昆虫学講座「昆虫採集・標本作成入門」を開講します!

※一部の誤記とリンクを修正しました。(9/1 16:15)
今秋、「昆虫採集・標本作成入門」を開講します。
昆虫の採集と標本作成を実際に体験しながら昆虫について学ぶ内容です。

昆虫採集※イメージ

標本作成※イメージ

日程は、10月5日(日)と11月9日(日)の全2回と、任意参加の予備日1日(11月19日(日))です。
※任意参加日は、11月9日に標本作成が終わらなかった場合の続きのために設けています。

対象は15歳以上で、原則として10/5(日)と11/9(日)の2日間に全回参加できる方に限ります。
申込は、当館HPの「昆虫学講座」ページ内の専用申込フォームで、9月2日(火)午前9時30分〜9月15日(月)午後11時59分に受け付けます。
定員は10名です。応募者多数の場合抽選を行い、9月29日(金)までにメールで結果をご連絡します。
ふるってお申し込みください!
(動物担当学芸員)

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秋花粉始まりました!

8月29日、前日夕方からなんとなく涼し気な風が吹いていて、この日の朝も少し暑さが和らぎました。二十四節気の処暑(8月23日)を過ぎても猛暑続きでしたが、ようやく秋めいた空気を感じられました(まだ暑さがぶり返しそうですが・・)。
さて、そうなると植物の世界は本格的に秋へ移行します。秋咲きの花の中で、花粉を風に乗せて媒介させる、いわゆる“秋花粉”の植物も開花しています。その代表格が外来種のオオブタクサです。

オオブタクサ

博物館周辺でも3メートルくらいまで背を伸ばしたオオブタクサが、たくさんの花が咲いています。また、在来種のカナムグラも同じく秋花粉の植物で、咲き出しています。

カナムグラ

いずれも花粉症のアレルゲン(原因植物)です。春の花粉ほど大量の花粉を広範囲に風に乗せるわけではないのですが、なにしろ住宅地の中に普通に生育しています。アレルゲンがより身近にあるので、じゅうぶん注意が必要です。
秋花粉の植物だけではなく、真夏から秋にかけて咲く花も咲いています。こちらはクレマチスの一種である、コボタンヅルです。博物館の駐車場のフェンスでも咲いています。

コボタンヅル

このように、花弁が目立つ花は虫に花粉を運ばせるので、花粉が風に乗ることはありません。つまり、花粉症の原因植物にはなりえません。こちらも同じ仲間のセンニンソウです。

センニンソウ

あと2週間くらいすると、ヒガンバナが咲き出すでしょう。植物の季節は進んでいきます。
(生物担当学芸員)

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地質分野実習 ~野外調査編~

こんにちは!令和7年度の地質分野の実習生です。

8月27日に相模原市南区の古淵〜町田市鶴川にかけて、境川と鶴見川周辺の地形と地質の調査を行いました。

それぞれ異なる成り立ちを持った地層があり、その違いを観察しながら、ローム層や泥岩(でいがん)の資料を採取しました。

 

まず初めに訪れたのは境川の近く、古淵鵜野森(こぶちうのもり)公園の関東ローム層が露出している断崖です。

ここでは箱根の火山が噴火した際に降ってきた軽石の層を見ることができます。

画像中央部の少し黄色がかった部分が箱根東京軽石の層です。

軽石とその上下のローム層を採取しました。

 

その後境川から鶴川の鶴見川へ移動し、三輪白坂横穴群(みわしらさかよこあなぐん)に訪れました。

ここでは泥岩をくり抜いた古墳時代のお墓が見られます。

そこから歩いて、横浜市と町田市の境に近い山谷の切り通しで、地層の観察を行いました。

見上げるほど高い断崖では、様々な種類の地層が入り混じる特徴的な様子が見られます。

中でも、一同が興味を持ったのは、縞状に出っ張った層です。

近くでよく見ると、白くて細かい模様が大量にあるのがわかります。

生き物がいた痕跡の可能性があるとのことです。

 

身近な街の中で、こうした特徴的な地形や地層が見られるなんて驚きですね!

