寒さに耐えるジョロウグモ

今年は暖冬と言われているようですが、昨日(12月11日)には急に冷え込んで、すっかり冬らしい寒さとなりました。
博物館周辺のジョロウグモもすっかり数が減りましたが、今朝はこんな様子が見られました。

昨晩からの雨に打たれて、全身ずぶ濡れ…というか水滴にまみれています。
死んだように動きませんが、網に腹部先端をつけているという事は、まだ命綱になる糸をしっかり付着しているという事。つまり、生きています。死んだクモは、地面におちるか、中途半端にぶら下がった形になってしまいます。
決して冬を越して春に活動する、という事ではないのですが、ある程度寒さに耐える事ができるようで、県内でも2月まで観察された例があります。
もしお近くでまだ頑張っているジョロウグモを見つけたら、いつ頃までいるのか観察してみても良いかもしれません。

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干支が登場!

それは1本の電話から始まりました・・。
「博物館でイノシシは展示されていますか?」
「すいません、収蔵庫にはありますが、展示には出していないですね。」
「そうですか、年賀状の絵柄の参考にしようと思っていたんですが・・残念ですね。」
電話を切ってから、ハッと気付いて反省と後悔にさいなまれました。どうして気付かなかったのか!!

ということで、電話を下さった方にはとても申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいなのですが、1階エントランスの正面で、干支ミニ展示スタートです。来年の干支は「己亥(つちのとい)」、ということで当館所蔵のニホンイノシシのはく製が登場しています。

干支ミニ展示「亥」登場です

背景がハマリ過ぎています!
こんなアングルでも撮影することができます。はく製に触ることはできませんが、撮影はOKです。

自然の中にいるみたいな背景ですね

資料写真などにはあまりないのですが、おしりがどうなっているのかな?という疑問もこれで解決です!

後ろから見るイノシシ

ちなみにこのイノシシは、2007年に南区の当麻で交通事故にあってしまった個体をはく製にしたものです。
年賀状のご参考に、または写真のモチーフそのものとしてもいかがでしょうか!
年明けの1月14日まで展示の予定です。

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勝坂遺跡で探鳥会

12月9日、南区磯部の勝坂遺跡で、文化財保護課主催の「勝坂を学ぼう!初冬の谷戸で野鳥観察」が行われ、お手伝いに行ってきました。
ちょっと風が強くて寒い中でしたが、20人以上の方にご参加いただきました。

双眼鏡で野鳥を観察する参加者のみなさん

風もあってちょっと鳥は少なかったのですが、エノキの果実を一生懸命に食べていた冬鳥のシメの群に遭遇したり、

シメ

それを追い散らかすチョウゲンボウが飛んで歓声が上がりました。
また、一番じっくりと見られたのは、冬鳥のツグミでした。今年はツグミの飛来が遅くて、このところやっと姿が見られるようになりましたが、こちらも長旅の疲れを癒やすように静かにエノキの果実を食べていました。

ツグミ 乾いた鳴き声が印象的でした

途中、ムクノキの大木があったので、ご希望の方には果実の味を確かめてもらいました。

ムクノキの果実

「甘いけどおいしくない」「良くいえば渋柿みたいな味」というのが御感想でした。
解散後に、コゲラが近くで見られたので、残っていた方と観察しました。

コゲラ

午前中、のんびりと勝坂を歩きながら楽しく探鳥することができました。

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プラネタリウムで #クリスマス コンサートを楽しもう!

