本日から臨時休館となります

【休館のお知らせ】

2023年12月1日の相模原市立博物館(休館中)

相模原市立博物館は館内エレベーターの改修工事のため、本日、12月1日から来年2月29日まで休館となります。休館期間中も職員は出勤しております。電話や電子メールなどは通常どおりつながります。また、休館期間の学芸員の活動の様子などはこのブログや、SNSなどで発信してまいります。ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をいただきますようお願いします。

2023年12月1日(休館中)

【休館中に実施のイベント】(12月1日現在)
★生きものミニサロン「自然の素材だけでクリスマスリースを作ろう!」
12月10日(日)11時~11時40分

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全国野生生物保護活動発表大会

11月29日、霞が関の環境省第一会議室で、第57回全国野生生物保護活動発表大会が行われました。当館学芸員も審査員に加わっているため、アドバイザーとして参加しました。

挨拶に立った八木哲也環境副大臣

愛鳥活動の発表大会として始まり、半世紀以上に及ぶ歴史のある発表大会です。今年は光明学園相模原高校理科研究部が見事、文部科学大臣賞を受賞しました。

光明学園相模原高校理科研究部の発表

特定外来生物のクリハラリスの分布調査や、胃内容物から食性を調べる活動の様子を堂々と発表してくれました。
全国から選ばれた小学校から高校までの9校はいずれもすばらしい活動内容で、地道なフィールドワークや、近隣の学校から海外の学校にまでネットワークを広げて活動している様子が発表されました。
光明学園相模原高校のみなさんは、同じくリスの保護活動の発表をした岡山県の高校生(こちらは在来のニホンリス)と情報交換をしていました。

休憩時間には他校との交流も

国会議事堂を見下ろす会議室でプレゼンテーションをする機会というのはそうそうありません。

会場から見た国会議事堂

この発表大会は、参加されたみなさんだけでなく、後輩のみなさんにとってもこれからの活動への大きなステップになることでしょう。
(生物担当学芸員)

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【予告】12月は生きものミニサロンやります!

12月1日から2月29日まで、館内工事のために臨時休館となります。毎月恒例の生きものミニサロンも休止となりますが・・・毎年大好評をいただいているのが、12月定番企画「自然の素材だけでクリスマスリースを作ろう!」です。

昨年の様子

これが無いのは困る!という声を多数いただき、それならばということで、臨時「生きものミニサロン」として実施することにしました。曜日や時間がいつもと異なりますのでご注意ください。

12月10日(日)11時~11時40分 相模原市立博物館正面入口付近
(屋根のついているアプローチ付近)

昨年の様子

お申込み不要で、どなたでもご参加いただけます。ただし、リースの台や材料の数に限りがありますので、無くなり次第終了となります。

昨年の材料

近くなりましたら、来館時のご注意など改めてこのブログでお知らせします。
よろしくお願いします。
(生物担当学芸員)

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ワルナスビの果実

博物館近くの道を歩いていると、黄色い果実が実っていました。

ミニトマト?・・いえいえ

黄色いミニトマト?
いやいや、そっくりですが、これはトマトではありません。その証拠に、枯れかけた茎や葉がトゲだらけ。

とげがびっしりついたワルナスビ

これはワルナスビです。トマトと同じナス科なので、果実がよく似ているのも無理はありません。でも、外来種で、ソラニンという有毒成分を含みます。決して食べてはいけません。
花を見ると、ああ、これか、と思われることと思います。

ワルナスビの花(5月に撮影)

こんな果実をつけるのだから、きっとこれを食べる動物もいるのでしょう。日本国内でこれだけはびこっているので、果実も食べられているはずです。鳥?食べているところを見てみたいものです。
(生物担当学芸員)

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小雪に雪虫

11 月22日から、二十四節気の小雪(しょうせつ)です。雨が雪へと変わる頃ということで、今朝、博物館の敷地内で雪虫が飛んでいるのを見ました。

11月22日朝に飛んでいた雪虫

たびたびこのブログでもお伝えしている定番の昆虫ですが、今年は北海道で雪虫が大発生したというニュースもありました。しかし、博物館周辺でも毎年11月初旬に飛んでいる雪虫がなかなか飛びませんでした。秋の前半に気温が高かったせいかと思いましたが、やはり朝の気温がぐっと下がると出てきますね。

ふわふわと飛ぶ姿は季節の風物です

ところで雪虫の正体は、アブラムシの有翅形(ゆうしけい)です。北海道の雪虫と関東地方の雪虫は種類が異なりますし、博物館周辺でも、少なくとも2種類以上の雪虫がいます。上の写真のタイプは腹部のモサモサの白い毛が長めのタイプです。腹部だけでなく、胸部背面にも短い毛が生えています。

雪虫(長毛タイプ)

これに対して、例年11月初旬に発生しているのは毛が短い、短毛タイプです。胸部に毛はありません。

毛が短いタイプの雪虫(昨年の写真)

