今年も野生生物との共生の会によるワークショップ「相模原で捕獲されたシカの革でキーホルダーをつくろう」を実施します。今年はなんと、2日間!

色とりどりのキーホルダー
7月28日(火)、29日(水)
午前9時40分~午後3時(1回の所要時間は約20分)
場所 1階エントランス
参加費 100円 先着150名様(各回ごとに整理券を配布します)

昨年の様子はこちらをご覧ください。
たくさんの方のご参加をお待ちしています!
(博物館長・学芸員)
今年も野生生物との共生の会によるワークショップ「相模原で捕獲されたシカの革でキーホルダーをつくろう」を実施します。今年はなんと、2日間!

色とりどりのキーホルダー
7月28日(火)、29日(水)
午前9時40分~午後3時(1回の所要時間は約20分)
場所 1階エントランス
参加費 100円 先着150名様(各回ごとに整理券を配布します)

昨年の様子はこちらをご覧ください。
たくさんの方のご参加をお待ちしています!
(博物館長・学芸員)
市内のセミの鳴き声の鳴きはじめを記録しています。博物館周辺では、ニイニイゼミが7月9日でした。アブラゼミはちょうど梅雨が明ける頃に鳴き始めますが、今年は少し遅れて7月24日に鳴き声と抜けがらを確認しました。

アブラゼミの抜けがら

アブラゼミ(成虫)
同じ24日の夕方、ヒグラシの鳴き声も確認しました。
さらに25日には、市内南区の段丘崖(だんきゅうがい)でミンミンゼミの声も聴きました。まだ本調子ではないようで、ささやき程度の鳴き方でした。
あとは8月に入ってからツクツクボウシが鳴き出したら、そろい踏みです。
セミではありませんが、抜けがらの写真を撮っていた時にワルナスビにいたニジュウヤホシテントウです。

ニジュウヤホシテントウ
夏本番、虫たちも活発に動いています。
(博物館長・学芸員)
猛暑の中、つる植物のクズは旺盛な生命力を見せつけてるようにつるを伸ばし、葉を広げています。花も咲き出しています。

クズの花
花の写真を撮影していると、葉の裏で小さな黒いものが動いています。

くわえているのは、カゲロウ類のようです
カゲロウの仲間を捕まえたアリに見えますが・・いやいや、騙されてはいけません。ふと顔を上げたところの写真をアップすると・・

この顔は・・
この顔はまぎれもなく、ハエトリグモの仲間です。その名も、アリグモ。2枚目の写真では昆虫の鉄則である6本脚にみえるのですが、触覚のように見えているのは一番前の1対の脚で、実際にまるで触覚のように動かしながら歩き回ります(3枚目の写真では顔を上げたので脚であることがバレています)。それにしても、名実ともに見事なアリへの擬態です。
擬態と言えば、近くにヨツスジトラカミキリもとまっていました。

ヨツスジトラカミキリ
こちらは見てのとおり、ハチ(アシナガバチ)への擬態です。この擬態は人間に対してとても効果的です。というのも、観察会などでヨツスジトラカミキリが出現すると、まず間違いなく参加者のみなさんが怖がって後ずさりします。優れた擬態の証拠ですが、本当の目的は天敵からの防御のはずですね。
(博物館長・学芸員)
毎年、当館では夏休みにクイズラリーを開催しています。
これは当館ボランティアグループの市民学芸員が主体になって取り組んでいるものです。
今年は7月31日(金)、8月1日(土)、2日(日)に行います。
時間は午前10時から午後4時まで。エントランスで受付しています。
全部答えたら景品がもらえますので、どんどんチャレンジしてください!


クイズラリーのほかに、岩石かあさんによるパフォーマンス「相模原台地ができるまで」を8月1日(土)の11:10、12:20、13:40、15:10の各回で行います。
こちらもお見逃しなく!!

色々なクイズに挑戦し、夏休みの思い出を作りませんか?ぜひご参加ください!
(担当学芸員)
夏休みと共に始まった連日の猛暑の中、博物館内は涼しく過ごせるので、多くの来館者をお迎えしています。
夕方、暑さが少し和らいだころを見計らって、お隣の樹林地に設置しているセンサーカメラのメンテナンスに行きました。覚悟はしていたのですが、やはり蚊の猛襲にあいました。虫除けはつけていましたが、つけそこねたのであろう、わずかな隙間を狙って蚊が刺してきます。追い払おうとして、ふと「ヒトスジシマカの写真って撮ったことあったけ?」と頭をよぎりました。少なくとも、その時持っていた高精細のカメラで撮った記憶が無かったため、撮影することにしました。刺した直後の写真です。