平成28年度から始まったクリスマスほしぞらコンサート、毎年ご好評をいただいています。

今年度のクリスマスほしぞらコンサートは、中山うりさんらをお招きしての特別なひとときです。

クリスマスほしぞらコンサート告知ポスター

満天の星の下で、生演奏をお楽しみください。

中山うりさんは、プラネタリウムコンサートの経験も豊富で、今回演奏する曲は、オーソドックスなクリスマスの名曲から、ご自身の曲でNHKみんなのうたで放送された曲など、どこかで聞いたことのある曲も多いので、きっとお子様から大人の方までお楽しみいただけると思います。

観覧券は12/1から博物館受付で販売を開始しています。通常のプラネタリウム番組と同じ観覧料でご覧いただけます。

12/9現在、残席は90席程度です。コンサート当日までには売り切れになる可能性が高いので、観覧ご希望の方はどうぞお早めに観覧券を確保してくださいね。

さて、コンサートは12/16の17:00~18:00です。(17:00以降は博物館自体は閉館しますので常設展などをご覧いただくことはできません)

お帰りの時間はすでに暗くなっていると思いますので、どうぞお足もとにはお気を付けください。

それでも帰り道には、ちょっとだけ足をとめて空を見上げてみませんか?

プラネタリウムの中で聞いた星ぼしのお話を思い出すような輝きが、みなさんの頭上で瞬いているかもしれませんよ。

ぜひぜひ、そんな特別な思い出を、大切などなたかと(あるいはゆっくりと自分だけの時間として)お過ごしください!

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枯れ葉の中の卵のう(クモ)


通勤路でいつも見かけていた枯れ葉。寒くなる以前にクモが卵のうをつけた葉が残っているのだろうと、確認もせずに通り過ぎていました。
今日ふと気が付くと、昨日の強風で落ちかかっていたはずの葉が、元の位置に戻っています。

葉の内側を見ると、ヒメグモの仲間(メス)が卵のうを守っていました。
ぱっと見てカグヤヒメグモだと思ったのですが、出現期や改めて卵のうの形状を見ると、オオヒメグモのようです。
クモを捕まえてルーペで観察すればはっきりするのですが、この寒さの中、頑張っているのに、そんなことをしては気の毒だと思ってやめました。このメスは冬を越すことはありません。
オオヒメグモというのは、家の周りにも普通にいるクモですが、こういう姿を見るとなんだか特別な感慨が湧いてきます。

2018.12.5.

 

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冬芽登場!

落葉樹の葉の紅葉も終盤となり、葉の落ちた枝が目立ってきました。
そうすると、ひっそりと姿を現すのが、冬芽です。こちらは、ガマズミの冬芽です。両側に出ていた葉の片側だけ落ちています。

ガマズミの冬芽

毛に覆われた芽鱗(がりん:芽を保護するカバーの役割を持つ部分)に、冬を乗り切る決意のようなものを感じます。
こちらはムラサキシキブです。葉はすっかり落ちています。来春展開する葉がそのまま圧縮されたような冬芽です。

ムラサキシキブの冬芽

このように芽鱗に包まれていない冬芽を裸芽(らが)と呼びます。
こちらはどっしり貫禄あるニワトコの冬芽です。この中に、大きな葉と、春真っ先に咲く花も入っています。

ニワトコの冬芽

葉の芽と花の芽が別々なのは、コブシです。こちらは葉の冬芽。

コブシの冬芽(葉)

こちらが花の冬芽です。毛皮のコートのような芽鱗に包まれています。春先に白い大きな花を咲かせるので、冬芽も大きいですね。

コブシの冬芽(花)

まだまだ冬芽には譲れないと、黄葉した葉を付けているのはサンショウです。

サンショウの葉の黄葉

冬芽は、じつは冬だけ見られるものではありません。植物学の用語では休眠芽といって、春に葉が展開するとすぐにその予備として休眠芽が形成されます。春から夏でも、強風や虫害などで葉が失われると、休眠芽が覚醒して次の葉を伸ばすしくみです。
でもやっぱり、花や果実の少ないこともあり、これからの季節は冬芽が植物観察の主役の一つです。

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学習資料展ワークショップ「チャレンジ体験」・・・多くの子どもたちの参加がありました!

