地質学講座 初日

全4回の日程で地質学講座が始まりました。今日は、その初日です。
相模原地質研究会と県立相模原青陵高校の地球惑星科学部のメンバーがお手伝いに来てくれました。事前準備や受付などお手伝いいただきました。
0513受付
今日は室内で、事前の勉強会です。
0513講義
5月20日と6月3日は野外観察に出かけます。お天気が良くなりますように。
(地質担当学芸員 河尻)

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そろそろ、カイコの季節

博物館の駐車場の前に植えられているクワの葉が大きく開いてきました。
今年も忙しい春までもう少しです。
120513博物館13
そう、カイコの飼育です。相模原の歴史に欠かせない養蚕も、今は農業としての飼育の灯は消えてしまいました。そのぶん、博物館では来館される方に本物のカイコを見ていただこうと毎年飼育しています。
110526カイコ03S
この写真は、昨年飼育したときの、ふ化のようすです。
今年もタネ(カイコの卵)をふ化させる準備に入りました。飼育のようすは随時、またこのブログでお知らせしていきます。
(生物担当学芸員 秋山)

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講演会「江戸の暦づくり」開催しました

今日は、講演会「江戸の暦づくりと天文学‐日食はいつ起きるのか、渋川春海など天文学者たちの苦闘‐」を開催しました。
講師は、帝京平成大学教授で、元国立天文台の中村士(なかむらつこう)先生。
今まで「はやぶさ」のカメラの設計や、すばる望遠鏡での微小天体観測などをしながら、江戸時代の暦について研究をしてきたそうです。
今日は、大型連休の翌週という事もあり、どれくらいの人数の方に聞きににきていただけるか少々不安だったのですが、天文教室の参加者を含め、なんと141人もの方がいらっしゃいました。
講演は、少々難しいところもありましたが、江戸時代の学者たちがいかに苦心しながら正確な暦をつくり上げていったかという、長年の研究に裏付けられた迫力あるお話に、参加者一同聞き入っていました。(学芸班 木村)
江戸の暦づくり
江戸のいとかわ
暦の話かとおもいきや、導入は小惑星という大サービス

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春の野鳥の調査

今日は南区のさらに南部、磯部の相模川へ野鳥の調査へ行ってきました。
相模原市環境情報センター主催の自然環境観察員による調査のお手伝いでしたが、一番さわやかな季節の楽しい調査でした。
120511磯部01S
寒くもなく、暑くもなく。そして、鳥たちは囀り、美しい夏羽になっている個体も少なくありません。渡りの途中、ふつうなら山に行かなくては見られないような鳥も、堤防脇の繁みで鳴いてくれていました。たとえば、エゾムシクイ。そして、キビタキも美声を響かせていました。
これから年3回の調査を同じコースで行います。残りの2回は暑い時期と寒い時期ですが、それはそれで季節に応じたおもしろい調査になるはずです。調査に参加される観察員のみなさん、がんばってください!!
(生物担当学芸員 秋山)

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大きな黒点

今日、太陽に大きな黒点が現れていました。
日食メガネで観察してみると、肉眼でも分かるほどでした。
博物館の太陽望遠鏡で拡大した映像では、複数の黒点が群となって、見かけ上、大きな黒点となっていました。一番小さな黒点でも、地球1個分ほどの大きさです。
(白色光像)
白色光像
真っ黒な“暗部”と、その周りに見られる少し黒っぽい“半暗部”がはっきりと確認できます。
また、彩層(太陽の大気にあたる部分)をHα(エイチ・アルファ)という赤い光だけを通す特殊なフィルターを着けた望遠鏡で見ると、
(Hα像)
Hα像
フレアという爆発現象が刻々と変化する様子を確認することができました。
当館の太陽望遠鏡でとらえた太陽のすがたは、天文展示室にある大型の円形テーブルスクリーンに映し出しています。
円形テーブルスクリーン
また、同じ映像をインターネットでライブ配信sagapon tvしています。
(開館日の午前9時ごろから午後5時ごろまで)
晴天であればライブ映像を、雨天曇天時は過去に録画した映像です。
ぜひ、ご覧ください。
しばらくの間は太陽の活発な様子が見られることでしょう。
(天文担当 有本)