今年は短毛タイプが飛んでいるのを見た記憶がありません。短毛タイプの発生が極端に少なかったのか、気づきませんでした。
アブラムシの分類は非常に難しくて未解明のことが多く、短毛、長毛などとざっくり分けていますが、それらの中にもまた複数の種類が含まれているはずです。身近な生きものたちのことでも、まだまだわからないことだらけです。
(生物担当学芸員)

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テイカカズラの恐怖

先日、木性つる植物のフジの恐怖についてこのブログに掲載しました。今回は、同じく木性のつる植物であるテイカカズラについて紹介します。
11月21日、博物館お隣の樹林地を歩いていると、地面にこんなものが落ちていました。

テイカカズラの果実

テイカカズラの綿毛と果実です。ふんわりとした綿毛は立派で、かなりの滞空時間で空中を漂うことができます。

テイカカズラの果実

テイカカズラといえば、初夏に咲く花は風車(かざぐるま)を連想させるかわいらしい花で、付近に甘い香りを漂わせます。

テイカカズラの花(6月に撮影)

・・と、ここまではなかなか風流な植物なのですが、果実が落ちていた付近のテイカカズラは、こんなふうに茂っています。

枯れたミズキにとりついたテイカカズラ つる植物のお化けのようです

枯れかかって枝が落ち、日差しが地面まで届くようになった木の幹を、一気に登って葉を茂らせています。この木はかれこれ3年以上、このような状態でテイカカズラに覆われています。すでに木は枯れているので、遠からずテイカカズラの重みで倒れるでしょう。
テイカカズラは、このような好条件でつるを上へと伸ばせるチャンスが訪れるまでは、地面をはっておとなしく葉を茂らせ、虎視眈々とチャンスを待っています。

地面でおとなしくつるをはわせるテイカカズラ

日差しを十分に受け取れるようになると、風車のようなかわいらしい花を大量に咲かせて、綿毛のついた果実を飛ばします。
「恐怖」とタイトルにつけてしまいましたが、じつは、つる植物のこうした生態は、植物のダイナミックな一面を感じられてとても好きです。
(生物担当学芸員)

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【学びの収穫祭】2日目も大盛況のうちに閉幕しました。

11月19日(日)、前日に引き続き令和5年度の学びの収穫祭2日目を開催しました。
この日は、3団体によるワークショップ、学芸員講演会、また、現在開催中の学習資料展「子どもの遊び いま・むかし」の関連イベントもお祭りの一環として行いました。その様子を紹介します。

まずは、学習資料展関連イベントの「ぶんぶんゴマで遊ぼう!」と「冬の居間のジオラマで写真撮影」から。

賑わっています。

ぶんぶんゴマ、上手に回せました。

タイムスリップしたような気分を味わえました。(ネコはぬいぐるみです。)

学習資料展の開催当初から行ってきた当館の博物館ボランティア「市民学芸員」による関連イベントも、今回の会期中はこの日がラストでした。ご家族で来館された方を中心に、ぶんぶんゴマや記念撮影をお楽しみいただけたようです。

続いて、ワークショップの様子を紹介します。相模原市立博物館天文クラブ(SMAC)、相模原縄文研究会、相模原植物調査会の3つの団体がそれぞれ趣向を凝らしたワークショップを行いました。

昼間の星空観望会(SMAC)

天体観測室内の様子。

土器の模様を写しとろう!(相模原縄文研究会)

USBデジタル顕微鏡を生物顕微鏡として使ってみよう(相模原植物調査会)

普段の博物館イベントとは一味違った内容に、皆さん興味津々で参加されていました。

学芸員講演会の様子。

こちらは、当館天文学芸員による講演会「どうして空は青いのか?~身近な気象と観天望気~」の一幕です。
「観天望気」とは、様々な自然現象などから天気の変化を予測することで、広義には「ツバメが低く飛ぶと雨」といった言い伝えも観天望気の一種です。
講師を務めた田子学芸員は気象予報士の資格を活かし、空の様子から天気の変化に気づくためのポイントなど、身近ですぐに役立つ知識を紹介してくれました。講演をお聞きになった方は、雲の様子を観察することで急な大雨に濡れてしまう心配が少なくなったかもしれませんね。

たくさんの方にご来場いただきました。

講演後は質疑応答も。

今年もたくさんの学びが実り、大収穫の2日間になりました。
学びの収穫祭にご参加いただいた方、ご来場くださった方、本当にありがとうございました。ここでの収穫を皆さまの今後の学びに繋げ、さらに次回以降の学びの収穫祭で成果発表いただければ幸いです。
なお、展示発表は休館直前の11月30日(木)まで行っています。ご覧になっていない方やもう一度ご覧になりたい方はまだ間に合いますので、展示期間中にどうぞお越しください!