今回実習生が採取した様々な資料は、博物館で展示予定となっていますので、ぜひみなさんご覧ください!

(地質分野 実習生)

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分野別実習 最終日 ミニ展示完成です!

こんにちは、生物分野の実習生です!
本日で実習最終日のためミニ展示の設置を目指して作業していきます。

ミニ展示で使うオリジナルキャラクターの作成とパネルの最終確認を行いました。

最終仕上げです!

内容が決まったのでパネル制作にうつります。
断面が綺麗になるように3回にわけて切り、貼る際も空気が入らないように慎重に行いました。

うまく切れるかな…

ミニ展示で使用する準備が終わったので、設置をしていきます。
水平や平行に気をつけながら釘とトンカチで貼り付けました。

パネルを打ち付けます

標本箱の紹介パネル

今回のミニ展示は【チョウの忍法】です。
特別展示室で展示中なので見に来て下さい~
(生物分野実習生)

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生物分野実習5日目 ミニ展示企画にむけて

前回は、自分たちで企画を作り、運営した生きものミニサロンを無事に終え、今回からミニ展示企画に向けて動き始めました。
それぞれ作業や役割を分担して協力をしながらパネル作成に取り組みました。

作戦会議の様子

午後には分野別実習初日に採集した標本の作製の仕上げを行いました。
ここでは乾燥した虫を台紙に貼り付けたり、昆虫針に刺さった虫の高さを調整します。
一歩間違えれば足がポロリ…いざ、慎重に…

おそるおそる…

いくつか足が取れてしまいましたが、直したり台紙にくっつけたりと、臨機応変に対応できたと思います。

納得の出来

明日はいよいよ実習最終日です。悔いの無いように企画展示のパネル製作に専念していきたいと思います。
(生物分野実習生)

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2025年度 歴史分野 博物館実習~資料整理を行いました~

こんにちは!歴史分野の実習生です。
8月24日の分野別実習3日目では、目録作成などの資料整理を行いました。

午前中は、特別収蔵庫から資料を運び込みました。そして、資料整理員から手順の説明していただきました。
一般的な歴史資料整理の大まかな流れとして、事前調査→受入→整理→目録作成の手順で行い、この実習で私たちは目録作成を担当しました!

説明を受けている様子

資料整理員からの説明後は、博物館に寄贈された実際の資料を扱って作業を行いました。

教えていただいている様子

作業に取り組んでいる様子

午前に引き続き、午後も作業に取り組みました。
最初はくずし字を読むのがとても難しく感じましたが、教えていただくごとに少しずつ読めるようになって楽しく感じました。
また、私たちはおよそ30件の資料に取り組みましたが、まだまだ整理できていない膨大な資料があると聞き、大変だと思いました。
年代が進めばその分現代の文体に近づくと思っていましたが、明治から昭和にかけての資料を扱う中で、決して新しければ現代の文体に近いわけではないことが印象に残りました。

次の実習からは展示制作に取り掛かるので、頑張りたいと思います!

(2025年度 歴史分野実習生)

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スズメは肉食?

ちょっと目を引くタイトルにしようと「肉食?」と書いてしまいましたが、結論から言うと、スズメは「雑食」です。
なぜこんなタイトルにしたかというと、8月26日、市内でこんな写真が撮れたからです。

カメムシをつかまえたスズメ

スズメが植込みにサッと入っていったので、何をしているのかと見ていると、中から飛び出したかと思ったら口に何かをくわえていました。カメムシに見えたので、早速、カメムシ類が専門の当館の動物担当学芸員へ問い合わせたところ、「ホオヅキカメムシではないか」とのことでした。
スズメは手慣れた様子でくわえなおして、そのまま飲みこんでいました。

あっさりと飲み込んでいました

躊躇なく植込みへ入っていったところを見ると、普段からこうしてここで昆虫などを捕食しているのでしょう。
スズメは収穫前のイネを食べる、というイメージが昔から強く持たれています。たしかに、秋の一時期には水田地帯へ大群で押し寄せてイネを食害しますし、秋から冬は地面に落ちた雑草の種子などを中心に食べています。しかし、春から夏はむしろ、こうしてイモムシや蛾の仲間、小さなコウチュウ類など昆虫類、クモ類などをよく食べています。
スズメはイネが主食なのではなく、「雑食」なのです!
(生物担当学芸員)

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生物分野実習4日目 生きものミニサロン本番!

