咲いてしまいます。

オキナグサ(栽培)

日当りの良い場所では、コブシの花が咲いています。春を告げる花の一つですね。

コブシの花

こちらはエナガです。博物館周辺で営巣しているのですが、こうして羽根をくわえているのは、巣作りが仕上げに入ったことを示します。

羽根を運ぶエナガ

巣の内部に大量の羽根や、植物の綿毛などを敷き詰めて育雛部屋を作ります。上の写真は、タカなどが鳥を食べるときに、食べやすいように羽根をむしり取ります。そうした食痕(しょくこん)から拾ってくるのでしょう。
尾羽の先が擦り切れているのも、巣作りにいそしんでいる証拠です。巣の中は狭いのでエナガの長い尾羽は先が擦り切れていきます。そして、抱卵期になると、長い時間巣内に滞在するため、先がクルッとカーブします。そんなところでも、繁殖ステージがわかります。
春がどんどん加速しています。

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始りました!はやぶさ2帰還カプセル世界初公開

※今回の公開期間(3月12日~16日)は事前申し込みの抽選に当選された方のみ入館できます。

3月12日、待ちに待ったはやぶさ2帰還カプセルの世界初公開が始まりました。
午前中は除幕式でスタートです。JAXAからは宇宙科学研究所所長、副所長、そして、はやぶさ2の開発、運用の責任者のみなさん、そして相模原市からは市長、市議会議長、副市長、教育長により、除幕されました。

除幕前の様子

そして、相模原市特別表彰の授与や、市内の11店舗で展開されるはやぶさ2にちなんだスイーツの贈呈などが行われました。

スイーツのプレゼンターは、はやぶさ2カプセル回収班特別隊長のさがみんが務めました

最初の観覧者は、JAXAと博物館のお隣に位置する市立共和小学校5年生のみなさんです。

共和小5年生の観覧

報道向けに、カプセルの開発を担当され、帰還カプセル回収を担われた山田哲哉博士による解説も行われました。

カプセル開発担当の山田博士

そしていよいよ、午後からは事前申込みに当選されたみなさんの観覧が始まりました。
将来の夢は宇宙飛行士というお子さんも観覧の列に並んでいました。

かわいい宇宙飛行士がJAXAをバックにパチリ

テレビの取材もしっかり受けてくれました。

テレビの取材も受けてくれました

コロナ渦のため、限定的な観覧形態となりますが、これから3月16日まで公開が続きます。

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いよいよ明日から!はやぶさ2帰還カプセル世界初公開

※今回の公開期間(3月12日~16日)は事前申し込みの抽選に当選された方のみ入館できます。

いよいよ、明日(3月12日)午後から、はやぶさ2帰還カプセルの世界初公開です。
3月11日午前、帰還カプセル本体が相模原市立博物館へ到着しました。慎重に運びます。

カプセルの搬入作業

残念ながら展示室内の設置の様子はまだお見せできないのですが、すべての展示資料が無事に設置されました。
はやぶさ2プロジェクトマネージャーの津田雄一博士(JAXA)も様子を見に来られました。

中央左側の方が津田雄一博士です

こちらは急遽設置された、帰還カプセルを空輸したジェラルミンケースの展示です。帰還カプセル本体が展示されている特別展示室から出たところに設置されています。

空輸用のケース

また、今日はカプセル開発担当の山田哲哉博士による帰還カプセルの説明動画が展示室内で撮影されました。こちらは近々、JAXAから配信される予定です。お楽しみに!

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2011年3月11日から10年 その1

東日本大震災から10年が経ちました。
博物館ではあの時も、JAXAとの展示の打ち合わせをしている最中でした。広報室のロケットの模型などが次々と倒れ、尋常ではない事態が起きたことを直感しました。
そして、発災から1週間後、災害支援協定を結んでいた銀河連邦の岩手県大船渡市へ、災害支援隊の一員として学芸員が1名参加し、1週間、支援活動を行いました。大船渡市の目抜き通りの、3月19日の様子です。

三陸鉄道リアス線盛(さかり)駅前の目抜き通り 2011.3.19

当時、支援隊が寝泊まりしていた施設のエリアは電気、ガス、水道がすべて止まっていました。雪がちらつく日もありましたが、不思議なことに寒さに凍えた記憶はありません。しかし、断続的に続く地鳴りには震えました。

相模原市の支援隊が寝泊まりしていた場所 2011.3.21

相模原市の支援隊は、主に全国各地から届く支援物資の仕分け作業を行いました。場所は、大船渡小学校の体育館です。この建物は海岸から一段高くなった場所にあるのですが、入口まで浸水しました。ご近所の方が自発的に入口の泥をかき出し、掃除してくれたそうです。もちろん、そうした方々も被災者です。

大船渡小学校体育館に設けられた支援物資の集積所 自衛隊のみなさんと作業しました 2011.3.21

三陸鉄道リアス線の惨状を目にしたときは、10年後の今、復活していることなど想像もできませんでした。

盛駅近くの踏切 2011.3.19

大船渡市越喜来(おきらい)地区は中心部がすべて津波の被害に会い、越喜来小学校の立派な建物は屋上まで波をかぶりました。

越喜来小学校校舎 2011.3.23

発災から1週間、被災地のみなさんがどんな様子で過ごしていたのか、どんなことを語っていたのか、見聞きした者の定めとして伝えていかなくてはいけないと思っています。これから何回かに分けて、紹介したいと思います。

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準備着々「はやぶさ2」帰還カプセル世界初公開展示

3月12日から、いよいよ「はやぶさ2」帰還カプセル世界初公開展示が始まります。
館内では導線の設置など、着々と準備が進んでいます。

館内の導線、サイン類もはやぶさ2シフトになっています

会場となる特別展示室内には、専用の展示ケースが設置され、中に入る帰還カプセルを待つばかりです。

展示ケース内はまだ空(から)です

なお、3月12日から公開は始まりますが、期間中(3月12日~16日)は事前申し込みいただき、抽選に当選された方のみ入館できます。駐車場は、博物館敷地内の駐車場は閉鎖し、臨時駐車場へのご案内となりますのでご注意ください。
詳しくは当館ホームページをご覧ください。

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色々な石展⑥ 「黄色い石」コーナー

閉会した開館25周年企画「色々な石展」について、今回は、6「黄色い石」コーナーを紹介します。

前回までの記事はこちらから。
1「色々な石」コーナー
2「透明な石」コーナー
3「白色の石」コーナー
4「黒色の石」コーナー
5「青色の石」コーナー

6「黄色い石」コーナーの展示の様子です。黄色い石は他の色に比べると種類が少ないです。

「黄色い石」コーナー

はっきりとした黄色を示す鉱物の一つが硫黄(いおう)です。火山の噴気孔の周囲に形成されることが多いです。

硫黄

黄水晶(きすいしょう)やトパーズは淡い黄色です。黄水晶はシトリンとも呼ばれています。

黄水晶

トパーズ

紫水晶(むらさきすいしょう)を灰の中で加熱すると、黄色〜オレンジ色になります。

紫水晶を熱処理した黄水晶

ザクロ石は多くのものは赤色をしていますが、カルシウムを主成分として含むものは黄色やオレンジになることがあります。

1mmにも満たない小さなザクロ石からできている岩石です。

次回は、7「赤色の石」コーナーを紹介します。

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