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学びの収穫祭に向けて

本日、5月10日午後、博物館で活動するボランティアグループの連絡調整会議を行いました。
ボランティアグループ間や博物館とのさまざまな調整や連絡を行う場なのですが、一番の議題は、秋に行われる大きなイベント「学びの収穫祭」に向けての話し合いです。
120510ボラ会議15S
このイベントは博物館の文化祭的なもので、もともとは博物館関係者の研究発表会を発端に続けられてきました。しかし昨年、市民の活動の場としてさらに充実させようと、この会議の場で産まれたすばらしい名前を掲げて再出発しました。
今年も11月17日(土)、18日(日)を中心に実施します。ボランティアグループだけでなく、昨年同様に学芸員が関わっている近隣の学校の部活動や、他館のボランティアグループなどの発表も想定されています。下の写真は、昨年のようすです。
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口頭発表のようすです(平成23年度)
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ポスター発表、展示のようすです(平成23年度)
今年も、市民と博物館が力を合わせてすばらしいイベントにしたいと考えています。
(生物担当学芸員 秋山)

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マネキグモ

さて、今回ご紹介するのは、またしても「え?どこにいるの?」系のクモです。
名前はマネキグモ。林の周りなどの低い位置で、1本の糸を張り、一番前の脚でそれをつかんで、獲物がかかるのを待っている、という変わったクモです。
名前の由来は、糸を引っ張る動作が手招きしているようだ、という事からきているようですが、何よりも一見しただけではそこにクモがいる事に気づかないような外観が特徴です。
今日は偶然にも餌がかかるところを見ることができました。
それにしてもなんで一本の糸に獲物がかかるのか、実に不思議です。(学芸班 木村)
マネキ上から
マネキグモを腹側から見たところ。どれがクモかわかりますか?
マネキ横から
横から見たところ。左が頭、右がお尻です。
マネキ糸巻
エサがかかると近づいていって、ぐるぐる巻きに!
一番前の脚で糸にぶら下がっていますが、真ん中に糸がないことに注目!
マネキ運搬
糸で巻いたエサを頭の上に掲げて運びます。
マネキこんなクモ
例によって、歩いてもらいました。こんなクモです。

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キンランの園

昨日、5月9日は市内のある緑地に野生ランの開花状況を見に行きました。
ここは地元の方が毎日毎日見守り、株をチェックしてくれている場所です。すべての株に札がつけられ、毎年の開花株数がカウントされています。
キンラン、ギンラン、ササバギンランと、ふつうは悲しいことに、人が出入りできる場所に生えていれば、咲くそばから盗掘されてしまう花たちです。でも、ここではそこかしこにたくさん咲いていました。
キンランS
こんなりっぱなキンランの株、なかなか見ることはできません!
ホタルカズラS
野生ランだけではありません。偶然見つけたホタルカズラ。これも市内ではなかなか見られなくなってしまった野草です。
地元の方の愛情によって守られ、すくすくと育つ美しい花々を見て、ほんとうに心が和みました。
カザグルマS
さて、博物館のカザグルマ、次々と開花しています。
今、咲いているのが11個、これから開花するつぼみが20個ほどあります。見頃はこれからです!!
(生物担当学芸員 秋山)

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地質調査日誌5/09 相模原市緑区名倉

5月9日水曜日。曇り。
今回も相模原市緑区名倉へ調査に出かけました。4月20日の調査と同様、石老山礫岩、上野原層、名倉玄武岩を調査しました。
今日も藪こぎからスタート。今回はかなりやっかいで、笹の藪を抜け出すのに1時間近くかかってしまいました。
藪漕ぎ0509
名倉玄武岩の露出しているところは、相変わらず小さな滝の連続です。下半分の赤くなっているところはペンキで塗ったのではなく、熱水変質によるものです。
熱水変質緑色岩
沢を登り詰めたらこんな感じでした。こちら側からアプローチした方が良かったかも…
沢頭
今日は雨が降りそうだったので早めに切り上げました。
(地質担当学芸員 河尻)

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てっしゅう、てっしゅぅーー

今日は博物館はお休みです。
でも、昨日までの企画展示の撤収作業があるのです。
さあ、がんばりましょう!!
0507撤収1
あれ、間違えた。
消防設備を点検している技術者の方たちでした....。
気を取り直して
0507撤収2
ボランティアの皆さんが大活躍。
0507撤収4
パネル類も重ねるとこれだけあります。(本当はもっとあります。)
0507撤収5
何も展示されていない展示室。がらーんとしています。
なんだかちょっと不思議な空間。
次は何が展示されるのでしょうか。楽しみにしててくださいね!
(考古担当 正)

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