現在博物館で開催中の企画展「まなべる くらべる 学習資料展」では、第1、第3日曜日に、昔のあそびなどが体験できるワークショップ「チャレンジ体験」を開催しています。
このチャレンジ体験では、博物館ボランティアの「市民学芸員」の皆さんが運営スタッフとして、活躍いただいています。

会場の特別展示室入口

会場のようす

12/2(日)も多くのお子様連れの家族が来場され、ブンブンごま、わりばし鉄砲、折り紙などに参加いただきました。
各種体験には市民学芸員の皆さんが優しく楽しく対応し、参加した子どもたちもみな目を輝かせて取り組んでいました。

大人も楽しい折り紙体験

自作のわりばし鉄砲で「ねらいをさだめて・・・発射」

また、昔ながらの雰囲気で自転車に上で行う紙芝居の実演や市民学芸員制作の「相模原ふるさといろはかるた」の大会も行われました。

紙芝居の「はじまり、はじまり~」

白熱のかるた大会

学習資料展は2/24(日)まで、チャレンジ体験は2月までの第1、第3日曜日に開催していますので、ぜひご来館いただければ幸いです。
なお、11月22日の「タウンニュース」中央区版や11月29日の朝日新聞に学習資料展の記事が掲載されていますので、ぜひご覧ください。

タウンニュース中央区版の記事はこちらです。

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迷うアマガエル

12月に入り、朝晩の気温が5度前後の日が多くなりました。
自分で体温を上げることができない“外温性動物”である両生類は、これくらいの気温が冬眠するかしないかの分かれ目となります。
先日訪れた水田近くの畑では、苗ポットの縁でひなたぼっこをするニホンアマガエルを見つけました。フチ子?フチ男?

ひなたぼっこのニホンアマガエル

朝晩は寒いけど、日中は10度を超え、日なたはさらに暖かい。なんだか、冬眠しようかどうしようか迷っているように見えますね。
こちらは、葉陰で“迷う”ニホンアマガエル。

葉陰のニホンアマガエル

地面や木の幹の上にいる時間が多いと、ニホンアマガエルは体色が黒いまだら模様入りの灰色になります。見事な保護色ですね。

見事な保護色のニホンアマガエル

葉の上でひなたぼっこをしていると、また緑色になっていきます。
そんな体色変化も、夏の間は見る見る変化していくのですが、寒い時期はとてもゆっくりです。
気温とともに体温が下がると、代謝も下がります。両生類の冬眠は、人間の睡眠とはだいぶ違って、呼吸や心拍数を下げ、生命維持に必要な最小限の代謝に保つ生理機構です。いわば、仮死状態と言えます。
当然リスクも大きくて、外敵による捕食や餓死など、二度と覚めることがないかもしれない、決死の冬越しとなります。そんなことを考えながら見るニホンアマガエルは、やっぱりどこか迷っているような表情に見えてしまいます。

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カラスウリの中には

今日(11月30日)の午前中は雲一つ無い快晴でした。相模川沿いの耕作地へ調査に行きました。

段丘崖が美しく色づいています

歩き始めてすぐ、カワセミがお出迎えしてくれました。背中のコバルトブルーを見せびらかしているかのような日の当たり方でした。

カワセミ

近くにカラスウリが実っていました。

カラスウリの果実

地面に落ちていた果実もあったので、割ってみると・・

カラスウリの果実の中味

なにやら黄色い果肉に包まれた黒いものが・・・果肉を拭き取ってみると、

果肉を拭き取ると・・

なんとカマキリの頭が!!
というのは、自然観察会の定番ネタです。これは種子で、カマキリの頭などではありません。
でも、よく似てますね!

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紅葉も中盤

このところの晴天と寒暖差で、紅葉がだいぶ色合いを増してきました。紅葉というと樹木のイメージが強いのですが、草も紅(黄)葉します。こちらはススキ原の黄葉。朝夕の、少し斜めの日差しが似合います。

いち早く赤くなったツタも、低い位置の小さな葉はこれからが本番です。

見事なグラデーションのツタ

赤と緑が隣同士で引き立てあっています。

こちらのツタははっきりした色合い

ここ何年も、キアシドクガの大発生で痛めつけられているミズキも、振り絞るように紅葉しています。

渋い色合いのミズキ

これからクライマックスとなるイチョウやコナラが色合いを増してきます。まだまだ葉っぱの色合いの変化を楽しめそうです。

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