ヒトスジシマカ 刺した直後
しばらく見ていると、見る見るお腹が赤く膨らんでいきます。下の写真は、上の写真の45秒後です。

同じ個体 45秒後にはお腹が吸った血で膨らんでいます
ヒトスジシマカは、いわゆる“ヤブ蚊”の代表的な種類です。さまざまな伝染病を媒介するため、世界の侵略的外来種ワースト100に指定されています。現在の日本では今のところ深刻な伝染病を媒介することはありませんが、場所が場所なら、こんなのんきな撮影をしている場合ではありません。
血を吸ったメスは血を栄養にして産卵するため、せっかくモデルになってくれましたが、飛び立つ前にバチンとさせていただきました。
(博物館長・学芸員)
7月18日、博物館の実習実験室に「さがみホネホネ団(さがホネ団)」のメンバー有志が集まりました。みなさんの視線の先には、フクロウ科のオオコノハズクの検体が・・

20人ほどのメンバーが集まりました(中央がMさん)
標本(仮剥製:かりはくせい)を作製しているのは、標本士のMさんです。Mさんはドイツの剥製作製の専門学校で学び、今もドイツ国内の自然史博物館で標本技術者として働いています。じつは、Mさんが日本で活動していた2010年代半ばに、定期的に当館で鳥獣の剥製や骨格標本を作ってもらっていました。そんな縁もあり、このようなワークショップを一時帰国のたびに実施しています。
こだわりのポイントを解説してもらいながら、プロの技を目の当たりにできる得難い機会です。さがホネ団のみなさんの質問にも丁寧に答えてくれました。終了後の記念撮影です。

終了後の記念写真
完成したオオコノハズクの仮剥製は、私たちが普段作るものとはレベルがまったく異なります。生きた状態の姿勢をつけていないことと義眼を入れていないこと以外は、ほぼ本剥製と同じです。

おなかの模様も生きている状態のように整えられています
おおいに刺激を受けたさがホネ団のみなさん、次の標本作製時にこの経験を生かせることでしょう。
(博物館長・学芸員)
7月27日(月)は「市役所こどもデー」です!


このイベントは、未就学児や小学生を対象として、市役所本庁舎や消防指令センターなどで遊びの場や市の取組について楽しみながら学んでいただけるブースを出展します。
市役所こどもデーのページはこちら
博物館からは市内出土の縄文土器や石器をもっていきますので、ぜひさわってみてください。

メガネのような飾りがついています。

不思議な形がいっぱいです。
場所は市役所第2別館の3階で、時間は10時から16時までです。土器をさわる体験は参加費無料です。皆様のご参加をお待ちしております。
(考古担当学芸員)
7月19日、15名ほどのみなさんが実習実験室で熱心に顕微鏡観察をしています。

みなさんで顕微鏡観察
これは、エコパークさがみはらが主催する相模原市自然環境観察員制度の全体テーマ調査 の一環で実施している「タンポポの花粉による同定作業」の様子です。
同制度は毎年テーマを決めて全市的な自然調べを実施しており、今年のテーマは4月にこのブログでも紹介した「タンポポの分布調査」です。春に野外調査を行い、その時に採集した花の試料から花粉をとって顕微鏡で観察しています。

細かい作業です
現在、野外で見られるタンポポのほとんどは外来種のセイヨウタンポポ、あるいは在来種との雑種タンポポなのですが、土地利用の安定した場所などには在来種のカントウタンポポが分布しています。その分布の最新状況を把握するのがタンポポ調査の目的です。しかし、雑種タンポポの中には外見上、カントウタンポポによく似たものが含まれるため、花粉で同定するのがこの作業です。カントウタンポポの花粉は粒ぞろいです。

カントウタンポポの花粉 粒の大きさが揃っています
セイヨウタンポポ、あるいは雑種タンポポの花粉は、粒の大きさが不ぞろいです。

雑種タンポポの花粉 粒の大きさが不ぞろいです
最初はこの微妙な違いを見分けるのが難しいのですが、慣れてくるとみなさん自信をもって見分けていきます。それでも迷うものがあると、みなさんで、ああでもないこうでもないとディスカッションしながら決めていきます。そんなやりとりも楽しみながらワイワイと進めていました。
タンポポだけでは飽きてしまうので、駐車場から採ってきたユウゲショウの花粉を見てもらいました。