こんにちは、生物分野の実習生です。
今日は待ちに待った生きものミニサロン【じぶんだけのパッチン虫をつくろう!】の開催日です!
内容は、パッチン虫=コメツキムシの動きを真似した工作をする、という企画です。

10分ほど前に看板前に集まり呼び込みをしていきます。
いっぱい人が集まってうれしい気持ちと失敗したらどうしようと緊張しています。

開始を待つ参加者の皆さん

いよいよ始まりました。
クイズを出したのですがみんな参加してくれてよかった!

3択クイズです

相模原市内にいるコメツキムシの標本をみせたところ食いつくようにみていただけて、興味津々でうれしいです。

虫めがねで観察

工作をしていきます。
自分好みにデコレーションしていきます。
カラフルなコメツキムシがいっぱいできました。

色を塗りました

工作を終え、みんなで飛ばしていきます。
飛びました!

おおきく、「パッチン!」

本日は一回目二回目合わせて約40名と多くの方にお越しいただきました。
ご参加ありがとうございました!
(生物分野実習生)

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考古分野 実習1・2日目(体験イベント開催しました!)

こんにちは!!考古分野の実習生です。

石器づくり実演

1日目の8月22日は、エントランスで石器づくり実演を行いました。
石や鹿のツノを使って黒曜石(こくようせき)を打つたびに、カーンと気持ちの良い高い音が鳴ります!
101名の方にみていだだき、世代を問わずたくさんの方に興味をもっていただけました。

2日目の8月23日には、エントランスで土器×2タッチを行いました!

土器×2タッチ準備中!ドキ×2

細心の注意を払い、土器を準備しました。
たくさんの方々に来ていただけるか、内心ドキドキでいざ開幕!

子どもたちも興味津々!!

231名の方に実際の縄文土器などに触れていただきました!
見るだけではわからない、土器の重さや質感を体感していただけたと思います。
楽しんでいただけたようで、ホッとしました!
(考古分野実習生)

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処暑ですが・・

8月23日は二十四節気の処暑でした。処暑とは、暑さがやわらぎ、朝晩は涼しくなるころ・・という意味なのですが、まだまだ暑いですね。
そんな中、生物分野の博物館実習生は「生きものミニサロン」で使う昆虫を、汗水流しながら探していました。後ろからそんな姿を眺めていたら、エノキの葉の上にイモムシを見つけました。

葉の上にいますが、保護色のためうっかりすると見過ごしてしまいます

アカボシゴマダラの幼虫です。特定外来生物なので喜んではいられないのですが・・このイモムシ、どうしようもなくかわいいのです。風が吹いて葉が揺れると、頭を持ち上げました。

頭を持ち上げたところ

思わず、写真を撮って喜んでしまいました。
ちなみに成虫は大型のチョウです。

アカボシゴマダラの成虫

このところ、博物館周辺では一番たくさん飛んでいるかもしれません。外来種問題を象徴するような困った存在ですが、その原因を作ってしまったのは人間です。アカボシゴマダラはただ、そこで懸命に生きているだけです。
そんなことを考えるとちょっと複雑な気持ちになりますが、ふと見たら、在来種のチョウも飛んできました。アオスジアゲハです。

アオスジアゲハ(在来種)

外来種でも在来種でも、やっぱり生きものを見ると嬉しいのが、正直な気持ちです。それは忘れずに、観察していきたいと思います。
(生物担当学芸員)

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