(歴史担当学芸員)

※写真は全てご了承のもとブログに掲載しています。

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【学びの収穫祭】実りある1日目となりました。

11月18日(土)、今朝のブログでもお知らせしたとおり、今年度の学びの収穫祭が開幕しました。
本日は、個人・団体合わせて31件の展示発表のスタート、11組の発表者の皆さんによる口頭発表、当館と連携の覚書を締結している麻布大学いのちの博物館の展示解説サークル「ミュゼット」による生きものミニサロン特別版など、盛りだくさんの1日となりました。大変賑わった初日の様子を紹介したいと思います。

見慣れた博物館のアプローチも学びの収穫祭仕様に衣替え。

まずは口頭発表の一幕です。会場は満席、一時立ち見が出るほどたくさんの方にお越しいただきました。会場の熱気に包まれながら、発表者の皆さんはそれを超える熱量で発表をやり遂げてくださりました。

超満員の盛り上がりです。

ペットボトルロケットの実物を用いた説明中。

発表者と質問者による応答から、新たな視点や研究のアイディアが生まれる場面も。普段活動しているフィールドを超えての交流となったことから、お互いにとって良い刺激になったようです。

質疑応答も活発に行われました。

続いては、展示発表のコアタイムとワークショップの様子です。コロナ禍で長らくお休みしていましたが、完全復活した今年はご覧のとおり大盛況でした。

発表者が解説しています。

土器の拓本、上手にできたよ!

麻布大学いのちの博物館の展示解説サークル「ミュゼット」による「生きものミニサロン特別版」では、たくさんの方に楽しみながら生きものに親しんでいただきました。

骨のパズルに挑戦!

大きくて重い!何の動物の骨かな?

今年は新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行してから初めて開催する学びの収穫祭のため、口頭発表後の情報交換会も久々に行うことができました。
口頭発表の限られた時間だけじゃ足りない!と、終了後にも関わらずたくさんの方にご参加いただきました。

皆さんでテーブルを囲んで…

たくさんの学びの成果が広がり、実りある1日目となりました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
学びの収穫祭はまだまだ続きます。2日目となる明日は、午後2時から当館天文担当学芸員で気象予報士の田子学芸員による講演会「どうして空は青いのか?~身近な気象と観天望気~」や、発表グループによるワークショップ(個別の実施時間はこちらをご確認ください。)を予定しています。どうぞお楽しみに!

(歴史担当学芸員)

※写真は全てご了承のもとブログに掲載しています。

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学びの収穫祭始まります!!

毎年恒例、博物館を拠点に活動するボランティアグループ、学芸員が活動に関わる学校の部活動、市民団体などが日ごろの調査研究、活動成果を発表する「学びの収穫祭」を11月18日と19日の2日間にわたり開催します。

エントランスは展示発表

発表は、ポスター発表や展示、ワークショップなどの展示発表と、

ずらりと並ぶポスター発表

ところ狭しとポスターが並びます

本日10時から開始の口頭発表会と19日14時からの学芸員の講演会は地階の大会議室で、

間もなく始まる口頭発表会

昨年に引き続き、最年少の発表者であるご近所の保育園、大野村いつきの保育園も!

大野村いつきの保育園の展示発表

どなたでもご参加いただけます。

本剥製や骨格標本も!

麻布大学いのちの博物館の展示解説サークル「ミュゼット」による出張展示解説は、毎月恒例の「生きものミニサロン特別版」として本日実施しています!

ぜひお立ち寄りください!

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山城を掘る~津久井城跡の現地説明会を行います。~

神奈川県立津久井湖城山公園は、小田原北条氏に与(くみ)した内藤氏が城主を務める山城でした。

この津久井城跡がどのような山城なのか、相模原市教育委員会文化財保護課、市立博物館、(公財)神奈川県公園協会とそれぞれに所属する市民ボランティアにより、市民協働調査の一環として、毎年発掘調査を行っています。

今年は11月7日から城坂曲輪群(しろさかくるわぐん)7号曲輪の発掘調査を行っています。

7号曲輪は山裾近くに位置します

7号曲輪は城坂曲輪群の東に位置しており、現況は南西へ延びる緩斜面です。南に広がる5号曲輪では16世紀後半の池跡がある庭園遺構が確認されています。

西から5、6、7曲輪(赤枠の①~③が今年度の調査区)

 

7号曲輪の発掘調査は昨年度から始めており、地山(じやま)である関東ローム層を急角度に削った段切りや、人為的に平場を作り出した造成面が見つかっています。土器を中心とする遺物も出土しており、16世紀後半には、津久井城の曲輪として使われていたと考えられます。

関東ローム層(地山)を急角度に削平した段切り

平場を造成しています

 

今年度は昨年度と直行する調査区を3ヶ所設定し、中世の造成面の広がりを確認します。

7号曲輪(北西から)

①の様子(南東から)

手前が②調査区、奥が③調査区(北西から)

③調査区の様子(北西から)

昨年度に確認された造成面があるのか、慎重に発掘調査を進めています。

発掘調査の成果を広くお知らせするために、11月23日(木・祝)に現地説明会を行います。発掘現場の見学は午前10時~午後2時まで可能で、調査員による現地解説は午前11時、午後1時30分から行います。
過去の5号曲輪の成果や7号曲輪の様子、さらには出土した土器なども展示・解説しますので、ぜひお越しください。

※この現地説明会は「宝ヶ峰の里まつり」と同時開催です。そのため駐車場が大変混み合いますので、公共交通機関にてお越しください。また当日は花の苑地第2駐車場からシャトルタクシーを運行しております。
(考古担当学芸員)

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