タンポポと比べと大きくて三角形の、ユウゲショウの花粉
「テトラポットだ!」との声も。
午後の作業はどんどんと効率が上がり、この日だけで全体の半数以上の試料を同定できました。試料は全部で400個以上あるので、この作業はもう1回実施します。今年のタンポポ調査の結果は秋以降に明らかになりますが、こうした室内作業を経て得られる結果です。どんな結果になるのか楽しみですね!
(博物館長・学芸員)
7月18日、毎月恒例の生きものミニサロンを実施しました。今回のテーマは「昆虫レストラン ヤブカラシの観察」です。夏の強勢な雑草として嫌われがちなつる植物、ヤブカラシですが、自然観察の題材の宝庫です。暑さ対策をしつつ、駐車場へ出ます。
ちょうど今、たくさん咲いているヤブカラシの花には、オレンジとピンクの2色があります。小さな花なので、ルーペでみなさんに観察してもらいました。

ヤブカラシの花

大人も夢中で観察してくれました
まず最初の写真にあるように、緑色の4枚の花弁とおしべがついた花に注目してもらいました。じつはこの花の寿命は短くて、朝開花すると、お昼以降には花弁とおしべが脱落してしまいます。ミニサロンの時間はちょうど落ち始めるくらいなので、いろいろな状態の花を見られます。そして、最初オレンジ色で蜜をたくさん出していた花が、時間がたつと乾いてピンク色になります。色の様子から私たちは「金平糖(こんぺいとう)カラー」と呼んでいます。
花をひとしきり観察した後は、巻きひげです。ヤブカラシの巻きひげはコイル状になっていますが、よく見るとコイルの中央で、回転の向きが変わります。

中央で巻の向きが変わります

巻きひげもしっかり観察
これは、最初巻きひげがまっすぐ伸びて先端付近が何かに巻き付くと、先端と付け根の両側から向かい合わせの向きで巻き始めます。そのため、中央付近で逆回転になったように見えるのです。
そんなマニアックな観察をした後は、みんな大好きな猫じゃらし(エノコログサ)も観察しました。身近に見られる4種類のエノコログサのうち、今の季節の駐車場にはムラサキエノコロとエノコログサの2種類が見られます。観察シートに貼りつけて、残りの2種類はご自身で探して貼っていただくことにしました。

エノコログサ観察シートに実物を貼り付け
途中、目ざとく参加者のお子さんがナワシロイチゴの果実を見つけました。

ナワシロイチゴの果実を見つけました!
味わってもらうと「すっぱーい!」。でも、ワイルドな味はきっと思い出に残るはずです。熱い中でも風が少しあったせいか、安全に楽しく実施できました。
次回は博物館実習の大学生が企画、運営を行う予定です。その関係で8月については、第4週の8月24日(土)12時からと、14時40分からの2回実施します。お楽しみに!
(博物館長・学芸員)
7月16日(木)、プラネタリウムのリニューアル1周年記念イベントを開催しました。平日にも関わらず、関係者を含め160人の方にご参加いただき、1周年を盛大に祝いました。
市長あいさつ、来賓紹介の後、JAXAの吉川真さんによる記念講演会「はやぶさ2#から考える地球防衛最前線~プラネタリーディフェンスとは」が行われ、天体の地球衝突問題に対するプラネタリーディフェンスの最新情報のほか、つい先日大きな話題となった小惑星探査機「はやぶさ2」による小惑星「トリフネ」フライバイについてお話しいただきました。

本村市長あいさつ

吉川真さんの記念講演
続いて行われたネーミングライツによるプラネタリウムの愛称発表では、参加者が固唾を飲んで見守る中、スクリーンに愛称「きらぼし銀河プラネタリウム」が映し出されると、ドーム内はプラネタリウムの新たなスタートを祝福する大きな拍手で包まれました。
ネーミングライツのスポンサーである株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループの渡邊壽信代表取締役社長のごあいさつでは、ネーミングライツを通じたプラネタリウムや市の魅力向上への思いが語られました。

愛称「きらぼし銀河プラネタリウム」の発表

渡邊代表取締役社長によるごあいさつ
イベントの締めくくりは、リニューアルオープン番組「新たなる光 RE:UNIVERSE」のリバイバル投影です。会場の皆様に10億個の星々と8K映像が映し出す星空の美しさを改めて感じていただきました。
本市では、リニューアル1周年記念の関連イベントとして、11月15日(日)まで、体験型謎解きイベント「さがみはら星空探査隊」を開催しています。館内でも配布している「謎解き冊子」と自身のスマートフォンで楽しめる体験イベントで、先着でオリジナルピンバッジのプレゼントもあります。ぜひ、ご参加ください(詳しくはこちら)。

館内エントランスで配布中の「謎解き冊子」
(考古担当学芸員・学芸班総括)